こちらは、3月26日に東京駅の新幹線ホームで撮影した、E3系R22編成(元こまち号)+E5系U26編成による、やまびこ215号(仙台行き)です。
やまびこ215号は、東京駅の22番線を17時36分に発車し、かつてのあおば号と同様に仙台までの各駅に停車する列車となっており、E3系側の普通車が全て自由席であります。
E3系+E5系による運転は、2011(平成23)年11月19日から一昨年3月14日まで、はやて+こまち号でも見られていたけど、こまち号が全てE6系(通称スーパーこまち)に置き換えられたことにより、R22編成とR23編成が、東北新幹線内の列車で残されています。
使われる列車は、東京~盛岡間のやまびこ45,50号、東京~仙台間のやまびこ215,202号、東京~郡山間のなすの253,272号、東京~那須塩原間のなすの273,268号であり、E3系の代わりにE6系が使われることもあります。
これらの設定列車は、一昨年3月15日以来変わっていないし。
今年のGWには、E2系+E3系R編成による組み合わせが復活し、E5系+E3系による臨時のはやて号も見られていました。
今日(5月5日)は、盛岡 17時40分発のはやて342号にE5系+E3系が使われることになります。
こまち号のE3系は、1997(平成9)年3月22日にデビューした当時は、R1~R16編成による5両編成で、自由席がありました。
翌年の1998(平成10)年の10月から12月に掛けて6両化され、完全新製のR17編成も導入されていました。
E3系0番台の後期車は、2002(平成14)年から2005(平成17)年に掛けてR18~R26編成の9編成川崎重工業で製造されていたけど、秋田新幹線の増発用だけでなく、東北新幹線専用車だった200系の旧H編成(100系もどきの16両固定編成)の置き換え用としても導入されていたし。
現在は、R18編成が山形新幹線のとれいゆつばさ、R19編成が上越新幹線の現美新幹線、R23,24,25,26編成が山形新幹線に転用されてL54,55編成となり、R21,22編成が東北新幹線用として残されているのであります。
R20編成のほうは、残念なことに、転用されることもなく、ありがとうこまちの表示が付いたまま解体されていました。
このR22編成は、R20,21編成と同様に2003(平成15)年に製造されたものであり、あれから13年経っています。
E6系が再増備されない限りこのままの状態となるので、今年2月28日までシティライナーで活躍していた京成電鉄のAE100形(2代目スカイライナー)と同様の運命となっています。
側面のこまちのロゴが消された後も、秋田車両センター籍のままとなっており、交番検査の時に秋田新幹線を走ることもあるので、リバイバルこまち号として運転されても良い状態となっているし。
E3系0番台側には、コンセントが付いていないので、あまりオススメ出来ないけど、充電目的がないなら乗ってみる価値があると思います。