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カウントダウンを迎えた、都営新宿線の10-000形 10-250F


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7月2日は、京王相模原線の調布から橋本まで、カウントダウンを迎えた都営新宿線の10-000形の10-250F(7次車)による区間快速橋本行きに乗りました。

こちらは本八幡発橋本行きの区間急行であり、本八幡から新宿までの都営新宿線で各駅に停車し、京王線の初台、幡ヶ谷、笹塚、明大前、桜上水、千歳烏山、仙川、つつじヶ丘、調布と、調布からの相模原線の各駅に停車してから橋本へと向かうことになります。

快速の場合は、下高井戸と八幡山駅にも停車するけど、下高井戸で東急世田谷線の電車を見た時には、本八幡行きが増えたなと思っていました。

それは、一昨年9月25日の改正で、都営新宿線直通の列車が増発されたことであり、これまでの京王線新宿発着の一部がシフトされていたことが分かります。

都営10-000形の10-250Fは、今から25年前の1992(平成4)年に増発用として、10-260Fと共に近畿車輛で製造されていました。

これらの編成は、10-000形の7次車であり、当初からLED表示で、同時期に都営浅草線に導入されていた5300形の要素が取り入れられています。

6月に10-260Fが廃車回送された時に、この10-250Fが10-240Fの次に廃車となるだろうと予想していたけど、10-250Fに廃車寸前であることを表すファイナルランステッカーが取り付けられたことにより的中していました。

これにより、1978(昭和53)年12月21日の岩本町~東大島間の開業の時に導入された10-000形の1次量産車から受け継がれた前面スタイルの編成が見納めとなってしまいます。

明日(8月11日)から都営車の10連の運用が増えることになっているので、数日後に運用離脱されてしまうことになるし。

国領、布田、調布の各駅は、2012(平成24)年8月19日に地下駅に移転されていたけど、あれから早いもんで5年経とうとしています。

2013(平成25)年2月22日に新宿~橋本間の特急が復活したのも、調布駅の地下化に伴う平面交差の解消によるものであります。

京王多摩センター駅では、特急橋本行きの待ち合わせの為に停車していたので、撮影することが出来ました。

ファイナルランステッカーは、左側の窓下に貼られているけど、今回はそれが貼られる前に撮影出来たのであります。

7月14日に廃車回送された10-240Fのほうは、橋本で撮影出来なかったのが残念であったけど、その代わりに高尾山口で撮影していました。

多摩センター駅は、京王、小田急、多摩モノレールが乗り入れる駅であり、京王線は京王多摩センター駅、小田急線は小田急多摩センター駅、多摩モノレールは多摩センター駅とややこしい感じがします。

一番最初に出来たのは、1974(昭和49)年10月18日の京王多摩センター駅(京王よみうりランド~京王多摩センター間の開業)であり、翌年の1975(昭和50)年4月23日の小田急多摩センター駅(小田急永山~小田急多摩センター間の開業)、2000(平成12)年1月10日の多摩モノレールの多摩センター駅(立川北~多摩センター間の開業)と続いています。

小田急多摩線の新百合ヶ丘~小田急永山間は、1974年6月1日に開業していたので、永山駅が京王よりも先に開業していたことが分かります。

京王相模原線の南大沢~橋本間が開業したのは、1990(平成2)年3月30日のことであり、その直前の1990年3月27日には小田急多摩線が唐木田まで延長されていたので、双方での話題となっていました。

永山~多摩センター間の京王線と小田急線の並走区間では、常磐緩行線、千代田線から乗り入れてくるJR東日本のE233系2000番台と、都営新宿線から乗り入れてくる都営10-300形の10-490F以降の編成が競演することになります。

2013年3月23日には、小田急線の東北沢、下北沢、世田谷代田の各駅が地下化されていたけど、地下化5周年を迎える来年3月には、複々線化によって変化することになるし。

今回は、廃車候補である都営10-250Fで橋本まで行くことが出来て良かったです。

画像は、調布駅と京王多摩センター駅で撮影したものです。


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