![]()
こちらは、10月8日に、東京駅の10番線(上野東京ラインの南行(東海道線)ホーム)側から撮影した、20番線に停車中の北陸新幹線W7系(E7系のJR西日本バージョン)W5編成による、かがやき539号の金沢行きです。
かがやき539号は、東京駅の20番線を19時56分に発車し、途中、上野、大宮、長野、富山、新高岡に停車してから金沢へと向かう列車であり、臨時扱いでありながら、上りのかがやき536号と共に新高岡駅に停車することになっています。
新高岡発の時刻、下りのかがやき539号は、22時16分発、上りのかがやき536号は、7時22分発
12月からは、かがやき539号が日曜日、かがやき536号が土曜日中心と大幅に減ってしまうことになるけど、年末年始にももちろん運転されるし。
今日(11月15日)は、東京~高崎間で北陸新幹線と線路を共用している上越新幹線が、大宮~新潟間で開業してから35周年を迎えていました。
北陸新幹線の高崎~長野間が、長野新幹線として先行開業してから、10月1日に20周年を迎えていたし。
1982(昭和57)年11月15日に、上越新幹線の大宮~新潟間が開業した当時は、緑の疾風こと200系(ビュッフェ付きの12両編成)が当たり前であり、同年6月23日に大宮~盛岡間で暫定開業していた東北新幹線と共通となっていました。
当時の上越新幹線は、速達列車(ひかりタイプ)があさひ号、各駅に停車(こだまタイプ)がとき号(在来線特急から継承)となっていたけど、1997(平成)9年10月1日の長野新幹線(当時)が開業してからは、現在の小田急ロマンスカーと同様に行先別に愛称を分ける方針となったので、新潟行きはあさひ→とき号、高崎、越後湯沢行きがたにがわ号に変わったのであります。
あさひ号は、長野発着のあさま号と紛らわしかったので、2002(平成14)年12月1日(東北新幹線の八戸延長に伴う改正)にとき号に変更されて、ときの愛称が復活していたけど、佐渡島の朱鷺が由来のとき号のほうが新潟らしくて良いと思います。
こちらは、小田急ロマンスカーで、評判が悪かったサポート号が廃止されて、相模国由来のさがみ号が復活したことと同様であるし。
一方の東北新幹線では、ひかりタイプがやまびこ号、こだまタイプがあおば号となっていたけど、あおば号に関しては、1997年10月1日にやまびこ号への統合により廃止されていたし。
本庄早稲田駅は、2004(平成16)年3月13日に開業した、上越新幹線で唯一後から新設された駅であり、周辺に早稲田大学(早大)の本庄キャンパスがあることが由来となっています。
埼玉県三郷市にある早稲田は、早稲田大学とは無関係であるし。
上越新幹線の路線(東京~大宮間は東北新幹線と共用)
東京~上野~大宮~熊谷~本庄早稲田~高崎~上毛高原~越後湯沢~浦佐~長岡~燕三条~新潟
冬季のスキーシーズンには、越後湯沢駅から分岐されるガーラ湯沢駅(上越線の支線扱い)への直通臨時列車も運転されます。
停車駅は、定期のたにがわ号を除いて列車により異なるけど、最も速いとき311,312号(E2系による運転)は、途中大宮駅のみ停車で、大宮~新潟間ノンストップとなります。
この列車は、200系やE4系Maxが使われていた頃、東京~新潟間ノンストップとなっていたし。
大宮駅は、全ての列車が停車するようになったので、東海道・山陽新幹線の全列車が新横浜駅に停車することと同様であります。
北陸新幹線の路線(東京、高崎~上越妙高間はJR東日本、上越妙高~金沢間はJR西日本管轄)
(上越新幹線、東京駅まで直通運転)←高崎~安中榛名~軽井沢~佐久平~上田~長野~飯山~上越妙高~糸魚川(いといがわ)~黒部宇奈月温泉~富山~新高岡~金沢
かがやき号の停車駅、東京~(上野)~大宮~長野~富山~(新高岡)~金沢
はくたか号(金沢発着)、あさま号(東京~長野間)の停車駅は、列車により異なるけど、はくたか号に関しては、全列車が熊谷、本庄早稲田、安中榛名駅通過となります。
かがやき号は、東北・北海道新幹線のはやぶさ号、はやて号、秋田新幹線のこまち号と同様に全車指定席(全席指定)であり、はくたか号、あさま号、つるぎ号には自由席もあります。
つるぎ号は、富山~金沢間運転で、1号車から7号車(普通車)と11号車(グリーン車)のみ乗車可能となっているし。
乗換駅
東京 山手線、京浜東北線、中央快速線、上野東京ライン(東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線)、横須賀・総武快速線、京葉線、東海道・山陽新幹線、東京メトロ(丸ノ内線、東西線(大手町駅))
上野 山手線、京浜東北線、上野東京ライン(東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線)、東京メトロ(銀座線、日比谷線)、京成本線(京成上野駅)
大宮 東北・北海道・山形・秋田新幹線⇔上越・北陸新幹線、京浜東北線、上野東京ライン(東海道線、宇都宮線、高崎線)、湘南新宿ライン(東海道線⇔高崎線、横須賀線⇔宇都宮線)、埼京線、川越線(高麗川方面へは全て川越駅で乗り換え)、東武アーバンパークライン(野田線)、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)
熊谷 高崎線(一部、上野東京ラインまたは湘南新宿ラインとして東海道線へ直通運転)、秩父鉄道線
高崎 上越新幹線⇔北陸新幹線、高崎線(一部、上野東京ラインまたは湘南新宿ラインとして東海道線へ直通運転)、上越線(高崎~水上間)、信越線(高崎~横川間)、両毛線、吾妻線、八高線(八王子方面へは全て高麗川駅で乗り換え)、上信電鉄線
越後湯沢 上越線(水上~長岡間)、北越急行ほくほく線(越後湯沢~六日町間はJR上越線)
浦佐 上越線(水上~長岡間)
長岡 上越線(水上~長岡間)、信越線(直江津~新潟間)
燕三条 弥彦線
新潟 信越線(直江津~新潟間)、白新線(特急いなほ号、酒田、秋田方面)、越後線
軽井沢 しなの鉄道線
佐久平 小海線
上田 しなの鉄道線、上田電鉄別所線
長野 信越線(篠ノ井~長野間、しなの鉄道線または篠ノ井線へ直通運転)、しなの鉄道北しなの線、飯山線(長野~豊野間はしなの鉄道北しなの線)、長野電鉄長野線
飯山 飯山線
上越妙高 えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
糸魚川 大糸線(南小谷~糸魚川間)、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン
黒部宇奈月温泉 富山地方鉄道本線(新黒部駅)
富山 高山本線、あいの風とやま鉄道線、富山地方鉄道(本線(電鉄富山駅)、富山市内軌道線(富山駅電停または電鉄富山駅・エスタ前電停)、富山ライトレール富山港線(富山駅北電停)
新高岡 城端線(高岡駅へは1駅)
金沢 北陸本線(小松、福井、敦賀方面)、IRいしかわ鉄道線、七尾線(金沢~津幡間はIRいしかわ鉄道線)、北陸鉄道浅野川線(北鉄金沢駅)
1982(昭和57)年11月15日に上越新幹線が大宮~新潟間で開業した当時は、あさひ号が11往復、とき号が10往復と少なかったけど、現在は東北新幹線系統と同様に大幅に増えています。
同年6月23日に東北新幹線が大宮~盛岡間で暫定開業した時には、やまびこ号が4往復(臨時列車1往復を含めれば6往復)、あおば号が6往復の計10往復と少なかったけど、上越新幹線が出来てからは、東北新幹線が30往復と大幅に増えていました。
上野~仙台間(東北本線経由)で運転されていた特急ひばり号が、東北新幹線開業後も残されていたのは、東北新幹線の本数が少なかったことの影響であり、同年11月14日に上野~新潟間の特急とき号(旧とき号)、上野~金沢間(上越線経由)の特急はくたか号(初代はくたか)と共に廃止されていたし。
ひばり号の愛称名は、1951(昭和26)年8月25日から1953(昭和28)年8月までの間、東京渋谷の東横百貨店(後の東急百貨店東横店東館)の屋上と玉電ビル(現在の東急百貨店東横店西館)を結んでいた子供専用のロープウェイ(定員12名)だった「空中電車ひばり号」にも使われていたました。
こちらは、東横百貨店側から乗り、1往復するだけの目的であったし。
1階に東横のれん街があった東急百貨店東横店の東館は、2013(平成25)年3月31日に、同年3月16日の地下鉄副都心線との直通運転開始に伴う東急東横線の渋谷駅の地下化(地下駅への移転)の後を追うように閉店、後に解体されていたので、空中電車ひばり号の面影が残らなくなっています。
現在東横のれん街は、渋谷マークシティEAST MALLの地下1階にあるし。
格安ビジネスホテルチェーンの東横イン(東横INN)の由来は、東京と横浜の中間である大田区蒲田で創業されたことであり、東急グループ(東急インや東急ホテルズ)とは無関係であります。
東横インは、上越新幹線沿線(新潟など)のほか、人気の北陸新幹線沿線(富山や金沢)にもあるし。
現在渋谷駅付近では再開発工事が行われ、東京メトロ銀座線の渋谷駅が表参道寄りにずれることになるので、昔の渋谷駅のイメージが薄れてきます。
新高岡駅には、今年1月24日に開業した東横インの新高岡駅新幹線南口もあり、周辺には、ジャポニカ学習帳、ドラえもんやポケモン(ポケットモンスター)などのキャラクター製品でお馴染みのショウワノートの本社もあります。
イオンモール高岡も、新高岡駅が最寄駅となっているし。
新高岡駅の城端線ホームは、佐久平駅の小海線ホームと同様に1面1線しかないので、方向に注意ということになります。
北陸新幹線のW7系W5編成は、川崎重工業製で、一昨年3月14日に北陸新幹線の長野~金沢間の開業の時からある10編成のうちの1編成であり、一昨年10月1日から、谷村新司氏(仲間由紀恵氏とのデュエット曲)による北陸新幹線のCMソングである「北陸ロマン」のチャイム曲が使われています。
北陸新幹線の開業から北陸ロマンに変わる前は、山陽新幹線と同じ「いい日旅立ち・西へ」が使われていたけど、谷村新司氏によって書き下ろされた曲という共通点があったし。
W7系のチャイムがいい日旅立ち・西へから北陸ロマンに変わった時は、当時の自分(しゃもじ)のステーション♪の推しメンが、卒業したきなりんこと石川きなり氏からほののんこと安田帆花氏(現在は黄金時代で活躍中)に変わった時と同じ時期でありました。
ステーション♪の1推しは、さやぽんこと葉月沙耶氏(現在はハイスピことHIGHSPIRITSで活躍中)を経て、うぶちゃんこと桜田初姫氏となっているし。
E7系は、2014(平成26)年3月15日に、長野新幹線(当時)のあさま号の7往復でデビューし、翌年3月14日の北陸新幹線の金沢開業までの間に17編成がE2系N編成の置換えを兼ねて急ピッチで導入されていました。
北陸新幹線が開業した当時、定期のあさま号(東京~長野間)にE2系N編成(8両編成、N5,7,10,13編成)が残されていたけど、こちらは、北陸新幹線よりも未だ長野新幹線のイメージが強かったです。
同年12月25日には、E7系のF18編成とW7系のW11編成の導入により定期のあさま号が北陸新幹線らしいE7系またはW7系(グランクラス付きの12両編成)に統一され、今年3月31日までの間、E2系のN5編成とN13編成が臨時あさま号で残されていました。
北陸新幹線のE2系N編成の全廃により、長野新幹線の時代か完全に終わっていたし。
今年5月23日に川崎重工業製のE7系F19編成が導入されたのは、E2系が抜けた穴を埋める為でありました。
北陸新幹線の列車がE7系またはW7系に統一されたことは、自分(しゃもじ)がしゃもじスタイル不可能なハロプロ系の握手会参戦から撤退したことにより、握手会やチェキ会の参戦をしゃもじスタイルに統一させたことに例えたくなります。
一昨日のハイスピことHIGHSPIRITSのチェキ会もしゃもじスタイルでも可能であったし。
1997年11月8日に、長野新幹線に初めて乗った時には、碓氷峠を自力により高速で走り抜けていた時に時代の流れを感じていました。
開業35周年を迎えた上越新幹線では、E2系J編成(10両編成)や、E4系MaxP編成(8両編成または重連の16両編成(ダブルマックス))が活躍しているけど、来年度からはE7系も導入され、E4系Maxや初期型のE2系が順次置換えられていくことになります。
11月11日には、普段東北・北海道新幹線専用となっているE5系(はやぶさ型車両)のU11編成による上越新幹線開業35周年記念号が新潟→上野間で運転されていたことで話題になっていました。
E5系のU11編成は、2012(平成24)年2月に川崎重工業で製造された編成であり、11月11日に因んで上越新幹線開業35周年記念号に選ばれていたことか分かります。
2012年11月17日には、E5系のU8編成による上越新幹線開業30周年記念号が運転され、E5系が初めて乗客を乗せたまま上越新幹線を走っていたことで話題になっていました。
往路は、翌年の2013年に引退した、200系のK47編成(オリジナルの緑の疾風塗装)が使われていたし。
あれから早いもんで5年が経とうとしています。
今年は、7月9日から10日に掛けて、E5系U27編成による東北新幹線開業35周年記念号が新潟~八戸間で運転されていたし。
北陸新幹線があるのは、上越新幹線や東北新幹線があるからこそであります。
このように、開業35周年を迎えた上越新幹線を話題にすることが出来て良かったです。