
こちらは、令和初日を迎えた一昨日(5月1日)、京王電鉄京王線の京王八王子駅で撮影した、新5000系の5733F(令和ヘッドマーク付きの編成)による、京王ライナー5号の折り返しの回送です。
京王八王子駅は、八王子駅の北東部にある、1面2線の地下駅であり、1989(平成元)年4月2日に地下化されてから30年経ちました。
地上駅時代は、8両編成までしか入れなかったので、ラッシュ時には、高幡不動駅での分割・併合が必要となっていました。
地下化されてからは10両編成対応となったので、井の頭線を除いた京王線系統の全ての路線で10両編成の入線が可能となったのであります。
京王八王子駅は、玉南電気鉄道の時代の1925(大正14)年3月24日に、東八王子駅として開業した駅であり、当時は府中~東八王子間の独立した狭軌路線(府中駅での乗換が必要)となっていました。
翌年の1926年12月には、京王電気軌道と合併され、1928(昭和3)年5月22日には、新宿~東八王子間の直通運転が開始されていました。
1963(昭和38)年12月11日には、北野寄りに200m移設されて京王八王子駅となり、1989年4月2日に地下化されていました。
京王八王子駅の駅ビル(中央口に直結)である京王八王子ショッピングセンターは、1994(平成6)年9月15日に開業した当時は、KEIO21(ケイオウツーワン)と呼ばれていたけど、1999(平成11)年3月27日のリニューアルにより、K-8 KEIHACHIとなっています。
その1階には、バスターミナルがあり、京王電鉄バス、京王バス南、西東京バスの各路線バスや、羽田、成田の両空港などへの(からの)高速バスが発着しています。
京王八王子発着の高速バスは、2007(平成19)年3月31日まで、西口にあった京王八王子高速バスターミナルから発着していました。
1989年12月の開設当時は、京王八王子高速バスターミナルと沼津駅を富士急ハイランド、御殿場経由で結んでいた高速バスのスキッパー号が、京王帝都電鉄のバス事業(現、京王電鉄バス)と富士急行バス(現、富士急シティバス)によって運転されていました。
こちらは、利用客低迷により、1996(平成8)年9月に廃止されていたのであります。
京王側では、現在のような南大沢営業所(八王子ナンバー)ではなく、永福町営業所(現、京王バス東)の練馬ナンバー(現在は杉並ナンバーに移管されている)の車両(新宿発着の中央高速バスと共通)が使われていました。
現在沼津への京王バスの乗り入れは、バスタ新宿発着の沼津・三島線(富士急シティバスとの共同運行)のうちの1往復で行われているけど、京王バス東の世田谷営業所の車両(品川または世田谷ナンバー)が使われています。
富士急グループのバス会社のうち、現在でも富士急行の本体によって行われているのは、御殿場営業所だけであります。
富士急山梨バスは、今年4月1日に富士急バスとなったけど、八王子営業所(観光バス専属)もあるのに富士急山梨バスということで違和感がありました。
今回のゴールデンウィークは、10連休10連休と騒がれているけど、3連休の時と同様に、土曜出勤の人たちへの嫌がらせでもあるので、嫌がらせ連休と言いたくなります。
当然のことながら、今回の10連休は、自分(しゃもじ)に対する嫌がらせでもあります。
そんな時に10連休言うなと声を大にして言いたくなります。
このように、京王八王子駅での令和ヘッドマーク付きの5733Fを撮影することが出来て良かったです。