
続いては、3月3日に西武鉄道狭山線の西武球場前駅で行われた001系Laview(ラビュー)の内覧会に行った時に撮影した、車内の様子です。
Laviewの内覧会は、撮影会→車内見学の順番で行われ、車内見学は、1号車から6号車までの一方通行となっていました。
座席は、座り放題であったので、座り心地をいち早く体験することが出来ました。
外からでも一際目立つ座席は、根強い人気を誇る黄色い西武電車がイメージされた黄色であり、ソファーのようなデザインで、コンセントも完備されています。
黄色ということでフィット感だけでなく、幸福感もあります。
リクライニングは、ひじ掛けも動くタイプとなっており、5000系初代レッドアローの回転クロスシート→簡易リクライニングシート、10000系ニューレッドアローのリクライニングシートよりもグレードアップされています。
回転クロスシートであることは、西武の有料特急の伝統であり、40000系(S-TRAIN、拝島ライナー)にも生かされています。
窓側座席と通路側座席の中間のコンセント上には、収納式の小さなテーブルがあるので、
Laviewの定員は、1号車(飯能寄りの先頭車)が26席(うち、車椅子対応座席が2席)、2,3,4,6,7号車が60席、5,8号車(8号車は池袋、西武秩父寄りの先頭車)が48席の計422席であり、10000系よりも定員が多いです。
Laviewのトイレは、1号車と5号車の2ヶ所あり、1号車(飯能寄りの先頭車)は、多目的トイレ(男女共用の車椅子対応幅広洋式トイレ、誰でもトイレ)、男性用小トイレ、洗面所 5号車は、男女共用洋式トイレ、女性専用洋式トイレ(西武の車内トイレ初)、男性用小トイレ、パウダールームから成っており、男性用小トイレに関しては、小田急電鉄の50000形ロマンスカーVSEの男性用小トイレと同様に、確認用の小窓が付いていないので、洋式の個室と同様に入ったらロックをしておく必要があります。
AED(自動体外式除細動器)が5号車にあるので、もしもの時には安心と言われています。
こちらには、10000系にあるような自動販売機がなく、車内販売が行われないので、乗車前にお弁当や飲み物を買っておく必要があります。
Laviewの大きな窓から景色を楽しむことは、小田急70000形ロマンスカーGSE車と同様のコンセプトであります。
70000形GSEがデビューしてから17日で1年ということで早いもんです。
Laviewがデビューする3月16日(土)には、飯能市の宮沢湖周辺にあるメッツァビレッジに、ムーミンバレーパーク(フィンランド発祥のキャラクターであるムーミン一家に出会えるテーマパーク)が出来るので、楽しみが増えることになります。
副都心線、東急東横線直通のFライナーやS-TRAIN(土休日のみ運転)を使えば、新宿三丁目、渋谷、横浜方面から飯能まで乗り換えなしで行けます。
飯能駅からメッツァビレッジへは、西武バスまたは国際興業バスによる直行バスや、イーグルバスによる武蔵高萩行き路線バス(メッツァ停留所下車)を使うことになります。
メッツァビレッジは、昨年11月9日に開設された北欧がイメージされたショップ&レストランであり、ムーミンバレーパークも加わることにより、北欧らしさを感じることになります。
本場のフィンランドには、ムーミンワールドがあります。
昨年の初めてのクリスマスの時には、フィンランドからサンタクロースが来日していたことで話題になっていました。
メッツァビレッジと隣には、宮沢湖温泉喜楽里別邸という日帰り温泉施設があるけど、小学生以上の方を対象にした施設である為に、小学生未満の未就学児が入館することが出来ないので注意が必要であります。
日帰り温泉施設などにあるサウナ風呂(サウナ)も、フィンランドが発祥であります。
ムーミンのふるさとであるフィンランドのヘルシンキへは、成田空港からJAL(日本航空、JAPAN AIR LINES)またはフィンランド航空(フィンエアー(FINNAIR)、フィンランドの航空会社)による直行便で行くことが出来るけど、前者のJALは、ボーイング787型機、後者のフィンエアーは、エアバスA350型機が使われています。
エアバスA350型は、今年夏にはJALにも導入され、国内線で就航する予定となっています。
話は西武特急に戻すけど、昨年3月10日の改正で、土休日の日中に特急むさし号(池袋~飯能間)が増発されたのは、メッツァビレッジとの絡みがあることが分かります。
Laviewがデビューしたら早速乗りに行きたいと思っています。
このように、Laviewの内覧会で、車内に入り、座席の座り心地を体感することが出来て良かったです。