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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東武亀戸線の8577F(オレンジ色に黄帯のレトロカラー) 夜の亀戸駅

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続いては、7月23日に、夜の帳の下りた亀戸駅で撮影した、東武鉄道亀戸線の8000系の8577F(オレンジ色に黄帯のレトロカラー編成)です。

この塗装は、1958(昭和33)年に導入された7800系の7863Fと7867Fに施された4種類の試験塗装の1つであり、それが正式採用されていたことから、レトロカラーと呼ばれています。

8577Fがオレンジ色に黄帯のレトロカラーとなったのは、昨年3月23日の団臨のことであり、翌日の3月24日に営業運転入りしていました。

自分(しゃもじ)は、同年3月29日に下町の魅力再発見ラリーをやる為に亀戸から小村井までそれに初めて乗ったのであります。

1961(昭和36)年7月13日に東武初の高性能電車で、初代日比谷線直通用だった2000系が暫定的に地上区間でデビューした時にベージュ色とオレンジ色のツートンカラー(81107Fと同じ塗装)が標準塗装となり、1964(昭和39)年にはオレンジ色に黄帯塗装が姿を消していました。

1963(昭和38)年11月1日に8000系がデビューした時にベージュ色とオレンジ色のツートンカラーとなっていたのはその為であったし。

2000系は、今から24年前の1993(平成5)年8月1日にセイジクリーム塗装のままでさよなら運転が行われていたので、最初のツートンカラーであり、最後まで残されたセイジクリーム塗装の電車だったのであります。

やはり誤乗防止によりセイジクリームのまま残されていたし。

2000系から改造され、東武野田線(現在のアーバンパークライン)で活躍していた2080系は、現行の東武塗装に変更されていました。

こちらは6編成改造されて3000系列が置き換えられる予定であったけど、2編成の改造で打ち切られ、改造から3~4年後の1992(平成4)年に3000系列と共に8000系に置き換えられて廃車となっていたし。

その前年の1991(平成3)年には、柏~船橋間(船橋線)が4ドア20m車に統一されていたので、3000系列と2080系は大宮~柏間で最後を迎えていました。

1962(昭和37)年5月31日の日比谷線の北千住~南千住間と仲御徒町~人形町間の開業と共に、北越谷~人形町間の相互乗り入れが行われるようになった当時は、4両編成でありました。

日比谷線からの北越谷行きの列車は、1962年の相互乗り入れ開始の時を彷彿とさせます。

これらの列車は、1997(平成9)年3月25日から2001(平成13)年3月27日までの間は越谷行きとなっていたけど、それ以前は草加行きとなっていたし。

オレンジ色に黄帯の塗装は、専ら7800系などの吊り掛けモーター車に使われていたので、8000系(8577F)並びにカルダンの高性能車に採用されたのは、リバイバルならではであります。

8577Fを含めた亀戸線と大師線の8000系の2両編成(ワンマン改造車)は、ワンマン化改造される前、本線系統での8000系の増結用としても使われていました。

東武亀戸線は、亀戸駅で中央・総武緩行線に乗り換えて都心に出ることが出来ることで重宝されているけど、1962年5月31日に日比谷線との直通運転が行われてからは減少し、2003(平成15)年3月19日の半蔵門線との直通運転開始によって更に減少していました。

それでも亀戸線が残されていることは素晴らしいことだと思います。

都心を走る2両編成の電車は味があり、リバイバル塗装が加わったことによりさらに魅力が増えています。

試験塗装車が亀戸線と大師線の2両編成に施された理由は、実際に施された編成と同じ2両編成だからであり、8000系や亀戸線の沿線風景に似合っています。

東上線の小川町~寄居間と越生線(坂戸~越生(おごせ)間)では、フライング東上カラーの8198F、ツートンカラーの81107F、セイジクリーム塗装の81111Fがあるので、これらの車両も撮影する楽しみがあります。

オレンジ色と黄帯の8577Fも、夜の風景に似合っているので、夜の亀戸駅で撮影することが出来て良かったです。


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