
昨日(10月28日)は、JR中央線の豊田車両センター(八トタ)で行われたイベントである、豊田車両センターまつり2017に行ってきました。
この時には、今年12月23日にデビュー予定の新型スーパーあずさのE353系モトS102編成(松本車両センター(長モト)所属)、中央本線特急の主力であるE257系0番台(あずさ、かいじ号)のモトM101編成(かいじ号の表示、こちらも松本車両センター所属)、唯一残ったあずさ色189系(団臨用)のトタM50編成(あずさ号の表示、歴代のあずさ号の組み合わせ)が目玉となっていたけど、途中から、長野総合車両センター(長ナノ)所属のあさま色189系であるナノN102編成(はまかいじ号の表示)が加わり、M50編成との並びが実現していました。
スーパーあずさのE351系のほうは残念なことに展示されていなかったし。
豊田車両センターでは、中央快速線や青梅・五日市線用のE233系が主役であり、長野総合車両センター所属の211系(山梨・長野地区のローカル用)が停泊することもあるけど、今回のイベントでは、これらの車両よりも189系やE353系が注目されていました。
自分(しゃもじ)が、豊田車両センターでのイベント(豊田車両センターまつり)に行ったのは、一昨年の2015(平成27)年11月7日以来2年ぶりであり、一昨年は、189系のトタM52編成(グレードアップあずさ塗装(あずさ号の表示)、イタリアンカラー)と、前述のあさま色のナノN102編成(あさま号の表示)との並びが目玉だったことを覚えています。
N102編成は、今年10月21日に、あさま表示での団臨により、上野駅の16番線に入線していたので、20年前の1997(平成9)年9月30日まで実際に見られていたシーンが再び見られていました。
かつての中央快速線の主力車両だった201系のほうは、展示されていなかったのが残念だったけど、一昨年撮影出来たからよしとします。
自分(しゃもじ)は行かなかったけど、昨年の豊田車両センターまつり2016は、11月5日に行われ、E353系の量産先行車であるS101編成が初めて展示されていた時でありました。
E353系は、9両基本+3両附属の12両編成で、今年10月12日に総合車両製作所横浜事業所を出場したばかりの量産車が、12月23日から、新宿~松本間のスーパーあずさ号の4往復(1,11,23,29,4,18,22,36号)に導入され、E351系の一部が置き換えられることになっています。
来年春には、残りのE351系もE353系に置き換えられる予定となっているので、E351系の乗車、撮影はお早めにということになるし。
E351系は、経年劣化及び制御付き自然振り子式による特殊性があることから転用されずに廃車となる予定だけど、そうなった場合には、255系(Boso View Express)よりも先に廃車となってしまいます。
E353系の量産車は、量産先行車とは異なり、車体間ダンパの廃止や、荷物置き場の新設により仕様が異なっています。
量産先行車が、長野総合車両センターで量産化改造が行われるのはその為であるし。
会場となった豊田車両センターは、1963(昭和38)年11月24日に、40両収容の豊田駅電留線として開設され、1965(昭和40)年10月1日には、260両収容の武蔵小金井電車区豊田派出となり、翌年の1966(昭和41)年11月10日に更に拡大され、460両収容の豊田電車区(豊田車両センターの前身)に格上げされた上で開設されていました。
現在の豊田車両センターとなったのは、2007(平成19)年11月24日のことであります。
かつて豊田電車区→豊田車両センターでは、中央快速線や青梅・五日市線の車両のほか、中央本線(ローカル列車)の、武蔵野線、相模線の列車も配置されていたこともあったけど、現在は、中央本線ローカルは、長野総合車両センター、武蔵野線は、京葉車両センター(千ケヨ)、相模線は、国府津車両センター(横コツ)所属となっています。
その代わりに、武蔵小金井電車区(現、武蔵小金井派出所)と豊田の分散配置だった中央快速線の車両が豊田区に集中配置されているし。
豊田区には、115系のスカ色塗装(山スカ)が最後まで残されていたことで有名でありました。
この日は、埼玉高速鉄道(SR)、横浜市交通局(はまりんフェスタ)、国府津車両センターのイベントもあったけど、営業運転開始前のE353系を撮影してみたいということから、迷わずに豊田車両センターまつりを選んだのであります。
このように、2年ぶりに豊田車両センターまつり2017に行き、189系やE353系などを良い感じで撮影することが出来て良かったです。