
こちらは、11月23日に、東京駅の新幹線ホームで撮影した、JR北海道のH5系(E5系のJR北海道バージョン)のH4編成によるはやぶさ29号(新函館北斗行き)で、盛岡まで、JR東日本のE6系のZ4編成によるこまち29号(秋田新幹線の秋田行き)と連結されていました。
はやぶさ29号は、東京駅の22番線を17時20分に発車し、途中、上野、大宮、仙台、盛岡、いわて沼宮内、二戸、八戸、七戸十和田、新青森、奥津軽いまべつ、木古内に停車してから新函館北斗へと向かう列車であり、H5系所定列車で唯一の東京発新函館北斗行きであり、新函館北斗 12時44分発のはやぶさ22号(盛岡からは、秋田から来たこまち22号と併結)の折返しでもあります。
H5系は、1日目 新函館北斗→(はやぶさ10号)→東京→(はやぶさ17号)→新青森→(はやぶさ32号)→東京→(やまびこ223号)→仙台(停泊)
2日目 仙台→(はやぶさ95号)→新函館北斗→(はやぶさ22号)→東京→(はやぶさ29号)→新函館北斗であり、このはやぶさ29号が2日間の運用のラストを飾ることになります。
H1編成からH4編成までの4編成あり、2編成運用2編成予備となっているので、臨時列車にも使われる可能性があるし。
これらの列車では、希にE5系での代走が行われることもあるので、注意が必要であります。
このことは、北陸新幹線でのE7系とW7系(E7系のJR西日本バージョン)でも言えることであり、W7系所定運用でもE7系による代走が行われることもあるし。
H5系の内装は、乗った時から北海道を連想させるものとなっているのに、通常時に東京から新函館北斗まで直通するH5系の下りはやぶさ号が、はやぶさ29号しかないのが残念であります。
E5系のほうは、それに準じた落ち着いた感じの内装なので、問題はないと思います。
普段新青森発着となっているはやぶさ7号と28号(E5系で運転)は、年末年始(12月29日から31日までと1月2日から8日)と2月10日と12日は、臨時列車として新函館北斗まで延長されることになります。
臨時はやぶさ号の運転に合わせ、新函館北斗~函館間の臨時はこだてライナー(快速)も運転されるし。
はやぶさ29号ももちろん、新函館北斗駅で、函館行きのはこだてライナーに接続しています。
新函館北斗駅は、昨年3月26日の北海道新幹線の開業まで、渡島大野駅と呼ばれていた駅であり、かつての新青森駅と同様に、駅周辺には何もありませんでした。
新幹線が出来てからは、駅周辺の開発が進められるようになっています。
函館と札幌を結ぶ高速バスである高速はこだて号(北海道中央バス、道南バス、北都交通による運行)、函館特急ニュースター号(北海道バス(東京バスグループのバス会社)による運行)も、夜行便を含めて新函館北斗駅に止まるようになっているけど、5時35分~23時50分の間しか新函館北斗駅の駅舎に入ることが出来ず、夜行便の場合は、時間外に屋外で待つことになるので、注意が必要であります。
これらの夜行バスは、青森~札幌間で運転されていた夜行急行はまなす号の代わりになっているけど、2002(平成14)年まで函館~札幌間で夜行の臨時快速ミッドナイト号が運転されていたことを思い出しました。
快速ミッドナイト号は、56系気動車(キハ58系の北海道バージョン)で運転されていた列車であり、2000(平成12)年から廃止されるまでキハ183系で運転されていたけど、18きっぷでも乗れる夜行列車として重宝されていました。
18きっぷで北海道新幹線に乗るなら、北海道新幹線オプション券(2300円)が必要であり、奥津軽いまべつ~木古内間に限り、普通車の立席(空席がある場合は空いている座席)を使うことになります。
道南いさりび鉄道線(木古内~五稜郭間)では、通過利用のみ有効となるし。
北海道&東日本パスで北海道新幹線に乗る場合は、新青森~新函館北斗間に限り、特定特急券をプラスすれば、普通車(立席または空席利用)に乗ることが出来ます。
奥羽本線の新青森~青森間と、石勝線の新夕張~新得間(特急列車しか走らない区間)では、普通車自由席に限り、特例で特急列車に乗ることが出来るので、乗り得列車に乗ったような得した気分を味わうことが出来るし。
この日は、29日なので、はやぶさ29号を話題にしました。
11月29日は、いい肉の日なので、北海道の十勝地方競馬が有名な肉の産地であることを思い出しました。
北海道の十勝地方の十勝牛や十勝豚丼が有名だけど、十勝の雄大な大自然の中で育てられた良質な肉と言われています。
東北の有名な食肉は、岩手県奥州市前沢区の前沢牛や宮城県の仙台牛、仙台黒毛和牛、山形県の米沢牛、秋田県の美味豚や比内地鶏などが挙げられているし。
新青森駅は、国鉄最後のダイヤ改正である1986(昭和61)年11月1日に奥羽本線の駅として開業した駅であり、当時は1面1線の無人駅でありました。
2010(平成22)年12月4日には、東北新幹線の新青森延長(全線開業)と共に新幹線が乗り入れる駅に昇格し、駅周辺の開発が進められるようになったので、新幹線開業前と比較して、想像出来ないほど変化しています。
このように、東京駅でH5系を良い感じで撮影することが出来て良かったです。