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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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小田急50000形VSEによるはこね43号

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こちらは、3月15日に、小田急電鉄の新宿駅で撮影した、50000形VSEの50001Fによる、はこね43号の箱根湯本行きです。

今日(3月17日)には、ご存じの通り、70000形GSEがデビューしたので、50000形VSEは展望席付きのロマンスカーの先輩に当たることになっています。

改正前のはこね43号は、新宿駅17時10分発で、平日はVSE固定運用、土休日はVSEまたは7000形LSEによる運用で、途中、町田、本厚木、小田原の各駅に停車していました。

改正からは、17時ちょうど発のはこね47号(土休日は、はこね35号)となり、引き続き50000形VSEメインで使われることになります。

土休日には、引き続きVSEメインの運用が2運用設定されるけど、平日の場合は、3運用で、VSEとGSE共通、基本的にVSE限定、VSE,GSE,LSE共通に分かれることになることが分かります。

はこね43号自体は、平日の新宿16時ちょうど発の箱根湯本行きとなり、30000形EXEまたはEXEαが使われることになるので、VSEのはこね43号の表示が見納めとなってしまいました。

VSEのホームウェイ号は、平日のホームウェイ85号(新宿 20時45分発の藤沢行き、箱根特急の残業)しかなかったけど、今回の改正では、土休日にも運転されるようになり、平日の新宿 23時ちょうど発のホームウェイ21号(本厚木行き)にもVSEが使われるようになります。

50000形VSEは、30000形EXEやEXEαとは反対に、通勤輸送には似合わない点があるけど、温もりのあるインテリアが通勤帰りの安らぎ空間になると思います。

30000形EXEでは、逆に行楽輸送に似合わない点があり、このことは、EXEα化によって60000形MSEと同様に通勤輸送と行楽輸送の両方に合う空間となることで解決されつつあります。

温もりのあるインテリアでの安らぎ空間と言えば、京王電鉄の新5000系による京王ライナーを思い出します。

今日からは京王相模原線の運賃が値下げされるので、橋本行きの京王ライナーの利用客が増えることになります。

50000形VSEは、10両の連接構造により、定員が358名と少ない為に、週末を中心に満席となる列車が続出するという問題がありました。

70000形GSEでは、7両のボギー車となったことにより、定員が400名とVSEよりも多くなったけど、7000形LSEの456席よりも少なくなったという欠点があります。

1995(平成7)年まで活躍していた西武鉄道の5000系特急(初代レッドアロー)は、6両編成で400席だったので、70000形GSEを見て、西武の5000系初代レッドアローのことを思い出しました。

西武特急10000系ニューレッドアローは、7両編成で406席(5000系よりも6席増加)となっているのは、シートピッチが拡大されているからであります。

西武40000系による拝島ライナーがデビューしてから早1週間(1瞬間)経ってしまいました。

友人のつか氏と一緒に乗ることが出来たことは忘れられません。

50000形VSEの3号車と8号車は、ゆったりトイレこと車椅子対応の幅広洋式トイレ(誰でもトイレ、ベビーベッド付き、オストメイト対応)、女性専用の洋式トイレ(ベビーチェア付き)、男性用小トイレ、洗面所、カウンターブース、パンフレットスペースのある車両であり、3号車は、4人用セミコンパートメント席であるサルーン席(3区画、サルーン料金も必要)、8号車は、車椅子対応座席のある一般席となっています。

VSEの男性用小トイレのドアは、鉄道車両の男性用小トイレとしては珍しく、確認用の窓が付いていないので、入ったらロックをしておく必要があります。

30000形EXEまたはEXEα、60000形MSE、70000形GSEの男性用小トイレの窓は、曇りガラスで確認しづらいのが欠点であるので、注意が必要です。

小田急ロマンスカーの展望席付き車両は、1963(昭和38)年3月16日の3100形NSEでデビューし、関東初の展望席付き特急として話題になっていました。

あれから昨日(3月16日)で55周年を迎えていたけど、現在でもロマンスカーのシンボルとして絶大な人気を誇っています。

展望席には、前展望席と後展望席があり、当然のことながら前展望席はすぐに売り切れてしまうので、早めの入手がオススメであります。

3100形NSEは、1996(平成8)年から1999(平成11)年に掛けて、7編成全てが展望席なしの通勤向けロマンスカーである30000形EXEに置き換えられたので、展望席付きロマンスカーが減っていました。

30000形EXEは、ロマンスカーでの通勤需要に応える為に導入された車両(ビジネス特急)であり、通勤利用客には好評だけど、行楽輸送に似合わないことにより、箱根への行楽輸送でマイナス面となってしまいました。

そんな中、バリアフリーに適合しなかった10000形HiSE車(20000形RSE車と同様に、2012(平成24)年3月16日まで活躍していたロマンスカー)の置き換え用として導入された50000形VSEに白羽の矢が立ち、展望席付きのロマンスカーらしいロマンスカーとして原点回帰していたのであります。

50000形VSEは大好評であり、減少していた箱根特急の利用客が回復していたという効果がありました。

VSEの側面の愛称及び行先表示は、珍しい縦型表示(日本語表示と英語表示が交互となるタイプ)であり、ROMの交換によって、明朝体からゴシック体へと変化していました。

通勤型車両(青帯車)の2000形や3000形も同様にLED表示が明朝体からゴシック体に変更されています。

自分(しゃもじ)は、50000形VSEを見て、ロマンスカーと言えばやはりこれだな!と思いました。

70000形GSEも、ロマンスカーらしいロマンスカーであり、展望席や側面の大きな窓からの眺めが売りなので、前述の10000形HiSE車(展望席以外はハイデッカーだった車両)と同様のコンセプトであることが分かります。

友人のつか氏は、自分(しゃもじ)と一緒に拝島ライナーに乗った翌日に50000形VSEの展望席に乗っていたけど、次は70000形GSEにも是非乗ってもらいたいと思っています。

つか氏がVSEに初めて乗った時はかなり遅かったけど、未だ乗ったことがなかった時に、自分(しゃもじ)か 
つか氏に今度VSEに乗ってみるといいですよと言ったことにより、初乗車に漕ぎ着けていたのであります。

つか氏は、VSEに乗った時に良かったと言っていたので、薦めた甲斐がありました。

自分(しゃもじ)が50000形VSEに初めて乗ったのは、2005(平成17)年4月28日のことであり、その日のうちに50001Fと50002Fの両方に乗っていました。

VSEがデビューしたのは、2005年3月19日のことであり、週明けの3月19日には、デビューから13年経ちます。

VSEは、デビューから13年経ち、GSEがデビューした後も輝きが色褪せることはないと思います。

このように、ダイヤ改正当日に、50000形VSEを話題にすることが出来て良かったです。

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