
こちらは、8月27日に、中央東線、篠ノ井線の塩尻駅の1番線で撮影した、E257系のモトM101+M202編成(初期型コンビ)による特急あずさ30号の千葉行き(通称千葉あずさ)です。
あずさ30号は、松本駅を17時18分に発車し、途中、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、富士見、小淵沢、韮崎、甲府、大月、八王子、立川、新宿(7番線)、錦糸町、船橋に停車してから千葉駅へと向かう列車であり、幕張車両センター(千マリ)で停泊した後、翌朝の千葉 6時38分、新宿 7時30分発のあずさ3号(南小谷(みなみおたり)行き)となります。
翌日の8月28日に松本駅であずさ3号を撮影したけど、前の9両であるM101編成が大糸線直通の南小谷行き(折り返しはあずさ26号新宿行き)、後ろの2両であるM202編成が松本駅で切り離され、2両編成となった状態を撮影することが出来ていました。
M101編成は、2001(平成13)年5月にM201編成と共に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造されたE257系のトップナンバーであり、M101編成側にはブルーリボン賞のプレート(2002(平成14)年度の受賞)が取り付けられています。
2001年12月1日にE257系がデビューした当時は、9+2の11両編成の3本が配置され、11両編成の運用に固定されていました。
E353系は、今年度のローレル賞の受賞車両であり、近いうちに受賞式が行われるけど、そのプレートが量産先行車であるS101編成(9両基本編成)に取り付けられることが予想されています。
昨年度のローレル賞受賞車である山手線のE235系では、E353系と同じ2015(平成27)年に落成した量産先行車であるトウ01編成にローレル賞のプレートが取り付けられているけど、それに当たる度に嬉しくなります。
塩尻駅構内にある立ち食いそば店(桔梗)で、改札内のスペースが極端に狭くなった理由は、2002年に入口の横に1,2番線と橋上コンコースを結ぶエレベーターが設置されたことの影響であり、これによって狭い立ち食いそば店として話題になったのであります。
改札内の入口に、「室内が満員の場合、お手数ですが改札を出て待合室カウンターをご利用ください。」という表示があるのはその為であり、その場合には、駅係員に申し出る必要があります。
改札外のスペースは余裕があるので、18きっぷ、週末パスなどの塩尻駅での利用が可能な乗り降り自由の乗車券や定期券を持っている人はなるべく改札外に回ったほうが良い状態であり、18きっぷを持っていた自分(しゃもじ)もそうしました。
改札内のスペースの入口も狭いので一目瞭然であります。
狭い立ち食いそば店であるけど、味は美味しいので、行ってみる価値があると思います。
自分(しゃもじ)は、塩尻駅の改札外(待合室)のスペースで、鹿肉入りのそばを食べて美味しかったと言っていたけど、信州そば+鹿肉+山菜の組み合わせで、信州の自然の恵みを感じていました。
千葉駅のほうも、小淵沢駅(丸政)などと同様に駅弁(万葉軒(マンヨーケン))が有名であり、菜の花弁当、トンかつ弁当、やきはま弁當が主力商品となっています。
自分(しゃもじ)が銚子電鉄の旅に行く時、成東から銚子まで183系→E257系による普通列車(特急しおさい号の後運用)の車内で千葉駅で買っておいた万葉軒の駅弁を食べるのが楽しみだったけど、2015年3月にそれが廃止されてからは、209系による普通列車の車内(最悪の場合はロングシート)で食べるしかない状態となっています。
211系が房総ローカル線で活躍していた頃は、オールロングシートとなっていたので、駅弁を食べづらい状態となっていました。
この日に甲府から小淵沢まで、211系のC605編成(元東海道線のセミクロスシート車)の車内で、甲府駅で買っておいた八ヶ岳高原玉子と炭火焼肉弁当を食べたけど、オールロングシート車に当たらなくて良かったと思っています。
高崎エリアのローカル線(上越線の高崎~水上間、信越線の高崎~横川間、両毛線、吾妻線)の普通列車では、今年3月にセミクロスシート車だった115系が全廃されて、オールロングシートの211系3000番台に統一されたことで、混雑緩和になったのは良いけど、駅弁を食べづらくなったという不満があります。
昨年10月まで高崎エリアで活躍していた107系100番台(一部同じ群馬県を走る上信電鉄に譲渡されている)も、オールロングシート車となっていたけど、昨年9月3日に高崎から桐生まで名残乗車していたので、あの頃が懐かしいです。
やはりE257系のような特急型車両のほうが、駅弁を食べることやお酒を飲むことに適しているんだなと思いました。
このような特急型車両の車内で、ビールなどの缶を開ける音が何度も響き渡っているのはその為であり、9月6日に同じE257系による青梅ライナー1号に乗った時もこうなっていました。
繁忙期には、あずさ30号の後に松本 17時20分発の臨時のあずさ80号(新宿行き)が運転されているけど、明日(9月24日)には、189系のN102編成が使われることになります。
貴重となった189系のN102編成の勇姿を撮影するならマナーを守ってもらいたいです。
中央ライナーと青梅ライナーは、E353系化と共に特急に格上げされることが予想されているけど、もしもこうなった場合には、高崎線でのホームライナー鴻巣→スワローあかぎ化のように、料金が値上げとなり、格安でグリーン車に乗ることが出来なくなってしまいます。
E257系では、185系に替わって日光への修学旅行臨に使われていることで話題になっており、あずさ号が日光にやってきた状態であります。
この時には、横浜方面から上野東京ラインを通っていたので、新鮮な感じがしました。
E257系のほうは今後E353系に置き換えられることになるので、これを期に、塩尻駅で撮影することが出来て良かったです。