Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

江ノ電旧502号車

$
0
0




こちらは、12月15日に、極楽寺検車区で行われた江ノ電タンコロまつりで展示されていた旧500形502号車の前頭部です。

江ノ電旧500形は、1956(S31)年に旧501Fが東洋工機で、1957(S32)年に旧502Fが東急車輛(現、総合車両製作所)で、旧型車の足回り品流用の上で、本格的な連接車として製造されていました。

前面スタイルは、丸みを帯びたヨーロピアンスタイルで、デビュー当時は、3枚窓のパノラミックウィンドウ、上部のヘッドライト、両開きの扉、セミクロスシート、テープ式の自動放送が採用されていたけど、その後に、自動放送装置の撤去、下部のヘッドライトの新設、オールロングシート化が行われていたし。

1984(S59)年から1985(S60)年に掛けて行われていた車体更新では、前面の窓が開閉可能な5枚窓に変更され、ドアが両開きから片開きに変更されていました。

江ノ電の両開きドアは、1997(H9)年に導入されていた10形で復活していたし。

1989(H元)年から1990(H2)年に掛けて、足回り品が1500形に準じたカルダン式に交換されていたけど、この旧502Fは、内装も木製から金属張りに変更されていました。

2000(H12)年にはブレーキ装置の交換により他の車両との連結が可能となったけど、303,304,305Fとは異なり、冷房改造されていなかった為に廃車の対象となり、内装が木製のままとなっていた旧501Fは、2002(H14)年1月6日に、旧502Fは、翌年の2003(H15)年1月5日にそれぞれラストランを迎えていました。

足回り品は、20形(旧501Fは21F、旧502Fは22F)に転用されています。

どちらも、ラストラン当時は、ラッピング電車で、旧501Fはピンク色とクリーム色のPostPet(ポストペット)のラッピング、旧502Fは、現行塗装ベースのトミー(現、タカラトミー)のプラレールのラッピングで、旧502Fのプラレールも実際に発売されていたこともありました。

プラレールのメーカーであるトミーは、2006(H18)年3月1日にタカラとの合併によりタカラトミーとなったけど、葛飾区にある玩具メーカー同士(タカラは青戸、トミーは立石で、継承会社はトミー)という縁で合併されたと思われます。

タカラはリカちゃん人形やチョロQなどを扱う玩具メーカーだったけど、合併後のタカラトミーにも継承されています。

プラレールは、1959(S34)年にプラスチック汽車・レールセットとして発売されたロングセラー商品で、鉄道玩具でもあり、鉄道模型のキッズ版と呼んでいます。

ほとんどの鉄ちゃんは、子供の頃から始めた人が多い状態で、昔プラレールで遊んでいた人も多いと思います。

自分は幼稚園児の頃から鉄ちゃんをやっているけど、母親の実家が江ノ電沿線の稲村ヶ崎にあったことから、江ノ電によく乗っていたことから、江ノ電がその原点となっていました。

鉄道模型(Nゲージ)のTOMIXは、1976(S51)年にトミーから発売されていたけど、2001(H13)年に子会社のトミーテックに移管されていたし。

旧502Fのうち、前頭部が極楽寺検車区で保存され、タンコロまつりで展示されています。運転台も残されているので、制服撮影会のスペースともなっていたけど、撮影することが出来て良かったです。

この時期にやってくれたことにより、行先表示がクリスマス仕様となっていました。

502は、ステーション♪のまみたんこと小池真実氏の生誕番なので、まみたん番と呼んでいるけど、現在活躍中の新500形にもあります。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Trending Articles