
10月28日は、五反田から蒲田まで、東急電鉄池上線の7700系の7901Fによる、蒲田行きに乗りました。
こちらは、11月24日の池上線全線祭りの一環で運転される、「惜別!7700系さよならイベント」をもって営業運転が終了する予定であり、この日は終日運用である土休日02運用に入っていたので、乗車、撮影することが出来たのであります。
7901Fは、1987(昭和62)年に、初代7000系のデハ7045+デハ7114+デハ7064号車から改造された7700系のトップナンバーであり、7701号車に関しては、1966(昭和41)年に製造された7064号車が前身で、ラストナンバーからトップナンバーに化けたことになりました。
7000系から7700系への改番は、種車の番号の若い順ではなく、改造された順で行われていました。
2014(平成26)年まで活躍していた7910Fは、初代7000系のトップナンバーである7001Fから改造されていたので、2012(平成24)年10月から赤帯を外したクラシックスタイルとなっていたのであります。
7000系は、1962(昭和37)年から1966年に掛けて134両製造された東急初のオールステンレスカーであり、1964(昭和39)年8月29日から1991(平成3)年6月7日までの間、地下鉄日比谷線直通列車でも活躍していました。
東横線からの日比谷線直通列車は、1000系(現在でも東急多摩川線、池上線でも活躍している車両)にも受け継がれたけど、2013(平成25)年3月に地下鉄副都心線直通列車と入れ替わるように廃止され、日比谷線直通で活躍していた1000系の一部が1500番台に改造されて東急多摩川線、池上線に転用されたのであります。
車内には、扇風機が付いているのが特徴であり、それには、東芝(TOSHIBA)の旧ロゴマークが付いています。
東芝は、1984(昭和59)年まで、東京芝浦電気という社名だったので、東芝の旧ロゴマークは、東京芝浦電気の時代の名残があります。
東芝の芝は、芝浦の芝であることが分かります。
11月24日の、「惜別!7700系さよならイベント」 は、午後に2回に分けて行われ、前半は、東急多摩川線コース(13時30分~15時頃)、後半は、池上線、東急多摩川線コース(14時30分~16時頃)と、120名ずつ(計、240名)の応募が、生活名所 池上線のホームページで行われています。
その応募は、11月7日締切となっており、集合場所やルートと言った詳細は、当選者のみ発送されるハガキで分かることになります。
詳細、応募は、生活名所池上線のホームページ(https://seikatsumeisho.com)をご参照願います。
このように、カウントダウンを迎えた東急7700系を撮影することや蒲田までそれに乗ることが出来て良かったです。