6月18日は、青砥駅で、京成新3000形の3030F(3社1局直通運転25周年記念ヘッドマーク付き)による快速西馬込行きを撮影しました。
この列車は、日中に西馬込~京成佐倉間で20分間隔で運転されている快速であり、日中での西馬込と押上方面との貴重な直通運転列車であり、平日の1往復以外は、京成の車両が使われています。
京成佐倉を出た後、京成津田沼までの各駅と、船橋競馬場、京成船橋、東中山、京成八幡、京成小岩、京成高砂、青砥、押上に停車し、都営浅草線の各駅に停車してから西馬込へと向かう列車であり、泉岳寺で、始発の快特三崎口行き(基本的に京急2100形が使われる列車)に接続しています。
京成の快速は、2002(平成14)年10月12日に登場した列車であり、これまでの急行よりも停車駅が減らされています。
これまで急行が停車していた町屋、堀切菖蒲園、市川真間、谷津、八広、四ツ木の各駅が通過となっていたけど、千住大橋駅も一時期快速の通過駅となっていました。
町屋駅は、地下鉄千代田線と都電荒川線への乗換駅なのに、普通列車(各駅停車)しか止まらない駅に成り下がってしまったのが残念であります。
京成本線の路線
京成上野~日暮里~新三河島~町屋~千住大橋~京成関屋~堀切菖蒲園~お花茶屋~青砥~※京成高砂~京成小岩~江戸川~国府台~市川真間~菅野~京成八幡~鬼越~京成中山~東中山~京成西船~海神~京成船橋~大神宮下~船橋競馬場~谷津~京成津田沼~京成大久保~実籾~八千代台~京成大和田~勝田台~志津~ユーカリが丘~京成臼井(うすい)~京成佐倉~大佐倉~京成酒々井~宗吾参道~公津の杜~京成成田~空港第2ビル(第2、第3旅客ターミナル)~成田空港(第1旅客ターミナル)
※北総線、京成成田空港線へは、京成高砂駅から分岐。
京成東成田線、芝山鉄道線の路線
(京成本線、都営浅草線、京急線への直通運転あり)←京成成田~東成田(旧、成田空港駅)~芝山千代田
京成押上線の路線
(都営浅草線、京急線へ直通運転)←押上(スカイツリー前)~京成曳舟~八広~四ツ木~京成立石~青砥→(京成本線、北総線、芝山鉄道線へ直通運転)
京成金町線の路線
京成高砂~柴又~京成金町
京成千葉線・千原線の路線
(京成本線または新京成線へ直通運転)←京成津田沼~京成幕張本郷~京成幕張~検見川~京成稲毛~みどり台~西登戸(にしのぶと)~新千葉~京成千葉~千葉中央~千葉寺~大森台~学園前~おゆみ野~ちはら台
成田スカイアクセス線(京成成田空港線)の路線
(京成上野、西馬込、羽田空港、京急久里浜方面へ直通運転)←京成高砂~東松戸~新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央~印旛日本医大~成田湯川~空港第2ビル(第2、第3旅客ターミナル)~成田空港(第1旅客ターミナル)
京成高砂~印旛日本医大間は、北総鉄道北総線との共用区間です。
乗換駅
京成上野 東京メトロ(銀座線、日比谷線(上野駅))、JR(山手線、京浜東北線、上野東京ライン(宇都宮線、高崎線、常磐線)、東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸新幹線(上野駅))
日暮里 JR(山手線、京浜東北線(日中は快速運転の為通過)、常磐線(一部上野東京ライン(東海道線)の品川まで直通運転))、日暮里・舎人ライナー
町屋 東京メトロ千代田線、都電荒川線(町屋駅前電停)
京成関屋 東武スカイツリーライン(伊勢崎線、牛田駅)
青砥 京成本線(京成上野、京成成田、成田空港方面)⇔押上線
京成高砂 金町線、成田スカイアクセス線(京成上野、西馬込、羽田空港、京急久里浜方面へ直通運転)、北総線(西馬込、羽田空港、三崎口方面へ直通運転)
京成八幡 都営新宿線(本八幡駅)
京成船橋 JR(中央・総武緩行線、横須賀・総武快速線、船橋駅)、東武アーバンパークライン(野田線、船橋駅)
京成津田沼 千葉線、新京成線
勝田台 東葉高速鉄道線(東葉勝田台駅)
ユーカリが丘 山万ユーカリが丘線
京成成田 京成本線⇔東成田線、芝山鉄道線、JR成田線(成田駅)
押上 都営浅草線(西馬込までまたは泉岳寺経由京急線へ直通運転)、東京メトロ半蔵門線、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)
京成幕張本郷 JR中央・総武緩行線(幕張本郷駅)
京成幕張 JR中央・総武緩行線(幕張駅)
京成千葉 JR(中央・総武緩行線、横須賀・総武快速線、総武線、成田線、内房線、外房線(千葉駅))、千葉都市モノレール(1号線、2号線(千葉駅))
千葉中央 千葉線⇔千原線
東松戸 JR武蔵野線
新鎌ヶ谷 新京成線、東武アーバンパークライン(野田線)
印旛日本医大 成田スカイアクセス線⇔北総線
京成線の快速の停車駅
京成上野~日暮里~千住大橋~青砥~京成高砂~京成小岩~京成八幡~東中山~京成船橋~船橋競馬場~京成津田沼~(この区間は各駅に停車)~成田空港、芝山千代田方面
特急の停車駅
京成上野~日暮里~青砥~京成高砂~京成八幡~京成船橋~京成津田沼~八千代台~勝田台~京成佐倉~(この区間は各駅に停車)~成田空港、芝山千代田
快速特急(京成快特)の停車駅
京成上野~日暮里~青砥~京成高砂~京成八幡~京成船橋~京成津田沼~八千代台~勝田台~京成佐倉~京成成田~(この区間は各駅に停車)~成田空港、芝山千代田
通勤特急の停車駅
京成上野~日暮里~青砥~京成高砂~京成八幡~京成船橋~京成津田沼~八千代台~勝田台~(この区間は各駅に停車)~成田空港、芝山千代田
上野行きの通勤特急は、平日の朝の上りと、平日及び土休日の夜の上り1本(成田空港発京成上野行き最終)のみであり、平日夜の下りは全て西馬込または羽田空港発となります。
土休日の成田空港22時39分発の通勤特急上野行きは、通勤の付く種別なのに土休日にも運転されているという非常に珍しい状態となっています。
平日朝の上りの通勤特急(京成上野行き)の最後部車両は、女性専用車となっているけど、京急の女性専用車(平日朝ラッシュ時の上り、品川行きの快特(金沢文庫まで特急)の先頭車両)と同様に、対象列車のみ窓に脱着式の女性専用車のステッカーが貼り付けられているので、普段見ることが出来ない状態となっています。
京成や京急以外の女性専用車は、ステッカーが固定されているので、対象列車以外でも誤解を招く恐れもあるし。
アクセス特急の停車駅
京成上野~日暮里~青砥~京成高砂~東松戸~新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央~印旛日本医大~成田湯川~空港第2ビル(第2、第3旅客ターミナル)~成田空港(第1旅客ターミナル)
成田湯川駅は、スカイライナーの通過線のある2面4線の駅であり、新AE形によるスカイライナーが160Km/hで通過していくシーンを見ることが出来ます。
京成車によるアクセス特急は、新3050形(3000形50番台)が優先的に使われているけど、新3000形の8連や3700形(サンナナ)の対応編成による代走も行われる場合があります。
3700形がアクセス特急の代走に使われる場合は、120Km/hでの走行シーンが見られるけど、新3000形の8連の増備により見られる機会が減っています。
逆に新3050形がアクセス特急以外の運用に入ることもあるし。
アクセス特急の京成車による120Km/h運転は、京急の快特の120Km/h運転が参考となっているので、その縁により、京急の品川~京急蒲田間(エアポート快特)でも行われています。
京急車(基本的に600形または新1000形の1121F以降が使われている)によるアクセス特急の120Km/h運転も、京急の品川~横浜間の快特(1995(平成7)年4月1日から行われている)での実績があるし。
都営浅草線及び乗り入れ各社の3社1局のうち、120Km/h運転が行われているのは、京成と京急であり、京急が先発であることが分かります。
京成の新AE形(スカイライナー)の160Km/h運転は、昨年3月13日まで681系や683系によって運転されていた特急はくたか号のほくほく線での160Km/h運転が参考となっていたと思われるし。
2010(平成22)年7月17日の成田スカイアクセス線の開業により、京成が高速輸送にも参入していたことが分かります。
押上線では、普通列車以外、押上~青砥間ノンストップとなります。
今回は、青砥駅で、ヘッドマーク付きの京成3030Fを再び撮影することが出来て良かったです。