Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

銚子電鉄の2001Fによる迎光号

$
0
0





今月(1月)3日は、銚子駅で、銚子電鉄の2000形2001F(元京王2010系→伊予鉄道800系、緑色の京王グリーン車塗装)による迎光ヘッドマーク付き電車を撮影しました。

この日は、緑色の2001Fが定期列車に使われ、オレンジ色の1001号車が臨時列車に使われていたけど、前者の2001Fのデハ2001号車には、京王時代を彷彿とさせる姿ということで、迎光ヘッドマークが付いていました。

本家の京王線では、TAKAO(高尾)となっているけど、銚子電鉄では、INUBOSAKI(犬吠埼)と書かれていたので、犬吠埼が本州で一番早い初日の出の名所であることがアピールされています。

京王れーるランド(多摩動物公園駅前)にある同型車の2010系2015号車のほうは、今年が2015年ということで話題となっているし。

2001Fで変化したことは、塗り替えにより前面の2001の表示が塗り潰されていたことです。

この車両は、1962(昭和37)年に、京王帝都電鉄のデハ2070号車として、日立製作所で製造され、1984(昭和59)年に伊予鉄道の鉄道線(愛媛県)にモハ822号車として譲渡され、2009(平成21)年に元京王井の頭線の3000系の導入によって伊予鉄道を追われたモハ822+クハ852号車(旧京王サハ2575号車)が元京王デハ2069+サハ2576号車→伊予鉄道モハ823+クハ853号車)と共に銚子電鉄入りし、デハ2001+クハ2501号車として、活躍するようになっています。

因みにクハ2501号車のほうは、1962(昭和37)年に京王のサハ2575として日本車輌で製造されていたので、日立製作所+日本車輌のペアとなっています。

伊予鉄道時代に冷房改造されていたので、銚子電鉄初の冷房車として話題となっているけど、冷房装置の使用は、銚子駅と外川駅停車中に限られています。

銚子電鉄の銚子駅は、JR東日本との共同管理の駅であり、2,3番線の奥に1面1線のホームがあるけど、境目部分には、オランダ風の風車を模した建物が目印となっています。

1955(昭和30年)年4月から、1960(昭和35)年10月までの間には、国鉄のキハ17形気動車が、房総の休日号として外川まで乗り入れていたこともあったけど、1960(昭和35)年に幅の広いキハ20形の導入により中止されていました。

このことは、昔の銚子電鉄の写真を見て知ったのであります。

1974(昭和49)年10月26日に、総武本線の佐倉~銚子間が、成田線の成田~松岸間と共に電化されるまでの間、気動車急行も運転されていたし。

銚子電鉄の旅のオープニングに、銚子駅で、迎光号ヘッドマーク付きの車両を撮影することが出来て良かったです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Trending Articles