昨日(4月18日)は、浅草から春日部まで、東武鉄道の300系の301Fによる特急きりふり283号(春日部行き)に乗りました。
こちらは、平日の19時30分に浅草駅を発車し、とうきょうスカイツリー、北千住の各駅に停車してから春日部へと向かう特急であり、小田急ロマンスカーのホームウェイ号などと同じような感覚の通勤帰りに便利な特急であります。
きりふり283号の時刻
浅草 19時30分発→とうきょうスカイツリー 19時33分発→北千住 19時43分発→春日部 20時04分着
その後のきりふり285号(南栗橋行き)の時刻
浅草 21時30分発→とうきょうスカイツリー 21時33分発→北千住 21時43分発→春日部 20時05分発→東武動物公園 22時10分着→杉戸高野台 22時15分着→幸手 22時18分着→南栗橋 22時23分発
明日(4月20日)には、東武300系がこれらの列車で最後を迎えることになります。
浅草、とうきょうスカイツリー、春日部までの特急きりふり号の特急料金は、310円で、100系スペーシアの通常料金よりも200円安くなっています。
きりふり285号の場合は、春日部まで特急券が必要であり、春日部から南栗橋までは、フリー乗車区間(特急券なしでもOK)となるし。
今回乗ったきりふり283号は、2013(平成25)年3月16日の改正(本線系統と東上線系統の両方で行われた改正)で新設された列車であり、4月21日から、浅草発春日部行きのスカイツリーライナー5号(100系スペーシアによる運転、毎日運転化)へと進化していくことになります。
きりふり285号(南栗橋行き)は、2006(平成18)年3月18日にきりふり283号(初代)として新設されて以来親しまれていた列車であり、4月21日からに500系リバティによるアーバンパークライナー3号(春日部経由、大宮・野田市行き、土休日はスカイツリーライナー9号、春日部行き)に変わることになるし。
浅草18時以降に発車する東武日光、鬼怒川温泉、新栃木、東武宇都宮行きの特急(けごん、リバティけごん、きぬ、しもつけ号)は、杉戸高野台駅にも停車するようになるので、きりふり285号で獲られたことが受け継がれることになります。
350系のほうは、数回乗ったことがあるけど、300系に乗ったのは今回が最初で最後となりました。
今回乗った座席は、4号車(モハ301-3号車)の7A(旧席番は428)でありました。
モハ301-3号車は、1800系の1818Fの1838号車から改造された車両で、1973(昭和48)年にアルナ工機(現、アルナ車両)で製造された4両のうちの1両であったし。
2号車と3号車に当たるサハ301-4号車とモハ301-5号車は、350系の352Fと同様に1979(昭和54)年に増結された中間車から改造された車両であり、台車が異なっています。
一方の302Fは、1800系の1817Fから改造された車両であり、今日(4月19日)、一足先に北館林荷扱所(渡瀬北留置線、キタニ)まで廃車回送されていました。
この301Fは、4月16日にきりふり275号で東武日光までの最後の運用に入ったことで有名であり、東武日光駅(トニコ)での撮影会の後、東武日光発浅草行きのきりふり294号として折り返されていました。
この日は東武300系で最後の休日だったので賑わっていたし。
1800系から改造された300系の座席はきつかったけど、懐かしい雰囲気がありました。
350系による通勤対応列車は、浅草~東武宇都宮間のしもつけ号だけとなってしまいます。
一昨年と昨年の12月の金曜日には、300系による浅草発運河行きの東武アーバンパークライン(野田線)直通の臨時特急きりふり267号が運転されていたこともあったけど、それが500系リバティによるアーバンパークライナーとして定期化されることになるのであります。
100系スペーシアや500系リバティに置き換えられた後に快適性が向上されるけど、300系が無くなることで寂しさを感じるし。
このように、浅草から春日部まで、カウントダウンを迎えた東武300系による特急きりふり283号に乗ることが出来て良かったです。