
一昨日(5月3日)は、飯能から本川越まで、西武鉄道のLaview(ラビュー)こと001系の001-B1F(ラビューB編成)による、臨時特急小江戸92号に乗りました。
小江戸92号は、ゴールデンウィークに本川越~飯能間で特別運転されている臨時ラビューのうちの復路であり、往路の、本川越発飯能行きのむさし90号と同様に、前面展望のライブ中継、BGMの披露、本川越駅と飯能駅でのスマイルライトの披露という、定期のラビューにはない特別なラビューとなっていました。
この日は、定期のラビューにA編成、臨時ラビューにB編成が使われていたので、初日の4月27日と同じような組み合わせでありました。
自分(しゃもじ)がラビューに乗ったのは、3月26日と4月26日のラビューむさし42号(日没後)の2回であるけど、明るいうちに乗ったのは、今回が初めてであり、大きな窓からの風景を楽しむことも出来ました。
案内放送は、自動放送に対応していない為に、ラビューチャイムが流れた後に車掌さんによる肉声で行われています。
因みに、ラビューの自動放送は、東武鉄道の500系リバティ、50090型TJライナー、川越特急と同様に、久野知美氏によるアナウンスとなっています。
今回の座席は、3号車の9Aと、進行方向右側であり、元加治~仏子間の入間川旧橋梁を眺めることが出来たのであります。
入間川旧橋梁は、武蔵野鉄道時代の遺構となっています。
40000系によるS-TRAINを含めた西武の車両の地下鉄乗り入れのMの由来は、前身の武蔵野鉄道(武蔵野のM)から来ているので、ANA(全日本空輸)の飛行機の2レターコードの由来が、前身である日本ヘリコプター輸送(その名の通りのヘリコプターの運航会社だった)に因んだNH(Nippon Helicopter)となっていることに準じています。
左側だったら、小手指、南入曽の両車両基地や航空自衛隊の入間基地(毎年11月3日に入間航空祭が行われている場所)を眺めることが出来ていたところでした。
入間基地ということで、武蔵丘での西武電車フェスタ(今年は6月1日に行われる予定)での立川真司氏による飛行機の物真似(パフォーマンス)を思い出しました。
立川真司氏による飛行機の物真似は、イベント列車の稲荷山公園駅付近の通過中のほか、メインステージでも披露されています。
所沢駅では、東京メトロ7000系のトップナンバーである7101Fによる小手指行きとすれ違った後に転線し、西武新宿線の1番線(本川越方面乗り場で、狭山そばという立ち食いそば店がある)に到着していました。
所沢~本川越間は、普段ラビューが通らない区間であり、この臨時列車により、初めて新宿線を乗客を乗せたまま走ったことで話題になっています。
所沢駅では、乗務員交代が行われ、池袋線系統所属から新宿線系統所属の乗務員(運転士さん、車掌さん)にバトンタッチされていました。
航空公園駅は、駅前に1997(平成9)年4月までエアーニッポン(ANK、アンクエアー、元をただせば前述のANA(全日本空輸))で活躍していたYS-11型プロペラ旅客機(日本航空機製造によって製造されていた国産旅客機)であるJA8732号機が展示されています。
エアーニッポンは、1974(昭和49)年3月13日に日本近距離航空(NKA)として設立された、ANAの子会社だった航空会社であり、1987(昭和62)年4月にエアーニッポンに変更されていました。
2012(平成24)年4月にANA本体に吸収合併され、ANKで運航されていた羽田~八丈島間などの路線もANA便となっています。
エアーニッポンの塗装は、青色のANAグループ塗装で、垂直尾翼の部分がANKのロゴマークとなっていました。
ラビューで南入曽の車両基地を通過した時は、とても新鮮な感じがしました。
狭山市駅では、停車時間があるので、撮影するには嬉しいと思います。
新狭山駅を通過した後、右側に本田技研工業(HONDA)の埼玉製作所狭山完成車工場が見えてきました。
新狭山駅付近の川越工業団地には、本田技研工業のほか、ロッテ(LOTTE)、キッコーマンソイフーズなどの工場があり、新狭山駅の発車メロディーは、ロッテの狭山工場があることに因み、ロッテのCMソングが使われています。
本田技研工業(HONDA)の狭山完成車工場は、ステップワゴン、オデッセイ、ジェイド、レジェンド、アコード、フリード、クラリティ(PHEV、FUEL CELL)と言った4輪乗用車が製造されているので、HONDAのミドルクラス以上の車種やミニバンが製造されていることが分かります。
埼玉県大里郡寄居町にある寄居完成車工場では、フィット、シャトル、CR-V、ヴェゼル、グレイス、シビックセダン、インサイトが製造されているので、同じ埼玉県にあるHONDAの工場ということで話題にしました。
南大塚駅からは、西武安比奈線という貨物線が出ていたことがあり、1963(昭和38)年に休止されるまで、砂利輸送が行われていました。
安比奈線は、車両基地の建設による復活計画が打ち出されていたけど、西武新宿~上石神井間の地下急行線の新設に伴う複々線化工事の中止や、南入曽車両基地の増強によりその必要が無くなった為に、一昨年5月31日をもって正式に廃止されたのであります。
新井薬師前、野方の両駅は、地下化されることになるので、西武新宿線の地下線計画が復活することになります。
南大塚駅付近には、関越自動車道の川越インターチェンジがあるので、車窓から眺めることが出来ました。
本川越駅の手前(脇田信号場~本川越間)は、西武新宿線で唯一の単線区間であり、その状態で東武東上線やJR川越線と交差することになります。
本川越駅の中線(2,3番線)の特急専用ホームは、7両編成までしか入れないので、8両編成のラビューは、1番線発着となっています。
今回乗った時も、前日と同様に、定期のラビューは満席であったのに対し、臨時の本川越~飯能間のラビューで座席に余裕があったので、ゴールデンウィークにラビューに乗りたい時にオススメであります。
このことも、臨時ラビューに乗りに行った決め手でもありました。
その後は、小江戸川越を散策した後、東武東上線の川越特急で池袋まで行き、池袋ブラックホールで行われたWHITE CAMPUS(ホワイトキャンパス)が出てきた対バンライブに行き、あーにゃこと水湊あおひ氏に会ってきました。
これにより、自分(しゃもじ)の平成最後及び令和最初のチェキは、あーにゃとなったのであります。
この対バンライブでは、同じステーション♪のOGであるななちゃこと千葉奈々希氏と久しぶりに再会することが出来ました。
ラビューによる本川越~飯能間の臨時特急は、明日(5月6日)までとなっているので、明日の乗車率がどうなるのか気になります。
このように、飯能から本川越まで、ラビューによる小江戸92号に乗ることが出来て良かったです。