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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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E351系によるスーパーあずさ29号で立川へ

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3月15日は、新宿から立川まで、E351系(振り子式特急型電車)のモトS4+24編成によるスーパーあずさ29号に乗りました。

スーパーあずさ29号は、新宿駅の10番線を18時ちょうどに発車し、途中、立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻に停車してから松本へと向かう列車であり、今年12月23日からは、新型のE353系に置き換えられることになります。

その前の運用は、松本 14時49分発→新宿 17時26分(土休日は17時24分)着のスーパーあずさ22号であり、途中停車駅は、スーパーあずさ29号と同じ塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、甲府、八王子、立川であるし。

スーパーあずさ号の8往復のうち、最も停車駅が少ないのは、19号(新宿 14時ちょうど発→松本 16時26分着)と、14号(松本 11時08分発→新宿 13時33分着)の1往復であり、途中、八王子、甲府、茅野、上諏訪駅停車(立川、岡谷、塩尻駅は通過)となります。

スーパーあずさ号の時刻、(2017(平成29)年3月4日現在)、※印は、12月23日から新型のE353系で運転される列車

下り(松本方面)

※1号 新宿 7時ちょうど発→八王子 7時29分発→甲府 8時29分発→松本 9時39分着

5号 新宿 8時ちょうど発→八王子 8時33分(土休日は8時31分)発→甲府 9時29分発→松本 10時38分着

※11号 新宿 10時ちょうど発→八王子 10時33分(土休日は10時30分)発→甲府 11時29分発→松本 12時31分着

15号 新宿 12時ちょうど発→八王子 12時31分(土休日は12時30分)発→甲府 13時29分発→松本 14時35分着

19号 新宿 14時ちょうど発→八王子 14時30分(土休日は14時29分)発→甲府 15時24分発→松本 16時26分着

※23号 新宿 16時ちょうど発→八王子 16時31分発→甲府 17時28分発→松本 18時34分着

※29号 新宿 18時ちょうど発→八王子 18時35分(土休日は18時34分)発→甲府 19時36分発→松本 20時42分着

33号 新宿 20時ちょうど発→八王子 20時34分発→甲府 21時31分発→松本 22時38分着

途中停車駅は、1号 立川、八王子、大月、石和温泉、甲府、韮崎、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻

5号,15号 立川、八王子、甲府、小淵沢、茅野、岡谷、塩尻

11号 立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪

19号 八王子、甲府、茅野、上諏訪

23号,29号 立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻

33号 立川、八王子、大月、甲府、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻

上り(新宿方面)

※4号 松本 6時51分発→甲府 7時56分発→八王子 8時51分(土休日は、8時50分)発→新宿 9時26分(土休日は9時27分)着

6号 松本 8時ちょうど発→甲府 9時10分発→八王子 10時05分(土休日は10時07分)発→新宿 10時38分(土休日は10時36分)着→東京 10時53分(土休日は10時51分)着

14号 松本 11時08分発→甲府 12時11分発→八王子 13時05分発→新宿 13時33分着

※18号 松本 13時02分発→甲府 14時09分発→八王子 15時04分発→新宿 15時33分着

※22号 松本 14時49分発→甲府 15時55分発→八王子 16時50分発→新宿 17時26分(土休日は17時24分)着

28号 松本 16時58分発→甲府 18時05分発→八王子 19時02分(土休日は19時03分)発→新宿 19時35分(土休日は19時36分)着

※36号 松本 20時ちょうど発→甲府 21時09分発→八王子 22時06分発→新宿 22時36分(土休日は22時37分)着

途中停車駅は、4号 塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、小淵沢、甲府、八王子、立川

6号 塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、小淵沢、韮崎、甲府、大月、八王子、立川、新宿

14号 上諏訪、茅野、甲府、八王子

18号,22号,28号 塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、甲府、八王子、立川

36号 塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、小淵沢、韮崎、甲府、石和温泉、大月、八王子、立川

2010(平成22)年3月12日までの間は、信濃大町発のスーパーあずさ号として、大糸線に乗り入れていたこともありました。

E351系が大糸線に乗り入れていた頃は、8両編成(新宿寄りの4両は、松本駅で分割・併合)であり、中間の貫通型先頭車が先頭に立っていたし。

現在は臨時を含めてE351系の乗り入れが無くなっているので、E351系の貫通の先頭車は、E257系の2両付属編成の簡易運転台と同様に、松本駅または松本車両センターでしか見られなくなっています。

スーパーあずさ号の自由席は、3,4,5,6号車(3号車は指定席になる場合あり)であり、新宿~立川、八王子間で、510円で乗ることが出来ます。

E257系によるあずさ号は、3,4,5号車、かいじ号は、3,4,5,6号車が自由席となっているけど、E353系に統一された暁には、常磐線特急のE657系によるひたち、ときわ号のような全席指定のスワローサービスに切り替えられることが予想されています。

E351系の前面スタイルは、651系(初代スーパーひたち号)に準じており、651系が使われていた頃の常磐線のスーパーひたち号(現、ひたち号)と同様の前面の号車表示が行われているけど、E353系に置き換えられると共に見られなくなってしまうのが残念であります。

E351系の量産先行車は、1993(平成5)年に2編成24両(S1+21編成は、日立製作所笠戸事業所製、S2+S22編成は、日本車輌製造製)が導入され、同年の12月23日に、暫定的に振り子装置固定の上で、一部のあずさ号(最高速度120Km/h)でデビューしていました。

当初は、基本の8両が新宿寄り、付属の4両が松本寄りとなっていたけど、後に松本寄りが8両、新宿寄りが4両に変更されていたし。

翌年の1994(平成6)年12月3日には、振り子装置の使用開始により、スーパーあずさ号となり、振り子装置+130Km/h運転によりスピードアップされていました。

当時は2編成しかなかった為に、火曜、水曜を中心に183系による代走が行われる列車もあったし。

1995(平成7)年から1996(平成8)年に掛けて、量産車が3編成導入されたことによりスーパーあずさが増発され、量産先行車が量産化改造されていました。

今回乗ったE351系のモトS4+S24編成は、量産車のうちの1本であり、1996年1月に日立製作所笠戸事業所で製造されていたし。

当初の予定では、中央線特急を全てE351系に置き換えることになっていたけど、振り子式車両ということでコストが掛かること、12両編成で列車によって輸送力が過剰となってしまうことに加え、1997(平成9)年10月1日の長野新幹線(現、北陸新幹線)の長野開業に伴う特急あさま号の廃止により189系が余ることなどの影響により、5編成で製造が打ち切られ、183系や189系の置き換えが、非振り子式車両であるE257系によって行われたのであります。

同期の車両であるBoso View Expressこと255系(振り子式ではない車両で、現在は、しおさい号メインで活躍中)のほうも、同様の理由により5編成しか製造されていなかったし。


振り子装置車両の場合は、カーブでスピードを落とさずに通過出来るというメリットがあるけど、揺れが激しく、乗り心地が犠牲になってしまうというデメリットがあるので、乗り心地を維持したまま車体を傾ける空気ばね車体傾斜方式に移行されています。

E353系は、空気ばね車体傾斜方式により、E351系と同等の走行性能となるけど、乗り心地がE351系よりも向上されるし。

E257系は、E351系と同じ最高130Km/hとなっているけど、非振り子車で車体傾斜装置が取り付けられていないので、線形の良い塩嶺トンネル内(岡谷~みどり湖間)、篠ノ井線の塩尻~松本間、総武本線の錦糸町~千葉間くらいでしか130Km/h運転が出来ないので、スーパーあずさのE代走が行われる時に特別なダイヤが組まれることになるし。

報告が遅れてしまったけど、3月15日に新宿から立川までスーパーあずさ号に乗った理由は、E353系による置き換えを予想していたことに加え、立川から南武線のE233系8500番台(元青梅・五日市線)であるナハN36編成(旧、青670編成)を追っ掛けていたからであります。

N36編成は、青梅・五日市線時代から立川駅に乗り入れている編成であり、その名残として唯一押しボタンがあるし。

このように、新宿から立川まで、E351系によるスーパーあずさ号に乗ることが出来て良かったです。


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