
続いては、東急東横線の渋谷駅と地下鉄副都心線の新宿三丁目駅で撮影した、東急電鉄新5000系の5122F(青ガエルラッピング電車)による、新宿三丁目行きで、渋谷から新宿三丁目までそれに乗りました。
渋谷駅では、5122Fによる青ガエルと、自由が丘から渋谷まで乗ってきた横浜高速鉄道のY517F(横浜DeNAベイスターズのラッピング電車)による折り返しの急行元町・中華街行きとの並びを撮影出来たという幸せを感じました。
渋谷駅では、乗務員交代や、ATC装置の切り替えにより数分間停車するので、その合間に撮影することが出来たのであります。
地下鉄副都心線はワンマン運転、東急東横線(みなとみらい線)は、東武東上線や西武池袋線と同様に車掌乗務(ツーマン運転)なので、渋谷駅では、運転士さんのみ交代で、東急東横線の車掌さんは乗り降りするだけとなります。
有楽町線では、2015(平成27)年3月28日に、副都心線との共用区間である和光市~小竹向原間のみワンマン化されたけど、小竹向原~新木場間は、車掌乗務(ツーマン運転)であるので、小竹向原駅でも和光市方面発着に限り、東京メトロの車掌さんが乗り降りするだけのシーンが見られています。
西武線直通の有楽町線の列車は、小竹向原駅で必然的に運転士さんと車掌さんの両方が交代するけど、副都心線直通の場合は、運転士さんのみ交代(西武鉄道の車掌さんは乗り降りのみ)となります。
みなとみらい線では、横浜駅での乗務員交代が行われず、東急電鉄の運転士さんや車掌さんによる元町・中華街駅まで通しの乗務が行われているので、箱根湯本発着の特急ロマンスカー(はこね、スーパーはこね、メトロはこね、ホームウェイ号)で、箱根登山鉄道の箱根湯本駅まで小田急電鉄の運転士さんや車掌さん(どちらも専任となっている)による通し乗務が行われていることと同様であります。
こどもの国線(長津田~こどもの国間)は、横浜高速鉄道保有で運用が東急電鉄である為に東急線の一部として扱われているけど、みなとみらい線の場合は、横浜高速鉄道による運営となっているので、東急電鉄による1日乗車券(東急ワンデーオープンチケット)や東急線・東急バス一日乗り放題きっぷの対象外であります。
みなとみらい線の馬車道駅の由来は、横浜港が開港した時に関内にあった外国人居留地までを結ぶ道を外国人たちが馬車を使って行き来していたことによって、馬車道と呼ばれるようになったからであり、東京横浜間で運行されていた日本初の乗合馬車との関連もあります。
旧暦1869(明治2)年5月9日(アイスクリームの日)に馬車道通りで発売された日本初のアイスクリーム(あいすくりん)は、当初8000円程度の高価となっていた為に、外国人にしか売れず、現在のように気軽に手に入るものではありませんでした。
隣の日本大通り駅は、横浜大火の発生を契機に外国人居留地が拡大された時に設けられた日本大通が由来であり、日本初の西洋式街路であることから、日本大通と名付けられていました。
来年には、関内地区にある横浜市役所が馬車道駅付近の北仲通南地区に移転してくる予定であり、馬車道駅に横浜市役所の副名称が使われることになります。
みなとみらい線の駅(新高島、みなとみらい、馬車道、日本大通り、元町・中華街の各駅、横浜高速鉄道による管理)のトイレは、2004(平成16)年2月1日の開業当初から男女共に和式トイレが使われておらず、全て洋式トイレとなっているのが特徴であり、当時としては珍しかったです。
東京メトロなどの駅トイレで全て洋式トイレにする工事が行われているけど、新宿三丁目駅を含めた副都心線のトイレも洋式化されています。
東横線の横浜駅のトイレ(東急電鉄管理)は、改良工事中(来年春完成予定で、女性用から順次行われている)であり、和式と洋式が混在していた状態から洋式に統一されることになります。
最近は何処へ行っても洋式トイレを目にするようになり、洋式の個室が満室でも、和式トイレが空いていることが目立つ程、和式トイレの影が薄くなっているのも言うまでもないです。
みなとみらい駅に直結しているクイーンズスクエア横浜は、当初からみなとみらい線みなとみらい駅の開業を見据えた構造であり、1997(平成9)年7月18日に開業した時にステーションコア部分のみ先行的に整備されていました。
みなとみらい線は、1998(平成10)年頃に開業予定となっていたけど、工事の遅れによって6年遅れの開業となっていました。
横浜~桜木町間は、みなとみらい線の開業延期により、生き延びていた路線となったのであります。
神奈川県庁は、日本大通り駅前にあるので、みなとみらい線が出来てから便利になっています。
東横線、みなとみらい線の女性専用車は、2005(平成17)年7月25日に導入されたけど、当時は平日の特急、通勤特急、急行の全列車(方向とは無関係)の横浜、元町・中華街寄りの先頭車である8号車に設けられていました。
これにより、元町・中華街駅の元町口(エンド側)や菊名駅の改札口に近い8号車が女性専用車化されたことで、7号車の混雑が激しくなり、菊名駅を利用していた男性客を中心に反発を受けたという菊名問題が発生していました。
このような指摘を受けたことによって、翌年の2006(平成18)年7月18日には女性専用車が5号車に移され、実施時間が始発から10時までの上下線と、17時以降に渋谷駅を発車する平日の特急、通勤特急、急行に変更され、2013(平成25)年3月16日の副都心線との直通運転の開始後には、渋谷寄りの1号車に移され、各駅停車にも設定されたほか、平日の始発から9時30分に縮小されています。
新宿三丁目駅では、地下鉄丸ノ内線への連絡口が東新宿(池袋、和光市)寄りの女性専用車側となっているので、平日の朝に丸ノ内線から副都心線に乗り換える時には注意が必要となります。
新宿三丁目駅は、明治通りの伊勢丹(ISETAN)前の地下にある駅で、その真上には、1915(大正4)年5月30日に京王電気軌道(現在の京王電鉄京王線)が新宿に進出した時に開業した新宿追分駅がありました。
こちらは笹塚駅から延長されたものであり、現在は、笹塚駅の手前を除いて全て地下トンネル区間となり、京王新線も併設されるようになっています。
副都心線の新宿三丁目行きは、幻となった東横線の新宿乗り入れ計画の現代版とも言える列車でもあります。
東横線の新宿乗り入れ計画は、代々木八幡~新宿間で小田急線と並走することになっていたので、用地が確保出来なかったというのは問題もありました。
副都心線での8両編成での運転は、2008(平成20)年6月14日の渋谷延長の時から行われているけど、当初は、東京メトロの車両の一部(8両編成に短縮された7000系(10000系10101~10105Fの場合あり))に限られていました。
東京メトロ7000系の一部が東横線との直通運転開始を待たずに渋谷延長の時に行われた理由は、副都心線直通対応化の絡みや訓練の為であると思われます。
副都心線の各駅停車の大部分が8両編成であるのは、東急との絡みであり、現在は東急車の比率が高い状態であります。
新宿三丁目からの折り返しは、武蔵小杉行きとなっていたけど、15日に撮影したので今回はパスし、4110F(渋谷ヒカリエ号)による急行和光市行きで池袋まで移動していました。
この日に会った友人は、初期のステーション♪を通じて知り合ったので、ステーション♪にも感謝しています。
自分(しゃもじ)は、地下アイドルには興味がなかったけど、ステーション♪のファンをやってからは友人が大幅に増え、色々な地下アイドルの現場にも行くようになりました。
今回の東横線の撮影は、友人との交流や新宿のタワレコでのFullfull Pocketのイベントと同様に楽しかったです。
青ガエルラッピングは、30日までであり、最後の土日を迎えることになるけど、撮影にはマナーを守って貰いたいです。
横浜高速鉄道のY517Fの横浜DeNAベイスターズのラッピング電車は、今年12月まで運転される予定となっています。
このように、30日で最後を迎える青ガエル編成による新宿三丁目行きを撮影することが出来て良かったです。