
今年度(2019年度)のブルーリボン賞とローレル賞が発表され、鉄道車両の金メダルであるブルーリボン賞には、小田急電鉄の70000形ロマンスカーGSE、ローレル賞には、相模鉄道(相鉄)の20000系と叡山電鉄(京都府)の700系デオ730形732号車(ひえい、全て電車)がそれぞれ選ばれていました。
小田急70000形GSEのブルーリボン賞受賞は予想通りであり、大人気であることに加え、ロマンスカーで伝統の展望席付き車両であること、大きな窓の採用により、展望席でなくても景色を思い存分楽しむことが出来ること、人と地球に優しい車両で、完成度が高いことから選ばれたものであります。
これにより、1957(昭和32)年にデビューし、1992(平成4)年まで活躍していた初代3000形SE車から続いている小田急のロマンスカーシリーズの特急専用車で、30000形EXE(EXEα)を除いた車両(◯SEの付くロマンスカー)がブルーリボン賞を受賞したことになりました。
2008(平成20)年3月15日にメトロ直通ロマンスカーでデビューした60000形MSEは、50000形VSEベースの地下鉄乗り入れロマンスカーで、青色塗装とマッチしていることにより、展望設備のないロマンスカーでありながらブルーリボン賞を受賞していたのであります。
1958(昭和33)年に一番最初にブルーリボン賞を受賞していた車両は、小田急ロマンスカーシリーズの元祖である初代3000形SE車であり、SEを名乗るEXE以外のロマンスカーにもその伝統が受け継がれています。
1996(平成8)年3月23日にデビューした30000形EXE(ロマンスカーシリーズの6代目)は、通勤輸送に特化しすぎたことや、伝統の展望席が廃止されたことにより、ロマンスカーに対する魅力が薄いということで、1997(平成9)年度のブルーリボン賞の受賞が見送られ、ブルーリボン賞該当なしの結果に終わってしまいました。
2005(平成17)年3月19日にデビューした50000形VSE(白いロマンスカー)は、バリアフリーに対応しなかった10000形HiSE車(こちらもブルーリボン賞受賞車だった)の第一次置き換え用として導入された車両で、前面展望席の復活等により、減少していた箱根への観光客を呼び戻す為に、観光輸送に特化したロマンスカーらしいロマンスカーとして原点回帰していたので、ブルーリボン賞受賞の決め手となっていたのであります。
50000形VSEは、デビューから14年経っても古さを感じさせないデザインであり、70000形GSEが登場した後も未だ人気が衰えていないです。
昨年3月17日にGSEがデビューした時、来年のブルーリボン賞はGSEは確実だと思っていたけど、見事に当たりました。
相鉄20000系は、相鉄100周年記念や、2022年度中に行われる東急線との直通運転の準備により、量産先行車が1編成用意され、昨年2月11日にデビューしていました。
ローレル賞に選ばれた理由は、デザインや足回り等が評価されたのはもちろんのこと、今年11月30日に開始される予定のJR線との直通運転の為に導入された12000系の基礎となった車両であることも挙げられています。
これにより、大手私鉄で唯一ブルーリボン賞やローレル賞を受賞していなかった相模鉄道(相鉄)初のローレル賞となったので、悲願の受賞でもありました。
一方の叡山電鉄(京都府)のひえい号は、700系デオ730形732号車から改造され、昨年3月21日にデビューした観光型電車であり、楕円型のリングの前面が特徴で、既存の車両から改造された観光要素のある車両であることが評価されたことにより、ローレル賞に選ばれていました。
叡山電鉄でのローレル賞の受賞は、1998(平成10)年度の900系展望型電車(きらら)以来21年ぶり2度目であります。
きらら号は、紅葉シーズン前の1997年10月4日にデビューした展望型電車で、2編成あり、1997年製の901Fが赤色、1998年製の903Fがオレンジ色となっています。
叡山電鉄は、叡山本線(出町柳~八瀬比叡山口間)と、鞍馬線(宝ヶ池~鞍馬間)から成る路線を持つ京阪電気鉄道の子会社(京阪グループ)の鉄道会社であり、1986(昭和61)年4月1日に京福電気鉄道から分離されていました。
当初は、京福電気鉄道の子会社だったけど、親会社が京阪電気鉄道(京阪)となってからは、京阪グループのロゴマークとなり、出町柳駅での京阪電車との連携も行われるようになっています。
京阪鴨東線(京阪本線の延長部分)の三条(京阪三条)~出町柳間が開業し、叡山電鉄への乗換が出来るようになったのは、1989(平成元)年10月5日のことであり、今年で8000系特急型車両と共に30周年を迎えることになります。
今年ブルーリボン賞とローレル賞を受賞した3形式の共通点は、昨年度のグッドデザイン賞を受賞していたことであり、小田急70000形GSEに関しては、グッドデザイン賞よりも上のグッドデザイン金賞を受賞していたのであります。
昨年度は、ブルーリボン賞が、JR西日本の35系客車(SLやまぐち号の新レトロ客車)、ローレル賞には、JR東日本のE353系電車(中央東線の特急あずさ、かいじ号の車両)、東武鉄道の500系電車(特急リバティ)、鹿児島市交通局(鹿児島市電)の7500形電車(ユートラムⅢ)がそれぞれ受賞していました。
来年度のブルーリボン賞、ローレル賞では、今年3月16日にデビューした西武鉄道001系Laviewが有力候補であり、その前にグッドデザイン賞に選ばれることが予想されます。
明日と明後日は、小田急の海老名車両基地で、小田急ファミリー鉄道展が行われ、70000形GSEが、第一回目のブルーリボン賞受賞車である初代3000形SE車と並べられて展示されることになります。
国内の航空の話題では、ANA(全日本空輸)にエアバスA380型(総2階建ての飛行機)が就航し、FLYING HONU(フライング・ホヌ、空飛ぶウミガメ)塗装のJA381A号機が成田~ホノルル(ハワイ(Hawaii)、オアフ島)線でデビューすることになります。
当初は1往復(先発のNH184,183便)の成田 火・金・日出発の便に使われ、7月1日(月)からJA382A号機の就航により毎日A380型機での運航が可能となり、火・金・日には、後発のNH182,181便にもA380型機が導入されます。
A380型機での運航日以外と、羽田~ホノルル線(NH186,185便)は、ボーイング787-9型機(789,従来の平屋建て機種)で運航されます。
エアバスA380型機は、エミレーツ航空(EK、アラブ首長国連邦)のドバイ線、タイ国際航空(TG、タイ王国(タイランド))のバンコク(スワンナプーム)線、アシアナ航空(OZ、大韓民国(韓国))のソウル(仁川(インチョン))線で成田に乗り入れているけど、日本の航空会社としてはANAが初となります。
当初はスカイマークエアラインズがA380を発注していたこともあったけど、その発注キャンセル分がANAにシフトされていました。
エアバスA380型機は、同じ総2階建てである上越新幹線のE4系Maxに似ているところがあります。
今週もまた残念ながら大嫌いな金曜日に広い範囲でよく晴れて暑くなり、東京都心で30度以上の季節外れの真夏日となってしまったことで凹んでいるので、また金曜日か!と言いたくなります。
増してはとてもきつい今日、明日仕事の金土連勤であり、明日の土曜出勤(休日EXE、アウェイ)の後、明後日の日曜休み(単休)を挟んで週明け(シウアケ)にまた仕事という連休にならない鬼門のパターンとなってしまうので、気晴らしに30000形EXEに乗ってやりたい気分であります。
自分(しゃもじ)は、暑い日にドルヲタ活動を逃すことが多い状態であり、明日、明後日とドルヲタ活動がないことが懸念されています。
本当に自分(しゃもじ)のドルヲタ活動の日は、雨☔️の日はおろか、気温の低い日に多い状態であります。
季節外れの真夏日が、自分(しゃもじ)の金土連勤の時にぶつかってしまったことで嫌気が刺しているので、今日はアクセル全開みたく、フライデーならぬフラナイデー状態全開で、相当の嫌がらせでありました。
日曜日の単休だと、タイトなスケジュールになってしまい、金土連勤と重なるときつさが増してしまいます。
今日は金曜日に多い終日晴れ☀️で気持ちの悪い快晴なので、UCC上島珈琲のブラック無糖のCMでの、原材料、コーヒー、以上。というところを、金曜日の天気、晴れ、以上と言いたくなります。
金曜日の快晴は、土休日に終日雨になった時と同様に鬼門であり、大凶でもあります。
明日の土曜出勤(休日EXE)の日も晴れて暑くなってしまうので、アウェイのチームが負けたことに例えたくなります。
自分(しゃもじ)が土曜出勤(休日EXE、アウェイ)に当たった時は、ブルーリボン賞を取れなかった通勤がターゲットのロマンスカーである30000形EXEの土休日の行楽輸送にそっくりな状態であります。
自分(しゃもじ)の出勤日を30000形EXE(EXEα)に例えているのは、通勤客に向いた空間で、座席の座り心地が良いことであります。
早くドルヲタ活動をし、推しメンに会いたいです。
特推しであるあーにゃこと水湊あおひ氏とは、5月12日以来会えてないです。
ANA(アナ)の訛りであーにゃこと水湊あおひ氏と再会したいです。
ラストアイドルのほののんこと永井穂花氏とも再会したいので、FlyingHONU(フライングホヌ)ならぬFlyingHONO(フライングホノ)の状態であります。
折角のブルーリボン賞やローレル賞に関するのブログなのに、こんなことになって申し訳ありませんでした。
れんてつでは、軌条あさま氏や、駅寝あまぎ氏が推しであります。
30000形EXEは、ブルーリボン賞を受賞出来なかった代わりに、グッドデザイン賞が受賞されていたので、現役のロマンスカー全てがグッドデザイン賞受賞車となっています。
小田急70000形GSEと相鉄20000系の組み合わせは、海老名駅でも見られています。
このように、ブルーリボン賞とローレル賞で、予想通りの展開になってくれて良かったです。
画像は、4月18日に小田急線の新宿駅と藤沢駅で撮影した小田急70000形GSE、5月5日に相鉄線の横浜駅で撮影した、20000系による快速湘南台行きです。