
4月6日は、三軒茶屋から下高井戸まで、東急電鉄世田谷線の300系305F(ピンク色の電車)による、オオゼキ松原店リニューアル記念ラッピング電車に乗りました。
オオゼキ(OZEKI)は、世田谷区北沢(下北沢)に本社があり、世田谷区などの東京都の城南地区を中心とした地域に展開されているスーパーストアであり、世田谷線沿線は、上町店(世田谷線の車庫のある街)と松原店の2店舗から成っています。
そのうちのオオゼキ松原店は、4月12日に改築工事が完了したことにより、リニューアルオープンしていたので、その記念として、305Fによるラッピング電車が運転されています。
オオゼキ松原店の仮店舗は、松原駅前の踏切横にあったので、便利であると共に、世田谷線をバックに外観を撮影することが出来ていました。
新生オオゼキ松原店は、改築前よりも売り場が広くなり、2階には、100円ショップダイソー(DAISO)も設けられています。
東急世田谷線では、3月25日から、100%再生可能エネルギーで運転されるようになったことでも話題になっています。
こちらは、 東北電力の子会社である、東北自然エネルギーによる、水力・地熱発電所で発電された電力が、東急パワーサプライ(東急でんき)への取次によって供給されているものであり、東急電鉄による低炭素・循環型社会プロジェクトの一環でもあります。
東急パワーサプライ(東急でんき)による東急世田谷線への電力供給は、昨年4月1日から行われており、その記念として、昨年10月から今年3月まで、303Fによる一般公募によるラッピング電車が運転されていました。
東急パワーサプライは、昨年3月から東北電力による出資(33.3%)が行われるようになっているので、これによって3月25日に100%再生可能エネルギーへの進化が実現していたのであります。
東急世田谷線は、1969(昭和44)年5月10日まで、玉川線(玉電)の支線となっていたけど、玉川線の渋谷~二子玉川園(現在の二子玉川)間と、砧線の二子玉川園~砧本村間の廃止により、5月11日に世田谷線として独立していました。
平成から令和となった後の今年5月11日(土)には、世田谷線として独立してから50周年を迎えるので、5月12日(日)には、一昨年9月から昨年10月まで運転されて人気を博していた「幸福の招き猫電車」が復活することになります。
内容は、平成の招き猫電車と同じであるけど、前面に耳が描かれることで、招き猫らしさが現れるようになるので、撮影する楽しみがあります。
施される編成は、前回と同様の308F(赤い電車)になるのか、他の編成になるのか気になります。
東急世田谷線(三軒茶屋~下高井戸間)が残された理由は、ほぼ全区間が専用軌道であることや、世田谷区の南北を結ぶ重要な足であるからであり、東京さくらトラム(都電荒川線)でも同じことが言えます。
2001(平成13)年2月に、300系に統一されてからは、専用軌道を走るLRT(ライトレール)と化したけど、編成毎に異なる塗装により、飽きさせない状態であります。
今年は、300系の301Fが、サザエさんのラッピング電車としてデビューしてから7月11日で20年経ちます。
301Fは、2005(平成17)年11月から、玉電200形風の塗装となっているけど、現在も継続されています。
幸せの招き猫電車が復活することは、ステーション♪の招き猫だったあーにゃこと水湊あおひ氏が、ステーション♪を卒業した後に、WHITE CAMPUS(ホワイトキャンパス)で活躍するようになったことに似ています。
ステーション♪時代にあーにゃにプレゼントした電車の写真は、世田谷線の招き猫電車が最初でありました。
2015(平成27)年は、これまで都電の追っ掛けがメインだった自分(しゃもじ)が、世田谷線を追っ掛けるようになり、都電はどうしたというほど世田谷線に浮気していました。
都電のほうは、8900形の導入、ステーション♪の都電オフ会により自分(しゃもじ)を呼び戻す作戦が行われていました。
一昨年9月に幸福の招き猫電車が登場してからは、世田谷線に夢中な状態が再発していたけど、招き猫電車が終了した後、東急でんきのラッピング電車に魅了されていたのであります。
今年は、都電さくら号に乗れずじまいになってしまったという失態をやらかしてしまいました。
都電バラ号によって招き猫電車に対抗する形で都電に呼び戻そうという企画が予想されています。
305Fは、一昨年の玉電110周年の時に、木造電車風のラッピングが施されていたけど、昨年5月頃まで継続されていました。
305Fのオオゼキのラッピング電車は、いつラッピングが解除されるか分からないので、この機会に撮影することが出来て良かったです。
招き猫電車の画像は、昨年1月に雪が残る山下駅で撮影したものです。