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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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こどもの国線のY000系 50周年ヘッドマーク

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5月5日は、長津田からこどもの国まで、横浜高速鉄道こどもの国線のY000系のY002Fに乗りました。


こどもの国が開園してから、この日で50周年を迎えていたことから、3編成異なるヘッドマークが取り付けられていたので、一昨年12月8日以来久し振りに乗りに行ったのであります。


横浜市青葉区と町田市に跨がっているこどもの国が開園したのは、1965(昭和40)年5月5日のことで、当時の皇太子さま(現在の今上天皇)のご成婚記念事業として、旧日本陸軍田奈弾薬庫跡地が整備された、その名の通りの子供たちの為の遊び場(児童厚生施設)となっています。


こどもの国線は、こどもの国の開園から2年後の1967(昭和42)年4月28日に開業したもので、当時はこどもの国協会による所有となっていました。


当時は東急旧3000系の専用編成が使われていたけど、大井町からの臨時快速も運転されていました。


1997(平成9)年8月1日には、こどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡されていたけど、運行のほうは、当初から東急電鉄に委託されています。


このことは、千葉ニュータウン鉄道と北総鉄道の関係に準じているし。


横浜高速鉄道こどもの国線では、横浜高速鉄道が千葉ニュータウン鉄道や神戸高速鉄道などと同様の第三種鉄道事業者であり、線路や施設、車両の所有が行われ、運行や車両の整備が東急電鉄(第二種鉄道事業者)に委託されています。

2004(平成16)年2月1日に開業した横浜高速鉄道みなとみらい線のほうは、横浜高速鉄道が第一種鉄道事業者であり、運行及び車両の管理が東急電鉄に委託されているし。


1999(平成11)年8月1日には、Y000系のY001Fが先行的にデビューし、こどもの国線専用車だった東急旧7000系の7052Fが置き換えられていました。


この編成は、世田谷線を除いた東急電鉄の路線で最後まで残っていた非冷房車で、ワンマン改造されていたものであり、翌年の2000(平成12 )年に東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)に譲渡され、入れ替え車として使われていました。


そのうちのデハ7052号車は、日本初のオールステンレス車両であることから、東急車輛産業遺産として、晩年上田交通(現、上田電鉄)別所線で活躍していたデハ5201号車(旧5000系青ガエルのステンレスバージョンだった5200系のうちの1両、日本初のステンレス車体の車両)と共に静態保存されています。


2000(平成12)年3月29日には、通勤路線化(増発及び恩田駅の新設)によって現在に至っています。


横浜高速鉄道所有のY000系は、1999(平成11)年に、東横線で暫定的に使われていた東急3000系(現在は目黒線で使われている)がベースの2両編成であり、20m車体でありながら、3ドアとなっています。


同時期に導入されていた東急世田谷線の300系も、3000系の流れが組まれているし。


当初は、終日1本運用、ったということでY001Fだけだったけど、同年12月にY002FとY003Fも加わって3編成となっています。


こどもの国線は、平日の朝夕は2本運用(恩田駅で交換)、平日の日中及び土休日は1本運用だけど、2001(平成13)年までのゴールデンウィークや夏休みの週末と言った繁忙期には、2+2の4両編成で運転されていたこともありました。


2002(平成14)年からは、繁忙期にラッシュ時並の2本運用となったことで4両編成が見られなくなっていたけど、一昨年9月29日に長津田車両工場で行われていた東急電車まつりの時に復活していました。


こちらは昨年9月28日にも運転されていたし。


長津田車両工場は、恩田駅付近にある東急電鉄の総合車両工場であり、東急テクノシステムの長津田工場も併設されています。


長津田車両工場が開設されたのは、1972(昭和47)年のことで、これまでの間は元住吉に工場がありました。


この時には、東横線の5050系が入場していたのを確認しました。


Y000系は、長津田検車区所属で、こどもの国線での運用のほか、長津田駅構内及び長津田検車区での入れ替え作業の牽引車として使われることもあります。


2009(平成21)年3月20~22日には、それいけ!!こどもの国GO!という団臨が梶が谷~こどもの国間で運転されたけど、Y000系が普段走ることのない田園都市線を走るシーンが見られたことで話題になっていました。


この団臨には、Y002Fが使われていたし。


長津田駅のこどもの国線乗り場は、7番線で、以前は東急線と改札が繋がっていたけど、現在は東武大師線の大師前駅と同様に無人化されています。


恩田駅及びこどもの国駅で下車した時にタッチすればこどもの国線の運賃が引き落とされるので、長津田~恩田、こどもの国間での1往復乗車の時でもタッチが必要となります。


田園都市線の長津田駅は、1966(昭和41)年4月1日の開業当時は1面1線で、こどもの国線と同様の2両編成の電車が発着していたので、10両編成の電車が頻繁に行き交っている現在と比べれば想像出来ない状態となっています。


こどもの国線の電車のヘッドマークは、6月30日まで取り付けられる予定なので、この時に撮影することが出来て良かったと思っています。


画像は、長津田駅で撮影。






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