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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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南栗橋でのイベントでの東武300系301F

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続いては、3月26日に、東武鉄道の南栗橋車両管区で行われた、東武SL撮影会イベント(SL+αの撮影会)で展示されていた300系(1800系旧りょうもう号から改造された日光・鬼怒川線用の特急用車両)の301Fによる復刻急行ゆのさと号です。

こちらは、500系リバティ(Revaty)の導入により、4月20日のきりふり285号をもって最後の時を迎えることになっているので、撮影会で展示されていたのであります。

特急きりふり275号の時刻(4月15,16日)

浅草 10時27分発→とうきょうスカイツリー 10時31分発→北千住 10時41分発→春日部 11時03分発→栃木 11時41分発→新栃木 11時49分発→新鹿沼 12時04分発→下今市 12時21分着→東武日光 12時31分着

4月16日は、東武日光駅では、13時から14時までの間に撮影会が行われ、スノーパル→尾瀬夜行→しもつけ→ゆのさとの順に15分毎に切り替わることになります。

4月16日のきりふり275号は、北千住→春日部間で乗車証明書が配布されることになるけど、その特急券のほうは既に売り切れ満席(完売御礼)となっています。

自分(しゃもじ)は、350系のほうは数回乗ったことはあるけど、300系には乗れずじまいとなってしまいます。

見た目や内装は350系と変わらないので乗れなくても充分だと思っているし。

昨年12月4日に北千住→南栗橋間で301Fによって運転されていた東武ファンフェスタ号は、撮影会に間に合わない時間となっていた為に、大盛況だったJR253系による川越→南栗橋間の東武ファンフェスタ号とは正反対にガラガラとなっていたけど、今思えば貴重な列車となっていたに違いないです。

300系は、1991(平成3)年に、急行りょうもう号(当時)の200系の導入により捻出された1800系から塗装変更、抑速ブレーキの取り付け等により転用改造された車両であり、同年7月21日に、6050系によって運転されていた快速急行からの格上げにより、4連バージョンの350系と共に、日光線・鬼怒川線の急行で再デビューしていました。

6050系による快速急行は、セミクロスシートなのに料金を取られていたので、国鉄時代に115系による急行かいじ号などで見られていたような遜色急行でもありました。

こちらは遜色急行ならぬ遜色快急でもあったし。

301Fは、1973(昭和48)年(中間車の2両は1979(昭和54)年))に製造された1818Fから改造された編成であり、その改造工事は、アルナ工機(現、アルナ車両)で行われていました。

302Fのほうは、1817Fから改造された編成であり、6両のうちの4両が1973年製となっているし。

350系の351Fは1816Fのうちの登場時の4両、353Fは初代1813Fの登場時の4両、352Fは初代1813Fと1816Fの増結中間車(1979年製)から改造されたものであり、351Fと353Fは、1969(昭和44)年製で最も古いです。

2006(平成18)年3月18日には、急行の種別が半蔵門線直通列車に譲られた為に特急に格上げされたけど、100系スペーシアと比べてグレードに格差が見られているので、急行時代に準じた安い料金となっています。

座席は1800系時代のままのリクライニングしないタイプでシートピッチは狭いし、1,3,6号車(350系は1,4号車)にあるトイレは全て和式なので評判が良くないと言われています。

友人が東武300系列に乗った時にきつかったと言っていたのもそのはずであるし。

こちらは、JR東日本の189系の彩野編成が東武線直通運用に使われていたことでも言えることであり、こちらも全て和式トイレだったけど、リクライニングシートだったからマシでありました。

189系の彩野編成は、485系に準じた塗装で、日光号は、日光 NIKKO、きぬがわ号は、きぬがわ KINUGAWAと、絵入りになる前の国鉄特急の前面表示を彷彿させるものとなっていたし。

300系は、今年3月24日まで夜行特急スノーパル23:55(浅草 23時55分発、会津高原尾瀬口行きのスキーヤー、ボーダー専用列車)に使われていたこともあり、最後部の6号車が女性専用車となっていたことにより、通勤型車両と同様の女性専用車のステッカーが取り付けられています。

こちらは同じルートで運転されていた尾瀬夜行23:55でも言えることだけど、座席がリクライニングなしという欠点があります。

女性専用車のステッカーのある編成にトイレの付いた車は、西武鉄道の40000系(S-TRAIN)にも受け継がれているし。

これらの夜行列車は、かつて6050系が使われていたので、こちらも遜色急行となっていました。

今後の尾瀬夜行やスノーパルはどうなるのか気になります。350系だったら定員が減るので、1800系の1819Fが使われることも考えられています。

中にはリバティによる尾瀬夜行やスノーパルも期待されているけど、それが実現したらグレードが大幅にアップすることになるし。

西武40000系も、リクライニングしない列車だけど、シートピッチが広いので問題はないです。

2012(平成24)年3月16日まで活躍していた小田急ロマンスカーの10000形HiSE車もリクライニングのない有料特急となっていたことを思い出しました。

10000形HiSEに乗った時の唯一の不満はそれであったし。

東武300系による浅草発南栗橋行きの特急きりふり285号(浅草21時30分発、平日のみ運転)は、残念なことに500系リバティによるアーバンパークライナー(浅草発大宮、野田市行き)に置き換えられる形で廃止されてしまいます。

こちらは、途中とうきょうスカイツリー、北千住、春日部、東武動物公園、杉戸高野台、幸手の各駅に停車することになるけど、春日部からは特急料金不要となります。

浅草 19時30分発→春日部 20時04分着のきりふり283号も、100系スペーシアによるスカイツリーライナー5号に置き換えられ、毎日運転となるし。

350系のほうは、ダイヤ改正以降も当分残ることになるけど、先は長くないと思います。

4月21日以降も350系によって運転される列車は

きりふり281号(土休日のみ運転) 浅草 10時29分発→東武日光 12時34分着

しもつけ 283号 浅草 18時20分発→東武宇都宮 20時20分着

しもつけ 282号 東武宇都宮 7時ちょうど発→浅草 9時11分着

きりふり284号(土休日のみ運転) 東武日光 13時59分発→浅草 16時05分着

しもつけ号の途中停車駅は、とうきょうスカイツリー、北千住、春日部、栃木、新栃木、壬生、おもちゃのまち、江曽島

きりふり号の愛称名の由来は、日光国立公園の霧降高原や霧降の滝から来ており、東武日光駅からバスに乗っていくことになります。

けごんの愛称名の由来となっている華厳滝は、日光の中善寺温泉付近にあり、霧降の滝、裏見滝と共に、日光三名瀑の一つであります。

1968(昭和43)年2月24日までは、日光駅前から馬返まで日光軌道線という路面電車が運転されていたこともあったけど、現在もLRTにより運転されていたら地球環境に優しい観光路線として生かされていたところでした。

やはり渋滞が激しくなったことにより廃止されたもので、当時は路面電車衰退の方針となっていたし。

馬返駅からは、日光鋼索鉄道線(ケーブルカー)が明智平まで出ていたけど、日光軌道線の廃止から2年後の1970(昭和45)年3月に廃止されていました。

中禅寺温泉~茶ノ木平まで出ていた中禅寺温泉ロープウェイが2003(平成15)年3月に廃止された為に、明智平から展望台を結ぶ明智平ロープウェイ(日光交通による運用)が奥日光で唯一残されたロープウェイとなっています。

1956(昭和31)年12月までの間は、群馬県の渋川駅前から伊香保まで伊香保軌道線という路面電車も運転されていました。

伊香保は、草津温泉などと並ぶ上州群馬の有名な温泉地であるし。

同じ栃木県の宇都宮市では、2019年を目処に、JR宇都宮駅東口から清原工業団地やテクノポリスを経て本田技研北門を結ぶLRT(宇都宮ライトレール)が出来る予定となっています。

300系では、昨年の東武ファンフェスタと同様に急行ゆのさとの表示で展示されていたので、2006(平成18)年3月17日までの間を思い出しました。

このように、南栗橋でのイベントで、300系による急行ゆのさと号を撮影することが出来て良かったです。


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