今月(1月)3日は、銚子電鉄の仲ノ町車庫で、ありがとうステッカー付きの1000形1002号車(元営団地下鉄(現在の東京メトロ)丸ノ内線方南町支線の2000形2040(2039)号車を撮影しました。
こちらは、明後日(今月10日)の臨時列車(うち2往復は、銀座線塗装の1001号車(元営団2046号車)との協調運転)をもって営業運転が終了することになっています。昨日(今月7日)は、朝の運用をもって定期運用から離脱されていたので、特別運転を待つだけとなっているし。
この日は、定期運用に2001F、臨時運用に1001号車が使われていた為に、この1002号車が仲ノ町車庫で寝ていたので、車庫見学の時に撮影することが出来て良かったと思っています。
仲ノ町車庫の見学は、丸ノ内線の方南町支線(中野坂上~方南町間)を走っていた2000形は、1968(昭和43)年に100形の置き換え用として銀座線から転用されたもので、赤色にサインウェーブなしの白帯塗装として、1993(平成5)年まで活躍していました。
方南町支線は、全て地下区間となっているので、この塗装を青空の下で見られたのはリバイバルならではでした。
1002号車は、1994(平成6)年に、1001号車と共に導入されていたけど、この時に両運転台化、営団3000系(かつて日比谷線で活躍していた車両)の電装品、元富士急行5700系(元をただせば小田急旧2000形)の台車への交換、パンタグラフの取り付けも行われていました。
1002号車の場合は、2040号車に2039号車の前面を接合させたもので、外川寄りが元2039号車となっています。
2005(平成17)年3月に廃止された日立電鉄線(茨城県、常北太田~大甕~鮎川間を結んでいた路線)にも、元営団2000形から改造された2000形や3000形(両運転台改造車)もあったけど、銚子電鉄の2両も、日立電鉄に譲渡される予定となっていました。
日立電鉄への譲渡が中止となってから銚子電鉄に買い取られたことにより、1002号車に関しては約10年長く活躍したことになったし。
日立電鉄線が廃止されてから早いもので今年で10年経ちます。
正月3が日は、1日は1001+1002号車の協調運転(初日の出臨時電車)、2日は1002号車が臨時運転に入っていたけど、3日は1002号車の代わりに1001号車が使われていました。
前回、前々回と銚子電鉄を訪れた時も1002号車の丸ノ内線カラーが仲ノ町車庫で寝ていたので、動いている姿を見ることもなく終わってしまうことになります。
明後日(10日)は銚子に行かれないので、この1002号車に乗ったのは、銚電オリジナルカラー時代の2007(平成19)年1月20日が最後となってしまったけど、今回撮影出来ただけでも満足しています。
10日の1002号車の時刻 銚子 9時47分発→外川 10時06分着、10時21分発→銚子 10時40分発(その間は協調運転)、13時30分発→外川 13時49分着、13時51分発→銚子 14時10分着、14時21分発→外川 14時40分着、14時42分発→銚子 15時01分発、15時15分発→外川 15時34分着、15時41分発→銚子 16時00分着、16時11分発→外川 16時30分着、16時33分発→銚子 16時52分着
協調運転の時刻 銚子 11時07分発→外川 11時26分着、11時38分発→銚子 11時57分発、12時22分発→外川 12時41分着、12時58分発→銚子 13時17分着
協調運転列車の場合、1002号車側では、10時から銚子駅で発売される乗車整理券(500円)が必要となります。
1002号車は、明後日で最後を迎えるけど、トラブルがないことを願っています。