
昨日(5月25日)は、小田急電鉄の海老名車両基地で行われた、小田急ファミリー鉄道展2019に行ってきました。
今年の第1会場での展示車両は、初代3000形SE車3021F(静態保存車)と、昨年3月17日にデビューし、今年度のブルーリボン賞に選ばれた70000形GSEで、新宿寄りでは、並びも披露されていました。
初代3000形SE車に関しては、厚木(小田原)寄りにあった専用の保存庫で大切に保存されていたけど、再来年春に海老名に出来る予定のロマンスカーミュージアムでの展示の準備の為に2007(平成19)年以来12年ぶりに保存庫から出された上で青空の下で展示されていました。
これにより、第1回のブルーリボン賞受賞車と今年のブルーリボン賞受賞車の並びとなり、今回のイベント限定の組み合わせが実現していたのであります。
初代3000形は、1968(昭和43)年7月1日から1991(平成3)年3月15日まで、御殿場線直通の連絡急行あさぎり号(現在の特急ふじさん(Mt.Fuji)号と同じ新宿~御殿場間で運転されていた)に使われ、予備車として残された後、1992(平成4)年3月に引退し、3021Fが5両丸ごと海老名車両基地で静態保存されていました。
保存に当たって、新宿寄りの先頭車である3021号車の前面が、1957(昭和32)年のデビュー当時のSE顔に復元され、3021号車と3022号車の塗装もデビュー当時となっています。
小田原(御殿場)寄りの先頭車は、御殿場線乗り入れに伴う連接8両→連接5両への短縮により改良されたものであり、編成が短縮されてからSSE車と呼ばれるようになっていました。
ロマンスカーミュージアムでは3両に短縮された上で展示されるので、どの中間車が残るのか気になります。
愛称表示は、小田原寄りの3025号車(SSEスタイル)が、「あさぎり」、新宿寄りの3021号車(SEスタイル)が「乙女」となっていました。
海老名の保存庫では、入れ替わりに2200形2201号車、2600形2670号車、9000形9001号車が入るようになっています。
SEとGSEの並びは、SE車のロマンスカーミュージアムの展示準備だけでなく、GSEのブルーリボン賞受賞を見据えたものでもあることが分かります。
2日間共暑い日だったけど、自分(しゃもじ)が日曜日よりも土曜日にした理由は、2013(平成25)年の日曜日の第1会場の雨天中止の時の教訓でもあります。
今回の展示は、ロマンスカーのファンなら是非行きたいと言われていたので、今回行くことが出来て良かったと思っています。
本当に小田急電鉄に感謝しています。
このように、暑い中海老名車両基地に行き、SE車とGSE車の並びを撮影することが出来て良かったです。