こちらは、9月6日に、湯本駅(福島県いわき市)で撮影した、E657系のカツK6編成による常磐線特急ひたち17号(品川発いわき行き)です。
ひたち17号は、品川駅を14時44分に発車し、途中、東京、上野、水戸、勝田、大甕(おおみか)、常陸多賀、日立、高萩、勿来(なこそ)、泉、湯本に停車してから、いわきへと向かうことになります。
折り返しは、いわき18時16分発のひたち26号の品川行き、その折り返しは品川21時44分発勝田行きのときわ89号(上野→土浦間ノンストップ)となるし。
ひたち24号の品川からの折り返しは、品川20時44分発のひたち29号(いわき行きの最終の特急)となり、いわきで夜間停泊が行われます。
K6編成は、今年1月29日に、品川から柏まで、ときわ69号で乗ったことがあるので、E657系を上野東京ラインで初めて乗った編成でもあります。
湯本駅は、1~3番線から成る2面3線の駅であり、1番線(常磐線下り、いわき、竜田方面乗り場)には、足湯があります。
駅構内に足湯のある駅は、中央本線の上諏訪駅も有名だけど、どちらも電車の待ち時間に気軽に足湯に入ろうということが狙いであるし。
湯本駅がリニューアルされたのは、昨年3月29日のことで、「フラガールと湯けむりに出逢える町」の副名称が導入され、木材が使われた木の温もりのある駅、温泉熱が生かされた暖房等により変化していました。
改良前の足湯は狭かったけど、改良されてからは広くなったし。
湯本駅前(改札外)にも足湯があるけど、ここも気軽に入ることが出来ます。
湯本駅の発車メロディーが、「シャボン玉」となっているのは、いわき湯本温泉が、作詞家であった故・野口雨情氏ゆかりの地であるからであります。
野口雨情氏の出身地である茨城県北茨城市(旧、磯原町)にある磯原駅の発車メロディーに「七つの子」が使われているのもその縁であるし。
いわき湯本温泉は、湯本駅の西側にある温泉街であり、さはこの湯と呼ばれる日帰り温泉入浴施設もあります。
こちらは月岡温泉(新潟県新発田市)、磐梯熱海温泉(福島県郡山市)と並ぶ磐越三美人湯の一つでもあるし。
日本中央競馬会(JRA)による競走馬総合研究所常磐支所には、馬用の温泉入浴施設があるので、人間だけでなく、馬でも楽しめる温泉となっています。
周辺にあるスパリゾートハワイアンズ(きづなリゾート、湯本駅からバスによるアクセス)は、1年中泳げる温水プール(ウォーターパーク)や水着で入れる温泉などがあり、フラガールによるショーが行われているので、パスポートが無くてもハワイに行ったような気分を味わうことが出来ます。
こちらもいわき湯本温泉のお湯が使われているし。
ハワイアンズの通常の温泉入浴施設(男女別)は、温泉大浴場パレスと江戸情話 与市があり、後者は、江戸時代の湯屋(銭湯)がイメージされています。
浴衣の場合は夏だけだけど、水着の場合は、夏だけでなく、夏以外でも使えることになるので、ハワイアンズの温水プールでも生かされることになるし。
東京都あきる野市(五日市線の秋川駅付近)にある東京サマーランドも、屋外のプールのほか、屋内のプールもあるので、1年中泳ぐことが出来ます。
スパリゾートハワイアンズの前身である常磐ハワイアンセンターが開設されたのは、今から50年前の1966(昭和41)年1月のことで、当時は常磐市と呼ばれていました。
1990(平成2)年にはリニューアルされてスパリゾートハワイアンズとなったのであります。
スパリゾートハワイアンズの経営会社である、常磐興産は、かつて常磐炭礦という名で炭鉱業も行われていたこともあり、今から10年前に公開された映画フラガールにも関連しています。