
こちらは、8月27日に、夜の帳が下りたJR中央東線の上諏訪駅(長野県諏訪市)で撮影した、E257系のM108編成による、あずさ25号(東京発松本行き)です。
あずさ25号は、東京駅を16時45分、新宿駅を17時ちょうどに発車した後、途中、立川、八王子、甲府、韮崎、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻に停車してから松本へと向かう列車で、松本駅からは、20時05分発→長野 21時08分着の快速列車(2537M)に化けることになり、東京駅から長野駅まで、北陸新幹線を使わずに行けることになります。
翌朝には、長野 6時55分発、松本 8時02分着の快速(2530M)に使われ、松本 9時14分発のあずさ10号で新宿へと向かうことになり、かいじ号の1往復(107,116号)に入り、平日はその後の青梅ライナー1号と中央ライナー5号に入ります。
E257系による松本~長野間快速の途中停車駅は、田沢、明科、西条(にしじょう)、坂北、聖高原(ひじりこうげん)、稲荷山(上りの松本行きのみ停車)、篠ノ井、川中島の各駅であり、冠着(かむりき)、姨捨(おばすて)、今井、安茂里の各駅と下りの稲荷山駅は通過となります。
かつて新宿から松本経由で長野まで直通していたあずさ号もあったけど、松本~長野間の快速がその名残と言えます。
2537Mで長野駅に到着した後、長野駅から北陸新幹線(21時46分発のはくたか578号またはかがやき518号(全席指定、東京行き最終))に乗り換えれば、その日のうちに東京まで戻ることが出来ます。
グリーン車の場合は、グリーン券(自由席)が必要で、普通車は全て自由席となるので、18きっぷの場合は、普通車、グリーン車(別途グリーン券が必要)ともに乗ることが出来ることから乗り得列車と言えます。
あずさ25号は、定刻の場合は、19時50分に松本駅に到着し、20時05分発までの15分間で快速に化けることになるけど、朝の2530Mでは、松本駅に到着後に全員強制的に降ろされるので、東京→長野間の直通運転は実質下りのみとなります。
この快速は、来年春に定期列車がオールE353系化された時にどうなるのか気になります。
あずさ25号の前は、中央ライナー2号に使われた後、かいじ103号と112号で新宿~甲府間1往復で使われていました。
E257系のM108編成は、9月6日に東京から青梅まで青梅ライナー1号で乗ったので、思い入れがあります。
今回は、上諏訪駅の近くにある上諏訪ステーションホテル(温泉浴場付きのビジネスホテル)で1泊し、大好きな諏訪湖も散策するという幸せも感じました。
E257系には、前面展望可能で9号車にフリースペースがあると、E353系にはない魅力があると言っていたけど、E353系は乗り心地や座席の座り心地などが優れていると言われています。
このように、夜の上諏訪駅で、E257系によるあずさ25号を撮影することが出来て良かったです。