
6月2日は、椎名町から練馬まで、西武鉄道20000系の20158Fによる銀河鉄道999のラッピング電車による豊島園行きに乗りました。
この日は、武蔵丘車両検修場で行われた、西武電車フェスタ2018in武蔵丘車両検修場に行く前だったので、幸先の良いスタートとなりました。
こちらは、2009(平成21)年5月1日から2014(平成26)年12月20日まで3000系の3011Fに施されていた初代銀河鉄道999ラッピング電車から受け継がれたものであり、一昨年10月8日に、20000系の20158Fに施された上で復活していました。
前面は、飯能、西武新宿寄りの先頭車である20158号車が車掌さん、池袋、西武秩父、本川越寄りの先頭車である20058号車がメーテルの顔つきとなっているので、3015Fによる初代999ラッピング電車から受け継がれています。
999ラッピング電車のうちの3両(クハ3011、モハ3212、クハ3012号車)は、横瀬車両基地で静態保存され、2015(平成27)年から西武鉄道の三大イベントの一つである、西武トレインフェスティバルin横瀬で展示されています。
2014年12月20日に西武球場前駅で行われた3000系並びに初代999ラッピング電車のさよならイベントでは、白塗装の253Fも展示されていたことを覚えています。
2016年10月8日に999ラッピング電車となった当時は、3色LEDの時代だったので、違った姿となっていました。
デビュー当日は、豊島園駅で出発式が行われ、臨時列車に使われた後に西武球場前駅で車両展示イベントが行われていたけど、自分(しゃもじ)は、秋葉原のTwin Box GARAGE(ツインボックスガレージ)で、同年5月21日から10月18日まで存在していた第二期ステーション♪(さやぽん、まりっぺ、あやちゃの3人組(3両編成)だった)による最初で最後のワンマンライブに行っていた為に行かれなかったです。
当時は三連休三連休と騒がれていた中での自分(しゃもじ)の土曜休み(休日SE)だったので、喜びに満ちていたけど、ライブ自体が見応えがあったのでよしとしています。
さやぽんこと葉月沙耶氏は、ハイスピことHIGHSPIRITSで活躍中であり、5月30日には、ハイスピのファーストシングルである「愛していいですか?」がリリースされたことで話題になっています。
先週末は、リリース週ということで、2日は新宿のタワレコ、3日は渋谷のタワレコで行われたハイスピのリリースイベントに行ったのであります。
新宿のタワレコのあるFlags(フラッグス)は、小田急電鉄の子会社だったフラッグスによって運営されていたけど、今年4月1日に小田急電鉄本体に吸収合併され、ミロードなどと同様に、小田急電鉄による直営となっています。
新宿のタワレコで、小田急ポイントカードが使えるのはその為であります。
西武20000系のLED表示は、2000(平成12)年2月のデビュー当時は、前面がローマ字なしの3色LED表示で、各停が普通と表示されていました。
2008(平成20)年6月14日の種別改変により普通から各停となったと共に前面もローマ字入りの表示となり、2015(平成27)年から一昨年(2016(平成28)年)に掛けてフルカラーLED化されて現在の表示となっています。
999ラッピング電車は、すぐにフルカラーLED化されていたので、3色LED時代が短かったことになります。
20158Fは、2005(平成17)年に20108F(現在は新宿線系統所属)と共に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造された最終増備車であり、この年から新101系の置き換えが行われていました。
最初に運用離脱されていた新101系の4連のうちの3編成は、6000系(急行秩父路用)として秩父鉄道に譲渡されていたけど、西武時代に秩父鉄道に乗り入れていたことにより、秩鉄ATSが取り付けられていることで、改造と共に流用させることが出来たのであります。
秩父鉄道の広瀬川原車両基地のイベント(わくわく鉄道フェスタ)では、2015年5月16日と2016年5月21日にステーション♪が出ていたけど、2016年5月21日は、第二期ステーション♪のお披露目となっていました。
西武豊島線(練馬~豊島園間)は、1927(昭和2)年10月15日に、豊島園へのアクセスの為に作られた単線の路線であり、1991(平成3)年12月10日に都営大江戸線の光が丘~練馬間(豊島園駅)が都営12号線として開業した後も廃止されずに残されています。
としまえん(豊島園)の由来は、練馬城の城址に出来たことで、練馬城の築城に関わっていた豊島氏から来ているので、豊島区とは無関係であることが分かります。
何故練馬区にあるのに豊島園(としまえん)なのか?という謎が解けたのであります。
1927年に開園した当時は、東京都練馬区の前身である東京府北豊島郡上練馬村となっていました。
1932(昭和7)年10月1日には、東京府北豊島郡板橋町、上板橋村、志村、赤塚村、練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村が東京市に編入されて板橋区となり、1947(昭和22)年8月1日には、旧練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村、小竹村、江古田村が板橋区から分区されて練馬区が誕生していました。
豊島区は、板橋区と同じ1932年10月1日に、北豊島郡巣鴨町、西巣鴨町、高田町、長崎町の合併により出来た区であり、北豊島郡の名残があります。
東京副都心の一つで、豊島区最大の街である池袋は、西巣鴨町だった場所であり、都営三田線の西巣鴨駅のある場所も含まれていました。
明治時代には、大塚駅付近が賑わっていたけど、戦後になってからは、池袋駅付近に繁華街の機能が移されて、現在のような賑やかな街となったのであります。
西武豊島線が都営大江戸線の開業後も廃止されずに残されている理由は、1998(平成10)年3月26日に地下鉄有楽町線との直通運転開始により、池袋発着の各停の一部が地下鉄直通にシフトされたことの穴埋めとすること、練馬駅での折返しが不可能であり、その代わりに豊島園駅まで持っていく必要があること、豊島園が西武グループのレジャー施設であることであります。
豊島園駅は、8両編成ぎりぎりまでしか停車出来ないので、椎名町、東長崎、江古田、桜台の各駅が10両対応に改良されたのにも関わらず、豊島園駅に乗り入れる運用のある池袋口の各停を8両編成で運転せざるを得なくなっています。
椎名町、東長崎、江古田、桜台の各駅が10両対応化された理由は、2013(平成25)年3月16日に直通運転の範囲が副都心線、東急東横線を介して、みなとみらい線の元町・中華街(横浜方面)まで延長されたことにより、ダイヤが乱れた時の運用のやりくりをしやすくする為であります。
豊島園は、あじさいが有名であり、夏にはプールが賑わうことになります。
豊島園庭の湯は、2003(平成15)年6月28日に出来た日帰り温泉であり、西武秩父駅にある祭の湯と同様に駅前にある西武グループの温泉施設でもあります。
豊島園庭の湯には、男女別の温浴ゾーンのほか、男女混合のバーデゾーン(水着着用エリア)があるので、夏場には、豊島園で水着着用で楽しめるエリアが、プールと庭の湯の2ヶ所となります。
としまえんプールのハイドロポリス(ウォータースライダー)は、今年で30周年を迎えます。
としまえんの広告には、アメリカのアニメキャラクターであるトムとジェリーが使われており、西武線の駅などには、矢印に見立てたチーズをもったジェリーによる、あっちがとしまえん、こっちがとしまえんというポスターがあります。
豊島園のあじさい祭りは、6月25日まで行われる予定であり、こちらもトムとジェリーによってPRされています。
としまえんにある回転木馬である、「カルーセルエルドラド」は、1907(明治40)年にドイツのミュンヘンで作られたもので、2010(平成22)年に機械遺産に認定され、昨年110周年を迎えていました。
1964年までは、アメリカのニューヨークにあったコニーアイランドで使われていたけど、1969(昭和44)年に日本に渡り、1971(昭和46)年4月から豊島園で使われるようになっています。
としまえんには、昨年9月30日に登場した、チャレンジトレインという電車型ライド(さいたま市にある鉄道博物館のミニ運転列車の西武版)があり、2000系、20000系、30000系、40000系から選んで自分で運転することが出来ます。
こちらはお子様に大人気なので、お子様に優しい西武グループらしい企画だと思っています。
999ラッピング電車の20158Fや、ぐでたまスマイルトレインの38105Fは、8両固定編成である為に、豊島園はもちろんのこと、西武秩父線(飯能~西武秩父間)にも使うことが出来ます。
銀河鉄道999のテレビアニメ(練馬区大泉との関わりがあった)がフジテレビ系で放送されたのは、1978(昭和53)年9月14日から1981(昭和56)年3月26日までのことであり、ささきいさお氏と杉並児童合唱団によるテーマ曲(オープニングは銀河鉄道999、エンディングは青い地球)が使われていました。
日本のテレビアニメの縁の地である大泉学園駅の発車メロディーに使われている銀河鉄道999のゴダイゴバージョン(The Galaxy Express 999)は、1979(昭和54)年に公開された映画である「銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)」の主題歌に使われていました。
こちらは、埼玉西武ライオンズと共に40周年を迎えようとしています。
5月29日にも、椎名町から池袋まで、20158Fによる999のラッピング電車に乗り、池袋で記念撮影していました。
この日は、早稲田から三ノ輪橋まで、東京さくらトラム(都電荒川線)の9000形9001号車による都電バラ号に乗った後、三ノ輪橋から王子駅前まで8900形の8907号車(幸せの黄色い都電)で移動した時に女性の運転手さんの列車に初めて乗れたということで目標を達成することが出来ました。
次の目標は、7月10日に定期運用が終了する小田急電鉄のLSEこと7000形に乗ることであります。
こちらは昨年7月6日以来LSEに乗っていないのであの時を最後にしたくないです。
次に乗れる機会は、6月24日(予備日、7月7,8日)であるけど、土休日であり、全席指定なのでハードルが高いです。
20158Fによる2代目999ラッピング電車に関する記事は、諸事情により投稿が遅れてしまいました。
初代銀河鉄道999のラッピング電車には、3011号車に原作者である松本零士氏によるサインがあったけど、2代目にはそれがない状態であります。
練馬駅では、20101Fとの並びを撮影することも出来ました。
このように、武蔵丘車両検修場での西武電車フェスタ2018in武蔵丘車両検修場に行く前に、銀河鉄道999のラッピング電車である20158Fに乗ることが出来て良かったです。
画像は、6月2日に練馬駅、5月29日に池袋駅で撮影したものです。