8月30日は、東京から大宮まで、新幹線&鉄道博物館きっぷを使い、東北新幹線のE5系(はやぶさ型車両)のU9編成による、やまびこ51号に乗りました。
この列車は、E5系単独の10両編成(グランクラス付きで車内サービスもあり)で、12時36分に東京駅の20番線を出た後、途中、上野、大宮、宇都宮、郡山、福島、仙台、古川、くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻の各駅に停車してから盛岡へと向かうことになります。
一ノ関駅では、後続のはやぶさ・こまち21号(新青森、秋田行き)に追い抜かれるので、E5系+E6系がE5系を追い抜いていくことになるし。
盛岡発着のやまびこ号は、宇都宮、郡山、福島と、古川~新花巻間の各駅へと向かうことはもちろんのこと、仙台または盛岡に行ける自由席付きの列車として重宝されています。
東京~盛岡間のやまびこ号は、殆どがE2系の10両単独編成であり、E5系が使われるのは、やまびこ43,45,47,51,46,48,50,52号の4往復で、43号と52号はE6系(こまち型車両)、45号と50号はE3系(元こまち型車両)との併結運転となります。
E3系またはE6系との併結運転の場合は、ミニ新幹線側に乗りたくなるので、E5系単独に拘ったのであります。
最高速度は、はやぶさ号の場合、宇都宮~盛岡間で320Km/hとなるけど、はやて号ややまびこ号の場合は275Km/hに抑えられています。
その前の東京 12時12分発のU10編成によるやまびこ209号(仙台行き、白石蔵王駅以外の各駅に停車)で行くことも可能だったけど、到着がギリギリだったし、折り返しに回送列車となったE3系元こまち号を撮影したかったということで見送り、このやまびこ51号に乗ったのであります。
今回乗ったE5系のU9編成は、2011(平成23)年12月に、川崎重工業で製造された編成であり、当初はこまち号に使われていたE3系との併結運転のはやて号(当時)に盛んに使われていました。
E5系の増備は、北陸新幹線のE7系の導入が優先された為に、一昨年7月に導入されたU28編成で中断されているけど、来年3月の北海道新幹線の新函館北斗への開業に備えて、増備が再開される予定となっており、仕様が変更されることになります。
E5系のJR北海道バージョンであるH5系は、4編成が導入される予定であり、各種試運転が行われています。
この時に空いていた2号車の3列シート(トリプルシート)に座ったけど、尾久車両センターに止まっていた出庫待ちのE26系カシオペア号(豪華寝台列車)を見ることが出来ました。
8月21日の上野発、22日の札幌発をもって、北斗星号が廃止された後、このカシオペア号が、上野と札幌を結ぶ最後の寝台列車となっています。
E5系のほうも、来年3月から東京から北海道まで乗り換えなしで行ける列車となるので、その縁によりカシオペア号を見れたのであります。
新幹線の上野トンネルは、秋葉原駅付近と日暮里駅付近に出入口があり、日暮里の場合は山手線、京浜東北線と宇都宮・高崎線の合間にあります。
初めてE5系に乗った時は、上野駅通過だったので、上野駅に止まるE5系に乗ったのは初めてでした。
E5系の内装は、彩りの和のテイストが行かされている北陸新幹線のE7系/W7系に対して、グレー系で落ち着いた感じがします。
H5系の場合は、内装も北海道流にアレンジされているので、乗った時から北海道というイメージがあるし。
赤羽~大宮間は、埼京線と並走する区間であり、今年の9月30日で埼京線が開業30周年を迎えることになります。
池袋~赤羽間(赤羽線区間)は、今年3月1日に、山手線の品川~池袋間と共に開業130周年を迎えていたし。
開業当時の埼京線は、103系(一部山手線から継承された編成)が使われ、新幹線では200系が当たり前となっていました。
現在新幹線は、E2,E3,E4,E5,E6,E7,W7系が使われているので、バリエーションが豊富となっています。
現在東北新幹線専用となっているE5系のうち、U8編成は、2012(平成24)年11月17日に、上越新幹線開業30周年号(団臨)として、新潟→東京間で運転されていたこともありました。
新潟新幹線車両センターでのイベントでの新幹線のフルラインナップの展示の時に、E5系のほか、ミニ新幹線のE3系やE6系も上越新幹線に乗り入れていたし。
E7系のほうは、新幹線総合車両センターでの検査により、東北新幹線を走ることもあるけど、新潟新幹線車両センターでのイベントの時に高崎~新潟間に乗り入れていたこともありました。
大宮駅に到着した後、記念撮影しました。
乗る前に東京駅で撮影した時に、10号車側で綺麗に撮影することが出来たので、E5系単独編成ならではでした。
このように、2年4ヶ月ぶりにE5系新幹線に乗ることが出来て良かったです。
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E5系によるやまびこ51号
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