続いては、9月29日に、埼京線の新宿駅の3番ホームで撮影した、埼京線開業30周年記念ヘッドマーク付きのE233系のハエ104編成(クハE233-7004F)による通勤快速の川越行きです。
こちらのヘッドマークは、103系,205系,E233系が描かれ、103系は、1985(昭和60)年9月30日の開業から、1990(平成2)年12月まで5年間活躍していたことになっていました。
今から10年前の2005(平成17)年は、山手線から205系が撤退し、103系の置き換えが大詰めを迎えた年であり、八高線・川越線、京葉線、武蔵野線、鶴見線から103系が撤退した時でもありました。
実際に首都圏で最後まで残された103系は、常磐快速線、成田線(我孫子~成田間)で、2004(平成16)年3月にE231系への置き換えが完了した後も、残されていました。
残されていた理由は、2005(平成17)年8月24日のつくばエクスプレスの開業に伴う運用の見直しによるものであり、当初よりも2年遅れとなった2006(平成18)年4月に引退したのであります。
今から10年前は、川越線の電化開業から活躍していた103系3000番台のラストランが行われていたけど、こちらは緑の山手線を彷彿とさせる列車として有名でありました。
八高線・川越線で活躍していた103系3100番台は、唯一京浜東北線で活躍していた103系から改造されていた車両であり、緑の山手線そのものの編成となっていたし。
ウグイス色の103系は、現在でも関西のJR奈良線や大和路線などで活躍しているけど、前面に白帯が入っています。
埼京線の新宿駅の3,4番線は、1991(平成3)年3月19日に開設された当時は、成田エクスプレス等のホームとなっていました。
1996(平成8)年3月16日の埼京線の恵比寿延長により、4番線が恵比寿からの埼京線にも使われるようになり、後に1,2番線が埼京線、湘南新宿ラインの南行、3,4番線が北行となったのであります。
目白~池袋間には、2005(平成17)年1月まで、長崎道踏切という開かずの踏切があったけど、東武スカイツリーラインの竹ノ塚駅付近などと同様に、複々線に跨がる開かずの踏切として危険を伴っていました。
開いたと思ったらすぐに閉まってしまうことが多かったのでそのはずだし。
こちらは、湘南新宿ラインの開業により遮断時間が更に増加した為に、西武池袋線の高田架道橋の架け替えを期に、花のはしが整備されたことで廃止されたのであります。
現在山手線の踏切は、駒込~田端間だけが残されているし。
前面にあるID-34の表示は、ATACS対応編成の証であり、ハエ130編成(クハE233-7030F)に関しては、ヘッドマーク付き編成で唯一ATACS対応に改造されていない編成となっています。
これまでハエ102編成と104編成を撮影してきたけど、ハエ106編成と130編成に関しては未だ撮影したことがないので、期間中に撮影してみたいと思っています。