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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東急池上線の新7000系 7104F

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こちらは、東急池上線の蒲田駅で撮影した、平成版青ガエルこと新7000系の7104Fによる五反田行きです。


新7000系は、2007(平成19)年から2011(平成23)年に掛けて3両編成7本導入された車両で、今から30年前の1986(昭和61)年まで活躍していた青ガエルこと旧5000系や、1969(昭和44)まで玉電で活躍していたデハ200形(ペコちゃん)がイメージされた丸みを帯びた前面が特徴であり、自分(しゃもじ)にとってお気に入りの車両であります。


デビューしたのは、2007(平成19)年12月25日のことで、7101Fと7102Fの2編成しかなかったことにより、捕まえるのが困難でありました。


2008(平成20)年に7103Fと7104Fが、2009(平成21)年に7105Fが、2010(平成22)年に7106Fが、2011(平成23)年に7107Fが導入されて現在に至っています。


2007(平成19)年11月に7101Fと7102Fが、翌年の2008(平成20)年7月に7103Fと7104Fが、逗子(東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)からペアで甲種輸送されていたので、7101Fと7102F、7103Fと7104Fは双子の車両でもあります。


初期の4編成の導入によって置き換えられた編成は、1000系の1014,1015,1016,1018Fであり、3両のうちの2両が上田電鉄別所線(長野県)に譲渡され、7200系の一部が置き換えられていました。


こちらは、2011(平成23)年度までの間に19編成導入されて、7700系や7600系の全てと、前述の1000系の一部が置き換えられる予定だったけど、2013(平成25)年3月15日に、東急東横線の地下鉄日比谷線列車が、地下鉄副都心線との直通運転と入れ替わりに廃止されたことにより、日比谷線直通で活躍していた1000系が余っていたことにより、1000系1500番台に改造された上での転用に変更された為に、新7000系が7編成しか導入されなかった少数派の車両となったのであります。


地下鉄日比谷線は、現在3ドア18m車8両編成(今後は4ドア20mの7両編成、東京メトロ13000系または東武70000系に置き換えられる予定)となっているので、余った1000系が東急多摩川線と池上線への転用に白羽の矢が立っていたし。


こちらは、都電荒川線で、8500形(同じ緑帯の車両)が7000形や7500形の置き換えの為に更なる増備されるはずが、5両しか導入されなかったことと同様であります。


東急東横線と地下鉄日比谷線の直通運転が4ドア20mの7両化を待たずに廃止された理由は、3ドア18m車で運用のやりくりがしにくいこと、ホームドアの設置の支障となっていること、2000(平成12)年9月26日に目黒線経由の地下鉄(東京メトロ)南北線または都営三田線への直通ルートが出来た時から日比谷線直通の利用客が減っていることなどであり、廃止前に削減されていました。


初代日比谷線直通車両だった旧7000系も、1000系の導入により日比谷線直通運用から追われた後に、目蒲線に転用され、一部が地方私鉄に譲渡されていたので、同じような流れとなっているし。


新7000系の車体は、新5000系列(元をただせばJR東日本のE231系)ベースのステンレス車体(東急電鉄の伝統)の3ドア18mであり、座席は黄緑色のロングシートで、中間の2号車の車端部には2人掛けと1人掛けのクロスシート(ボックスシート)と車椅子スペースがあります。


車端部にボックスシートのある車両と言えば、9000系を思い出すけど、こちらは地下鉄副都心線への乗り入れに対応していなかった為に2013(平成25)年3月15日をもって東横線から撤退し、5両化の上で大井町線の各停に集中配置されています。


木目調の内装も特徴であり、黄緑色の座席と共に1000系1500番台にも受け継がれているのが嬉しいです。


黄緑色は、4月16日まで鉄道アイドルステーション♪に在籍していた、ほののんこと安田帆花氏のメンバーカラーだった色であり、ほののんは昨年10月10日の都電荒川線の9002号車でのステーション♪の都電貸切オフ会でほののんが木目調の内装が好きだと言っていたので、黄緑色の座席と共にほののんのことを思い出しました。

ほののんは、これまでのステーション♪の正規メンバーで唯一、ステーション♪を卒業した後、同じ事務所に残り、芸能活動を継続すると宣言していたので、また会える機会があり、昨日(5月12日)の下北沢でのラジオの収録で再会する機会に恵まれたので、再会してきました。


新7000系の行先表示は、路線名(池上線または多摩川線)→日本語→ローマ字の順に表示される東急方式であり、書体はゴシック体のフルカラー表示であり、1000系1500番台や1000系のLED更新車にも踏襲されています。


路線名の表示は、出入庫の関係により、池上線と東急多摩川線を直通する列車の場合は、池上線直通または多摩川線直通と表示されます。


日本語とローマ字が交互に表示される東急方式のLED表示は、1999(平成11)年に登場した新3000系(目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線直通用)や300系(世田谷線)用から使われているし。


小田急新4000系(千代田線、JR常磐緩行線直通対応車)も、ROMが更新されるまでの間は日本語とローマ字の交互表示となっていました。


新7000系には、1000系1500番台と同様にATCまたはATC-P装置が取り付けられているので、長津田車両工場まで自力で回送出来ることはもちろんのこと、自力での検査出場後の試運転も可能となっています。


ATCが付いていない1000系や7700系は、事業用車であるデヤ7500形による牽引が行われているし。


東急の長津田車両工場は、横浜高速鉄道こどもの国線の恩田駅付近にあり、検査出場試運転が梶ヶ谷~中央林間間で行われているので、田園都市線や大井町線以外の東急の車両が田園都市線を走るシーンを見ることが出来ます。


地下の中央林間駅に乗り入れた時は違和感のない風景となるし。


現在も7700系が残されているけど、今後はどうやって置き換えられるのか気になります。8両のうちの2両が先頭車改造されて一畑電車(島根県)または上田電鉄に譲渡されたけど、残りの3両が先頭車改造の上で転用されることが予想されています。


日比谷線直通で使われていた1000系のうち、1006F、1010+1011F、1012+1013Fが日比谷線直通列車の削減によりフライングで運用離脱されていたけど、1012+1013Fは3両ずつ分割の上で東急多摩川線と池上線に転用され、1006Fと1010+1011Fの一部が伊賀鉄道(三重県、元近鉄伊賀線)に譲渡されていました。


東急多摩川線と池上線の駅のうち、上下別改札なのは、沼部、鵜の木、下丸子、武蔵新田、矢口渡、戸越銀座、石川台、御嶽山、久が原、千鳥町、蓮沼の各駅と、旗の台駅の東口であり、間違って入らないように注意が必要であります。


旗の台駅の場合は、大井町線側へと迂回することが可能となっているので問題はないし。


東急線では、これらの駅以外にも、目黒線の奥沢駅、大井町線の戸越公園駅、尾山台駅も上下別改札となっています。


これらの駅構内のトイレは、片側しかないし。


このことで、同じ上下別改札の2面2線駅である西武新宿線の上井草駅を思い出しました。


こちらはやはりガンダムの発車メロディーとは裏腹に不便な状態であるし。


池上駅は、池上線の駅で唯一構内踏切がある駅であり、反対側のホームに移り、編成全体を撮影することが容易であります。


その代わりに蒲田方面から乗ってきて池上駅の南側に出る、または池上駅の南側から五反田方面に向かうには踏切を二度渡らなければならないし。


阪急京都線(京都本線)の南方駅も、上下別改札となっているけど、トイレが両方のホームにあります。

昨年9月6日に行った時に不便さを感じたし。


このように、お気に入りの電車である東急新7000系を良い感じで撮影することが出来て良かったです。<br clear="all">






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