続いては、5月5日に、五反田駅で撮影した、東急池上線の1000系のT.K.K.スタイル塗装の1017F(きになる電車)です。
東急池上線の路線
五反田~大崎広小路~戸越銀座~荏原中延~旗の台~長原~洗足池~石川台~雪が谷大塚~御嶽山~久が原~千鳥町~池上~蓮沼~蒲田
乗換駅
五反田 JR山手線、都営地下鉄浅草線
旗の台 東急大井町線
蒲田 東急多摩川線、JR京浜東北線
東急池上線の五反田駅は、JR山手線よりも高い場所(大崎駅寄りのレミィ五反田(東急ストア)の4階部分)にある1面2線の高架駅であり、唯一山手線から眺めることが出来る東急線の駅となっています。
このように、池上線の駅が山手線よりも高い場所にある理由は、1928(昭和3)年6月17日に開業した当時、路線の延長計画があったことの名残であります。
このこととは別に、五反田駅を地下化させて東急泉岳寺線(桐ヶ谷駅から分岐し、都営地下鉄6号線→三田線と直通運転)とする計画もあったけど、三田線の目黒経由への変更や、都営地下鉄1号線→浅草線が出来たことにより幻となったし。
池上線の列車は海側の1番線または山側の2番線から発車するけど、この時は山側の2番線から発車していました。
五反田駅を出てすぐ、目黒川を渡り、山手通りと交差する1面2線の高架駅である大崎広小路駅へ。
大崎広小路駅が、1927(昭和2)年10月9日に開業した当時は、暫定的な終着駅で、五反田駅との徒歩連絡が行われていました。
五反田駅からも歩いて行ける距離にあるので、天候が良ければ歩いたほうが早い状態だし。
大崎広小路駅前には、ゆうぽうと(日本郵政系列のホテルやホール等の施設)があったけど、昨年9月30日をもって閉館されていました。
自分(しゃもじ)は、ゆうぽうとホールで行われていたハロプロ系の公演は、残念なことに入ることもなく終わってしまいました。
こちらはステッシャー(ステーション♪1推し)への移行に伴うハロプロ1推し時代(定期運用)の終了と共に思い出となってしまったし。
ゆうぽうとでは、会場推しの時に友人と出会った思い出もあります。
五反田駅の大崎寄りにある山手線から東急池上線への連絡通路は、改良前は階段しかなく、バリアフリーに適合していませんでした。
現在はエスカレーターやエレベーターが設けられ、幅も広くなっているし。
東急目蒲線(現、目黒線)の目黒駅が地上駅だった頃の山手線との連絡通路も、階段しかなかったです。
リニューアルが行われている戸越銀座駅は、2面2線の上下別改札の駅で、駅前から南北に連なる戸越銀座商店街の最寄り駅でもあります。
戸越銀座駅の南側には、都営浅草線の戸越駅があるけど、乗換駅として扱われていないです。
戸越銀座商店街は、東急池上線の戸越銀座駅と都営浅草線の戸越駅を挟んで南北に連なる1.3Kmの商店街で、東京並びに関東で一番長い商店街であります。
戸越銀座商店街では、戸越銀座コロッケが有名であり、そのうちの後藤蒲鉾店のおでんコロッケが大人気であるし。
これらの戸越銀座コロッケの店は、土曜日や日曜日に休みになる場所が多いので注意が必要であります。
因みに、日本で一番長い商店街は、大阪市北区(関西)にある天神橋筋商店街で、2.6Kmもあります。
天神橋筋の名を冠する駅は、大阪市営地下鉄堺筋線と阪急千里線(京都線系統)の天神橋筋六丁目(天六)駅であり、天神橋筋商店街の最寄り駅でもあるし。
五反田まで行った後に戸越銀座まで戻り、戸越銀座商店街を散策したけど、南端から大崎駅まで歩いて行くことが出来ました。
大井町線の戸越公園駅からも戸越公園や戸越銀座商店街へも歩いて行けるし。
因みに戸越銀座商店街の北端は、中原街道の荏原二丁目交差点であり、平塚橋交差点からも近いです。
目黒線の武蔵小山駅付近には、パルムという全長800mの商店街があるので、戸越銀座駅に似た雰囲気があります。
その南端は中原街道となっているので、戸越銀座商店街との繋がりもあるし。
武蔵小山駅付近には、清水湯という温泉浴場があり、従来の銭湯と同じ料金(大人460円)で楽しむことが出来ます。
1017Fは、営業運転開始の前日である3月27日には、試運転だけでなく、試乗会も行われていました。
このように、五反田駅でも1017Fを良い感じで撮影することが出来て良かったです。