昨年12月4日は、東武ファンフェスタ2016の後、春日部から浅草まで、東武鉄道の634型(6050系改)による特急スカイツリートレイン8号に乗りました。
こちらは、東武日光発浅草行きのスカイツリートレインで、折り返しのスカイツリートレイン3号(浅草発新栃木行き)と共に夜の顔となっていました。
スカイツリートレインに初めて乗ったのは、2013(平成25)年8月25日の同じ8号の春日部→浅草間のことだったので、最初で最後とはならなかったです。
今回は、4号車(モハ634-11(旧、モハ6177)号車)の21番と、1人掛け座席に当たっていました。
スカイツリートレインの634型は、6050系の完全新造車である6177+6178Fから改造された4両編成で、東武日光、鬼怒川温泉寄りの1号車と2号車が、朝焼けがイメージされた赤色の座席の634-21F(旧、6178F)、浅草寄りの3号車と4号車が、青空がイメージされた青色の座席の634-11F(旧、6177F)から成っています。
1号車と3号車には、1人掛けの座席(シングル)と2人掛けの座席(ツイン)、荷物置き場、前面展望スペース・サロン、イベントスペース、映像モニター、サービスカウンター、車椅子スペース、車椅子対応の幅広洋式トイレ(誰でもトイレ)、洗面台が
2号車と4号車には、1人掛けの座席(シングル)と、窓側に寄せられた2人掛けの座席(ペアスイート)、荷物置き場、前面展望スペース・サロン、イベントスペース、映像モニター、日光杉並木の杉(御神木)が使われたカウンターテーブルがあり、展望窓は上部にもあるので、スカイツリーや日光・鬼怒川の緑の風景を眺めることが出来ます。
前面展望スペースは、他の特急では味わうことの出来ない前面展望を楽しむことの出来るフリースペースで、映像モニターからは、前面展望も映し出されることもあります。
このような遊び心のある特急電車は、JRのジョイフルトレインに相当しています。
高い位置にある1人掛けの座席(シングル)はお気に入りでありました。
2号車と4号車のペアスイートは、伊豆急行の2100系リゾート21の海側の座席に似ているところがあります。
山側は1人掛けがメインなのでリゾート21が東急線ならぬ東武線に来たような雰囲気がしました。
リゾート21が東急線を走ったのは、1986(昭和61)年の2153Fと1988(昭和63)年の2155Fの2回あり、後者の2155Fは、キンメ電車として現役であります。
伊豆急のキンメ電車は、4月1日に伊東から熱海まで乗ったのでレポートを書く予定でいます。
500系リバティは楽しみだけど、その反面、6050系の浅草乗り入れや634型スカイツリートレインの定期運用の廃止という残念な出来事があります。
スカイツリートレインの特急券は、窓口でないと買うことが出来ないので注意が必要であるし。
スカイツリートレイン8号は、3号として折り返されるまでの間、とうきょうスカイツリー駅構内にある留置線まで回送されることになります。
このように、定期運用の廃止が発表される前にスカイツリートレインに乗ることが出来て良かったです。
画像は浅草駅で撮影したものです。
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東武634型によるスカイツリートレイン8号で浅草へ
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