続いては、昨日(2月1日)、新宿駅で撮影した、埼京線の205系のありがとうヘッドマーク付きのハエ22編成(クハ205-141F)の大宮、川越寄りの別バージョンです。
このヘッドマークは、かつて157系によって運転されていた日光号などのヘッドマークがイメージされたタイプで、1989年から走り続けて25年、ありがとう!と書かれていました。
この編成には、6ドア車も連結されているので、6ドアのステッカーも付いています。
埼京線の205系が営業運転開始されたのは、1989(H元)年7月1日のことで、当時は、右側に埼京線の表示のある方向幕となっていました。
LED化されたのは、2002(H14)年12月1日の大崎延長及びりんかい線との直通運転開始の時で、開業直前の過渡期には、恵比寿行きのLED表示も見られていました。
1996(H8)年3月16日から2002(H14)年11月30日まで見られていた恵比寿行きの時代には、恵比寿駅での折り返しが不可能であった為に、大崎まで回送されていました。
205系が営業運転が開始された頃の埼京線の新宿駅は、1番線または2番線(現在の埼京線、湘南新宿ラインの南行ホーム)で、JRの発車メロディーの元祖であるYAMAHA製のピアノの音の発車メロディー(1,2番線でバージョンが異なっていた)が使われていました。
この発車メロディーは、1989(H元)年3月11日に導入され、山手線、中央・総武緩行線、中央快速線、中央線等の特急、埼京線と分けられていたけど、山手線に関しては、渋谷駅にも導入されていました。
現在発車メロディーが他の駅にも採用されている標準タイプとなっているのでこの音が聴くことが出来なくなっていました。
埼京線は、現在でも大部分が新宿折り返しであり、新宿始発は2番線または3番線からの交互発着となっています。