
一昨日(1月21日)は、武蔵野線の西船橋駅で、E257系500番台のマリNB16編成による臨時快速おさんぽ川越号を撮影しました。
この列車は、外房線の茂原駅と川越線の川越駅を外房線、京葉線、武蔵野線、川越線経由で結ぶ全席指定の臨時快速列車(E257系500番台の5両編成)で、今回は、651系(元スーパーひたちの車両)の7両編成(グリーン車付き)による快速ぶらり川越号(日立~川越間、常磐線、武蔵野線、川越線経由)と共に1月20日と21日の2日間運転されていました。
行きは、茂原駅を8時20分に発車し、途中、大網、土気、鎌取、蘇我、稲毛海岸、海浜幕張、南船橋、西船橋、東松戸、新八柱、新松戸、南流山、南越谷、東川口、大宮に停車してから川越へと向かい、帰りは川越駅を16時ちょうどに発車してから茂原へと向かうことになります。
おさんぽ川越号は以前115系やE231系が使われ誰でも乗ることが出来ていたけど、現在は指定券が無ければ乗れなくなっています。
今から5年前の2013(平成25)年1月26日は、川越から西船橋まで115系のトタM40編成(かつてむさしの号で使われていたスカ色の編成)による快速おさんぽ川越号(当時は新習志野~川越間だった)に乗ったことを覚えているけど、誰でも乗ることが出来た頃が懐かしいです。
E257系500番台は、2004(平成16)年から2005(平成17)年に掛けて、房総地区で活躍していた183系や189系の置換え用として、モノクラスの5両編成19本95両が幕張車両センター(千マリ)に配置されていたけど、このNB16編成は、2005年9月に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造され、同年12月10日の北総特急(しおさい、あやめ号)への進出と共に営業運転入りしていました。
2015(平成27)年3月14日には、あやめ号の全廃等に伴う房総特急の削減により余るようになり、現在は臨時列車にも盛んに使われるようになっています。
2015年3月13日までの間は、E257系で運転されていたしおさい5,10号の成東~銚子間が普通列車扱いとなっていたので、183系の時代から銚子電鉄の旅に行く時に往路のしおさい5号の成東→銚子間でお世話になっていました。
2015年3月14日から普通列車(18きっぷ)で銚子まで行く時には、総武本線、成田線経由共に209系のお世話になるので、千葉から銚子まで先着するほうを選ぶようにしています。
今年3月17日からは、189系で運転されているホリデー快速富士山号、山梨富士号、富士山号にE257系500番台が使われるようになるので、団臨以外で189系に乗るなら3月11日までがラストチャンスであります。
富士山号だとあさぎり号から改称される小田急ロマンスカーのふじさん号(新宿~御殿場間、小田急電鉄の60000形MSE車による運転)と被る恐れがあるけど、こちらは別の会社でひらがななので問題はないと思います。
中央線では、E351系(初代スーパーあずさ)と共に、189系が絶滅危惧車となっていることが分かります。
これまでホリデー快速富士山号には、あずさ色のトタM50編成が主に使われていたけど、明後日の1月25日をもって最後を迎えるM50編成に替わって国鉄特急色のM51編成が使われるようになっています。
川越線の大宮~南古谷間は、普段埼京線及びりんかい線との直通列車(E233系7000番台と、東京臨海高速鉄道の70-000形)しか走らない区間であり、E257系や651系が乗り入れた時には新鮮な気分がしてきます。
これらの臨時列車は、大宮~日進間で、埼京線、川越線用の地下ホームからではなく、地上ホームから亘り線を通って行くので、貴重な体験を味わうことが出来ます。
この日は葛西駅前にある地下鉄博物館での地下鉄開業90周年を見た後に東京メトロ東西線で西船橋まで移動し、武蔵野線に乗り換えようとした時に快速茂原行きの表示を見たので、1本見送ってから撮影したので撮影したのであります。
西船橋駅は、1958(昭和33)年11月10日に総武線の駅として開業した駅であり、1969(昭和44)年3月29日の地下鉄東西線の東陽町~西船橋間の開業により乗換駅となり、1978(昭和53)年10月2日の武蔵野線の新松戸~西船橋間の開業と共に武蔵野線も乗り入れるようになっているので、南浦和駅と同様に武蔵野線と共に開業した駅ではないことが分かります。
1986(昭和61)年3月3日に京葉線、1996(平成8)年4月27日に東葉高速鉄道東葉高速線の乗り入れにより現在に至っています。
武蔵野線と京葉線の直通運転がデルタ線によって行われるようになったのは、1988(昭和63)年12月1日の京葉線の新木場~南船橋間、千葉みなと~蘇我間の開業の時からであり、既存の西船橋~南船橋間が二俣支線、同時開業した市川塩浜~西船橋間が高谷支線と呼ばれており、快速おさんぽ川越号は、前者の二俣支線を通っています。
快速おさんぽ川越号では、縦書きの臨時の表示だったのが残念だったけど、撮影することが出来て良かったです。