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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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215系によるホリデー快速ビューやまなし号で新宿から小淵沢へ

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9月8日は、新宿から小淵沢まで、215系(湘南ライナー用のオール2階建て車両、DDL)のコツNL-3編成によるホリデー快速ビューやまなし号に乗りました。

ホリデー快速ビューやまなし号は、春から秋までの土休日に新宿~小淵沢間で1往復される快速列車であり、往路では、新宿駅の11番線を9時02分に発車した後、途中、三鷹、立川、八王子、高尾、相模湖、大月、勝沼ぶどう郷、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、韮崎に停車してから小淵沢へと向かうことになります。

小淵沢に到着した後、富士見駅まで引き上げられた後に酒折駅まで回送され、酒折駅から富士見駅経由で小淵沢駅まで回送されてから、上りのホリデー快速ビューやまなし号(小淵沢 16時17分発、甲府 16時48分発、下りと同じ停車駅)で新宿へと向かい、新宿駅では6番線(南側にある成田エクスプレス等の発着ホーム)に到着することになり、その後に回送されます。

ビューやまなし号では、下りの日野春駅、上りの甲斐大和駅で、特急の通過待ちによる運転停車が行われているのが特徴であり、日野春駅では、新宿発松本行きのスーパーあずさ11号(E353系の12両編成による運転)に、甲斐大和駅では、南小谷(みなみおたり)発新宿行きのあずさ26号(E257系の11両編成(松本まで9両編成)による運転)にそれぞれ追い抜かれるけど、臨時の特急あずさ75号(新宿 9時24分発松本行き、E257系)が運転される日(9月は15日と22日が該当していた)には、鳥沢駅でも通過待ちによる運転停車が行われることになります。

スーパーあずさ11号は、甲府駅を出た後、茅野駅まで停車せず、茅野駅を出た後に上諏訪駅に停車してからノンストップ(岡谷、塩尻両駅通過)で松本へと向かう速達タイプなので、注意が必要であります。

ホリデー快速ビューやまなし号は、6号車と7号車が普通車指定席、4号車と5号車がグリーン車指定席で、1,2,3,8,9,10号車が普通車自由席(215系で唯一料金が不要)であり、自由席の場合は、当然のことながら、1号車と10号車のハイデッカー部分(2階席と同様の視点の座席)を含めた2階席から埋まっていくことになるので、新宿駅または小淵沢駅から椅子取りゲームの状態となります。

自分(しゃもじ)は、今回9号車(新宿寄りから2両目)に乗ったけど、2階席のボックス席に相席で乗ることが出来ました。

215系は、4M6Tの10両編成で、電動車が両端の1,2,9,10号車に配置されているので、JR貨物のスーパーレールカーゴことM250系貨物電車やフランスのTGVと同様のプッシュプル方式(動力集中方式)となっています。

近畿日本鉄道(近鉄)の団体専用車両である20000系の楽は、4両編成のうち両端が2階建て車両、中間車がハイデッカー車両となっているので、215系との共通点があります。

1962(昭和37)年から1994(平成6)年まで在籍していた近鉄20100系初代あおぞら号(20000系楽の前身の団体専用車両だった)は、3両編成で、中間車がハイデッカー車となっていたので、日本初のオール2階建て車両として親しまれていました。

215系がデビューしたのは、1992(平成4)年4月20日のことであり、湘南ライナーや一部の快速アクティーにも使われていたけど、当時はNL-1編成の1編成しかなかったので、185系等による代走も行われていたこともありました。

翌年の1993(平成5)年には、3編成導入されたことにより、12月1日の改正で増発されていました。

当初は、5両の付属編成も導入される計画もあったけど、それが実現していたら、輸送力過剰となっていたところでした。

日本のオール2階建て車両は、新幹線のMaxシリーズにも受け継がれ、E1系は1994(平成6)年7月15日から2012(平成24)年10月まで活躍していたけど、1997(平成9)年12月20日(東京駅の開業記念日)にデビューしたE4系は、現在廃車が進められており、上越新幹線のE7系(北陸新幹線で使われている車両)の導入により、更に置き換えが進められることになります。

215系のライナー以外の運用では、東京~熱海間での快速アクティーに使われ、観光客にも人気があったけど、2ドアのオール2階建て車両で乗降に時間が掛かるということで、2001(平成13)年12月1日の湘南新宿ラインの登場により、新宿~横須賀間の湘南新宿ラインにシフトされ、2004(平成16)年10月16日の湘南新宿ラインの南北直通列車(横須賀線⇔宇都宮線、東海道線⇔高崎線直通、グリーン車付きのE231系)への統一により、215系がライナー以外で乗れることが、ビューやまなし号だけとなってしまいました。

1998(平成10)年3月14日から2004年10月11日までの土休日には、215系によるホリデー快速ビュー鎌倉号(新宿~鎌倉間)とビュー湘南号(新宿~平塚間)が運転されていたけど、恵比寿駅にも停車していたので、2001年12月1日の湘南新宿ライン開業までの間、恵比寿駅4番線からの発車を先取りしていた列車でもありました。

2階建てグリーン車が導入される予定である中央快速線の新宿~大月間で、ビューやまなし号の2階席に乗った時は、2階建てグリーン車の2階席からの眺めを先取りしたような気分でした。

215系のグリーン車は、2013(平成25)年まで存在していた211系の2階席グリーン車(ベースとなった車両で、113系に連結されていた車両を含む)を彷彿とさせる座席や空間となっているけど、ビューやまなし号の場合は、グリーン車指定席なので、18きっぷとグリーン券の組み合わせで乗ることが不可能となっています。

18きっぷでビューやまなし号に乗るなら普通車自由席や普通車指定席(6,7号車、指定席料金520円が別途必要)を選ばなければならないけど、今回は18きっぷを使ったので、自由席にしました。

215系のトイレは、3,8号車とグリーン車の5号車の3ヵ所あり、従来の近郊型車両の2階建てグリーン車のトイレと同様に斜めに配置された洋式トイレと化粧室の組み合わせとなっているけど、普通車の3,8号車には、近郊型車両で唯一の男性用小トイレもあるので、特急並みのグレードとなっています。

215系には、カード式の列車電話が取り付けられていたけど、携帯電話の普及や2012(平成24)年3月末のNTTドコモ(docomo)のmova(ムーバ)回線の停波の影響により撤去されていました。

現在日本の列車電話は、新幹線のみとなっているけど、mova回線が使われていた山形新幹線の福島~山形~新庄間と、秋田新幹線の盛岡~秋田間で使用が出来なくなっています。

今から10年前の2008年頃からiPhone(Apple社)の日本導入によりスマホことスマートフォンが若者を中心に急速に普及するようになり、ガラケーと呼ばれている従来型の携帯電話が大幅に減少していたけど、操作のしやすさにより、年配者に対して根強い人気があることから、ガラケーにAndroidスマホと同様のAndroid基盤を搭載させたガラホにより生き残りを図っています。

そんな自分(しゃもじ)も、ガラホを使っていたけど、昨年8月25日に、回りがスマホだらけになってしまったことや、友人がスマホにすると言っていたこと、Google Playが使えないという影響があったので、1997(平成9)年のNTTパーソナル(のちにNTTドコモに吸収されていた)のPHSから始まった自分(しゃもじ)のモバイル歴20周年の節目を期に、自分(しゃもじ)に合った金色のAQUOSRでスマホデビューしたのであります。

ステーション♪を通じて知り合った友人のくまぜみ氏は、自分(しゃもじ)より後にauのガラケーからスマホに変えていたけど、これによりTwitterはもちろんのこと、現在流行りのTik Tokという動画投稿アプリも出来るようになっていました。

Twitterはガラホでも出来るけど、Twitterをやっている人たちの大部分がスマホなので、その波に乗ったのであります。

215系でトイレのある3,8号車の平屋部分には、車椅子スペースがあるので、バリアフリーに適しています。
 
215系の普通車の座席は、フランスのコンパン社製の固定された4人掛けのボックスシートであり、窪みがあるので気に入っています。

甲府までは通路側だったけど、甲府駅で殆ど下車していたので、窓側に移ることも出来ました。

ビューやまなし号は、上諏訪や松本方面まで延長されていたこともあったけど、白樺リゾート(池の平ホテル、池の平ファミリーランド)でお馴染みの白樺湖に因んだしらかばこ号となっていました。

白樺リゾートへは、茅野駅から直行バスで行くことになります。

ビューやまなし号は、千葉駅まで延長されていたこともあったけど、新宿から座れなくなるというデメリットがありました。

ビューやまなし号が冬季(12月から翌年の2月までの間が)運休となっている理由は、215系が耐寒耐雪構造でないことにより、車両故障を起こす恐れがあるからであり、1月の年末年始の繁忙期明けには利用客が少なくなる閑散期を迎えるという影響もあると思います。

冬の間は、その代わりに新宿~大月間でホリデー快速富士山号をご利用願います。ということになるけど、189系の6両編成からE257系500番台の5両編成に置き換えられたのが痛いです。

今回乗った215系のNL-3編成は、前日の9月7日の金曜日に、湘南ライナー9号(東京 20時30分発小田原行き)に使われていたので、通勤輸送から行楽輸送に早変りしていました。

この日は、小淵沢 12時30分発の野辺山行きの小海線(八ヶ岳高原線)臨時列車である八ヶ岳高原列車5号(キハ110系で運転)が運転されていたので、野辺山まで移動しました。

小淵沢駅では、E257系による白馬行きの臨時特急であるあずさ55号を見ることが出来ました。

大糸線の白馬駅は、1968(昭和43)年10月1日(ヨンサントオの改正)に、信濃四ツ谷駅から改称された駅であり、今年で改称50周年を迎えることにより、9月30日に白馬駅でイベントが行われることになります。

上りのホリデー快速ビューやまなし号の前には、185系による臨時特急はまかいじ号が運転されているので、はまかいじ号とビューやまなし号の両方を狙える絶好のチャンスとなっています。

ビューやまなし号は、11月18日までの土休日に運転され、それ以降は来年3月まで冬眠状態となります。

215系では、朝の湘南ライナーが東京駅の横須賀・総武快速線の地下ホームに入る関係でATCが取り付けられ、2004年2月29日の東京トンネル区間(品川~東京~錦糸町間)のATS-P化によって撤去されていたけど、ATCが付いていた時代の2000(平成12)年12月31日から2001年1月1日までの終夜運転時には、山手線で、21世紀記念列車・215(GO)号が池袋 23時15発→池袋 0時21分着の内回り運転されていました。

215系はデビューから25年以上経っているのでどうなるのか分からない状態であります。

プロ野球の話題で、広島東洋カープが、昨日(9月26日)の広島市のマツダスタジアムでの対東京ヤクルトスワローズ戦で、10対0と勝利し、3年連続のセ・リーグ優勝し、1991(平成3)年以来27年ぶりの地元広島での優勝となっていました。

今回は、小海線(八ヶ岳高原線)の旅に行く前に、新宿から小淵沢まで、215系によるホリデー快速ビューやまなし号に乗ることが出来て良かったです。

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