
2月12日は、湘南台から横浜まで、相模鉄道(相鉄)の新型車両である20000系(20101F)による各停横浜行きに乗りました。
この日は、土休日41運用で、前日の故障箇所の点検により、横浜 17時11分発、海老名 17時43分着の急行をもってかしわ台車両センターに入庫されるはずだったけど、上星川~西谷間で線路内発煙があったことによりダイヤが乱れていたので、20000系が予定よりも約30分遅れて入庫していました。
新宿から町田まで、小田急30000形のEXEαによるはこね35号、町田から湘南台まで、小田急新4000形の4064Fによる快速急行で移動し、湘南台駅で待機していたところ、20000系が予定よりも遅れて到着していたので、横浜まで乗って行きました。
湘南台駅は、小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れる駅で、1階が小田急線のホーム、地下1階が改札口(西側が相鉄、中央が小田急、東側が横浜市営地下鉄)、地下2階が横浜市営地下鉄ブルーラインのホーム、地下3階が相鉄いずみ野線のホームから成っており、相鉄いずみ野線で慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)付近、倉見、平塚方面への延長計画があることから、小田急線を越えて西側へと延びています。
このような構造の駅は、京成電鉄京成本線の勝田台駅と、東葉高速鉄道の東葉勝田台駅も挙げられており、地上1階に京成線のホーム、地下1階にそれぞれの改札口、地下2階に東葉高速鉄道のホームがあります。
横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台駅は、横浜市営地下鉄で唯一藤沢市(横浜市外)にある駅なので、都営地下鉄新宿線の本八幡駅が唯一千葉県市川市(都外)にあることに共通しています。
横浜市営地下鉄ブルーラインでは、あざみ野駅からすすき野(横浜市青葉区)を経て、新百合ヶ丘(川崎市麻生区)方面へと延長される計画があるけど、それが実現すれば、横浜市外への乗り入れが増えることになります。
湘南台駅が小田急線の駅として開業したのは、1966(昭和41)年11月7日のことであり、当初は各停と準急しか止まらない駅となっていました。
1999(平成11)年3月10日に相鉄いずみ野線が、同年8月29日に横浜市営地下鉄(現在のブルーライン)がそれぞれ乗り入れるようになり、10月10日には小田急の駅舎が橋上駅舎から地下駅舎に移転され、翌年の2000(平成12)年12月2日には、10両編成対応化により急行停車駅に格上げされていたのであります。
相鉄いずみ野線が湘南台まで延長された1999年3月10日は、HIGHSPIRITS(ハイスピ)のメンバー(元ステーション♪)である、さやぽんこと葉月沙耶氏の生誕日でもあるので、相鉄の湘南台駅や同時に開業したゆめが丘駅に行った時にさやぽんを思い出しました。
相鉄の湘南台駅の改札内コンコースには、相鉄20000系の写真展が行われ、20000系の運転予定表も出ていました。
その運転予定は、相鉄のHPで調べることも出来ます。
相鉄いずみ野線は、1976(昭和51)年4月8日に、二俣川駅から分岐するニュータウンへのアクセス路線(支線)として、二俣川~いずみ野間が開業していました。
1990(平成2)年4月4日にいずみ中央、1999年3月10日に湘南台までそれぞれ延長されて現在に至っています。
ゆめが丘~湘南台間は、一部横浜市営地下鉄ブルーラインと並走する区間であり、共に境川(横浜市と藤沢市の境目)を渡った後に地下トンネルに入って湘南台駅へと向かうことになります。
いずみちゅうおうと読む駅は、相鉄いずみ野線のいずみ中央駅(横浜市泉区)のほか、仙台市地下鉄南北線の泉中央駅(仙台市泉区(旧、泉市))、泉北高速鉄道線の和泉中央駅(大阪府和泉市)が挙げられているけど、泉中央駅のある仙台市泉区は、韓国の平昌(ピョンチャン)オリンピックでの男子フィギュアのフリーの演技で金メダルを獲得していたことで話題になった羽生結弦選手(ANA所属)の地元でもあります。
この競技では、宇野昌磨選手(冬季オリンピック初挑戦、名古屋市出身)が銀メダル、スペインのハビエル・フェルナンデス選手が銅メダルを獲得していました。
羽生結弦選手は、2014年のロシアのソチオリンピックに続いて金メダルを獲得していたので、66年ぶりの連覇となったのであります。
スピードスケートの小平奈緒選手(長野県松本市にある相澤病院所属)が、昨日の女子500mの競技で、女子1000mの銀メダル(2010年のカナダのバンクーバーオリンピック以来)に続いて金メダルを獲得していたことでも話題になり、小平選手の地元である長野県茅野市も活気付いていました。
昨年12月23日にデビューしたE353系の新型スーパーあずさ号も、茅野市を通っています。
昨日は、松戸の伊勢丹(ISETAN)で、ステーション♪のなおたんこと倉沢菜央氏の卒業ライブ(自分(しゃもじ)も行っていた)が行われていたけど、この日に小平奈緒選手が金メダルを獲得していたので、字は違うけど、同じ「なお」繋がりもあると思っています。
いずみ中央駅が開業した、1990年4月4日は、フジテレビ系で放送されているアニメ「ちびまる子ちゃん」のテーマソングとして有名であるB.B.クィーンズの「おどるポンポコリン」が発売されたことで話題になっており、ちびまる子ちゃんと言えばやはりこれという名曲となっています。
1976年4月8日にいずみ野線がいずみ野まで開業した時に、フジテレビ系で放送されていた幼児向け番組であるひらけ!ポンキッキ(現、ポンキッキーズ)から生み出されていた「およげ!たいやきくん」が、1999年3月10日に湘南台まで延長された時に、NHK(Eテレ)で放送されているおかあさんといっしょ(幼児向けの長寿番組)から生み出されていた「だんご3兄弟」、1999年1月の今月の歌として放送されていた、がそれぞれ大ヒットしていたので、相鉄いずみ野線の開業の時に子供向けの曲が大ヒットしたという法則となっていました。
相鉄いずみ野線のゆめが丘駅と湘南台駅に行った時にさやぽんだけでなく、だんご3兄弟のことも思い出していたのはその為であります。
相鉄いずみ野線の二俣川~いずみ野間には、トンネルが6ヶ所あり、ゆめが丘~湘南台間の地下トンネルを含めれば7ヶ所ということになります。
相鉄の快速が出来たのは、1999年2月27日のことであり、湘南台まで延長されるまでの間、快速いずみ中央行きの表示が暫定的に見られていました。
2014(平成26)年4月27日には、相鉄の本線といずみ野線直通列車に特急(最速達列車)が新設され、いずみ野線直通専用の種別だった快速が、本線にも進出していました。
ゆめが丘駅は、ユニークな天井が特徴の高架駅で、すぐ近くに横浜市営地下鉄ブルーラインの下飯田駅(こちらは地下駅)があります。
相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄ブルーラインは、いずみ野駅または戸塚駅から長後駅まで延長される計画があったけど、湘南台までの延長に変更されていたので、相鉄いずみ野線でいずみ野駅を出た後にカーブを曲がることになっています。
相鉄20000系のドアは、相鉄初の押しボタン式(半自動式)となっているので、折返しの時や二俣川駅などでの待避の時などの長時間停車中に押しボタンを使うことが出来ます。
相鉄20000系に乗ってみたところ、音が静かで乗り心地が良かったです。
二俣川駅で、9000系の9707Fによる急行横浜行きに接続していたけど、このまま横浜まで乗って行きました。
星川駅は、待避可能な2面4線の駅であり、昨年3月5日に下りホーム(海老名、湘南台方面)が高架化されていたので、今回は地上ホームを通りました。
こちらは今年秋に上りホームも高架化される予定となっています。
横浜駅到着後は、折返し17時41分発の急行海老名行き(予定よりも30分遅れ)となっていたので、改札から一旦出た後に再び入場してから海老名へと向かいました。
JR線直通用の新車である12000系は、総合車両製作所(横浜事業所または新津事業所)で製造されることが予想されます。
このように、ダイヤ乱れを乗り越えた上で、相鉄20000系に初めて乗ることが出来て良かったです。
画像は、二俣川駅と湘南台駅で撮影したものです。