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東武ファンフェスタ2017での250系りょうもう 251F

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続いては、11月19日に東武鉄道の南栗橋車両管区(南栗橋工場)で行われた東武ファンフェスタ2017の車両撮影会で展示されていた、250系(200系250番台)りょうもうの251Fです。

東武250系(200系250番台)は、急行りょうもう号の時代の1998(平成10)年2月に、最後まで残されていた1800系の置き換え用として導入されていた最終増備車であり、1720系(一部1700系、日光・鬼怒川特急で活躍していたDRC車)の足回り品(9編成分)が全て200系(9編成)に使われていた為に、当時増備が進められていた30000系(現在は13編成が東上線(池袋~小川町間)で活躍し、2編成が地下鉄半蔵門線、東急田園都市線直通用として残留)に準じた足回り品(VVVFインバータ車、ボルスタレス台車)として、アルナ工機(現、アルナ車両)で完全新製されていた為に、唯一の250系となっています。

外観や内装は、200系の後期型(207F以降)とほぼ同じであるけど、200系が、1720系と同じ6M(オールM編成)で、パンタグラフが2,4,5号車にあるのに対して、250系が、1800系と同じ3M3T(T車はトイレ付きの1,3,6号車)で、パンタグラフが2号車と5号車(2基)にあるという違いがあります。

こちらは、2003(平成15)年3月に、増発用として導入されていた、西武鉄道の10000系特急電車(NRA)の最終増備車である10112F(唯一のVVVF車でLED表示、新宿線の特急小江戸号で活躍中)に酷似している状態であるけど、10112Fの台車は廃車発生品が使われているので、9000系に近い状態であります。

1720系の足回り品が流用された東武200系りょうもうも、101系や5000系(初代レッドアロー号)の足回り品が流用された西武10000系の10101~10111Fに似ているし。

200系りょうもうは、1800系の時代からビジネス急行→ビジネス特急のイメージが強いので、西武10000系のほか、小田急電鉄の30000形ロマンスカー(EXEまたはEXEα)に似ているところがあります。

30000形EXEに関しては、箱根や江ノ島への観光特急よりもビジネス特急のイメージが強いのでそのはずであるし。

1990(平成2)年から1998年までの間に1720系の足回り品が流用された上で導入された200系のうち、1997(平成9)年に導入された207F(後期型の第一号)は、同年3月25日のりょうもう号の増発用として導入されていたので、翌年の1998年に最後の1800系が置き換えられた時に車両不足を補う為に、250系が導入されていたのであります。

200系の車両メーカーは、201,204,207Fが東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)で、他は250系を含めてアルナ工機であり、当時は熊谷貨物ターミナルではなく、東鷲宮駅から搬入されていました。

りょうもう号が急行から特急に格上げされたのは、200系または250系に統一された1年後の1999(平成11)年3月16日のことであり、最高速度が105Km/hから110Km/hに引き上げられていたことにより、110Km/h運転が行われていた1720系の足回り品が生かされていることが分かります。

300系または350系による日光線系統の急行は、2006(平成18)年3月18日に特急に格上げされていたけど、100系スペーシア(けごん、きぬ号)と格差がある為に、特急料金がこれまでの急行並みとなっているし。

2006年3月18日からは、急行が地下鉄半蔵門線、東急田園都市線直通列車(料金不要)で使われるようになり、今年4月21日からは、6050系による快速(浅草発だった)に替わり、南栗橋→東武日光間の列車にも使われるようになっています。

昨年の12月4日に行われた前回の東武ファンフェスタでは、JR253系(OM-N2編成)、8000系8111F、6050系6167F、1800系1819F、350系353F、100系スペーシア103F(日光詣スペーシア)、200系りょうもう208F(プユマりょうもう)が展示されていたので、今年も7本並びが守られていることが分かります。

2010(平成22)年12月5日の東武ファンフェスタで、8編成が並べられたのが最高であり、2011(平成23)年12月4日から毎年7編成が並べられるようになっています。

2010年12月5日は、花上名誉館長さんと、鉄道アイドルのゆゆこと木村裕子氏との合同トークショーが行われていたけど、2011年からは、花上名誉館長さんと鉄道ジャーナリストである渡部史絵氏とのトークショーが毎年行われるようになっているので、2011年以降の撮影会の車両の並びが7本で固定されていることと同様であります。

今から10年前の2007(平成19)年11月25日の東武ファンフェスタ(110周年記念)の時も7編成が展示されていたし。

今年は3年ぶりに花上名誉館長さんと渡部史絵さんによるトークショーに行き、その後の握手会に参加していました。

渡部史絵さんも、500系リバティの乗り心地の良さを語っていたので、乗り心地が良いことが分かります。

2009(平成21)年11月8日は、当時設定されていた特急のA期間と重なっていた為に、特急型車両の展示が行われず、全て通勤型車両(8000系、10000系、20050系、30000系、50050系)となっていました。

200系は、2009年を除いて毎年撮影会で展示されていたけど、2008(平成20)年と2012(平成24)年、今年は250系も当たっていたし。

251Fには、2010年9月25日に、東武動物公園から北千住まで乗ったことがあります。

りょうもう号が東武動物公園駅にも停車するようになったのは、2003年3月19日(地下鉄半蔵門線、東急田園都市線との直通運転が開始された時でもある)で、東武動物公園駅での乗降口は、久喜駅や、日光線特急の春日部駅と同様に、2号車と5号車に限定されています。

東武鉄道から発表された2020年度までの中期経営計画によると、500系リバティが増備される予定(今年度はなし)となっており、それが実現すれば、350系や200系りょうもうが置き換えられることが予想されています。

500系リバティとは別に、フラッグシップ特急や地下鉄直通特急の導入も検討されているので、100系スペーシアもそろそろ置き換えの時期が来ていることが分かります。

100系スペーシアは、足回り品が未だ旧式のVVVFインバータであり、バリアフリー化されていない状態であるのでそのはずであるし。

小田急ロマンスカーでは、来年3月中旬にデビュー予定の新型の赤い70000形の愛称名が、GSE(Graceful Super Express)に決まったことで話題になっています。

Gracefulとは、優雅を意味する言葉であり、コンセプトである箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカーに因んで命名されていました。

赤い特急列車繋がりにより、このことを話題にしたのであります。

このように、東武ファンフェスタ2017で、東武250系りょうもうを撮影することが出来て良かったです。


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