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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京王れーるランドの2400形2410号車2

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続いては、5月21日に、京王れーるランドで撮影した、2400形(旧400形)の2410号車の車内の様子と、離れた場所から撮影した画像です。


この車両の内装は、クリーム色の壁に床板の組み合わせで懐かしい感じがするけど、古い車両であり、保護の為に後ろ側しか入ることが出来ず、このようなアングルでしか撮影出来ない状態となっています。


中には入れません。という表示があるのでそのはずだし。


京王れーるランドの車両展示場のある場所は、広場として使われていたもので、2410号車も展示されていました。


駅前を流れる程久保川沿いからは、2410号車の全体を撮影出来るのでオススメであります。


京王動物園線は、1964(昭和39)年4月29日に、多摩動物公園線(後の動物園線)として、高幡不動~多摩動物公園間で開業した全線単線の路線であり、昨年開業50周年を迎えていました。


京王線の単線区間は、動物園線と、高尾線の高尾~高尾山口間となっているし。


多摩動物公園駅周辺には、多摩動物公園のほか、中央大学の多摩キャンパスや、明星大学の日野キャンパスもあり、これらの大学への足としても使われています。


2000(平成12)年1月10日に、多摩都市モノレール線の立川北~多摩センター間が開業してからは、重複するようになり、利用客が減少したことによって、同年10月20日に、6022Fまたは7801Fによるワンマン運転化されていたのであります。


5000系が全廃されてから、ワンマン化されるまでの間は、8000系の8連が使われていたことを覚えています。


2009(平成21)年9月30日には、周辺にあった多摩テックの閉鎖によって更に減少していたし。


多摩テックは、本田技研工業(HONDAブランドの自動車メーカー)の子会社であるモビリティランドによって運営されていた遊園地であり、HONDAの系列らしく、ゴーカートやミニバイクもありました。


中央大学と明星大学に関しては、多摩都市モノレール線に中央大学・明星大学駅が出来てからは最も近い駅となり、従来通り動物園線の多摩動物公園駅からは徒歩10分程度で行くことが出来ます。


多摩都市モノレール線には、高幡不動駅と多摩動物公園駅の間に、京王線にはない程久保駅があることが特徴であるし。


京王動物園線のほうは、京王線からのアクセスが良いことや、モノレールとは違って、悪天候の影響を受けにくいという利点があるので、廃止されずに残されています。


こちらは、練馬~豊島園間での西武豊島線と都営大江戸線の関係でも言えるし。


後は、5000系の5022+5023Fや、6000系の5ドア車で最後まで残っていた6022F(初代Tamazoo Train)が最後まで活躍していた路線としても有名であります。


動物園線と新宿方面との直通列車は、シーズンを中心に多数運転されていたけど、現在は土休日の新宿 8時51分発の急行多摩動物公園行きのみとなっています。こちらは、10両編成で、高幡不動は2番線、多摩動物公園は1番線に到着することになるし。


現在の動物園線専用車両は、7000系の7801F(Tamazoo Train)で、同じワンマン仕様である7802Fによる代走もあります。


京王れーるランドは、2000(平成12)年3月24日に、多摩モノレールの開業による乗客減を補う為に、駅舎の一部にジオラマやプラレールコーナー等が設けられた施設として開設されたもので、当時は無料となっていました。


一昨年8月25日に一旦閉鎖され、同年10月10日に、屋外展示スペースを備えた鉄道博物館方式の展示施設にグレードアップされ、小さなお子様から大人まで楽しめる場所となっています。


リニューアルオープン1周年を迎えていた昨年10月10日にはアスれーるチック(子供たちが電車目線で動き回れる空間)とプラレールで遊ぼうコーナーが拡大されていました。


もしも京王れーるランドがなかったら、動物園線が廃線の危機に立たされていたところでした。


これをもって、京王れーるランドの屋外展示車両の紹介は以上となります。


本当に京王れーるランドが拡大されて良かったと思っています。






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