
こちらは、9月16日に小田急電鉄の新宿駅で撮影した、60000形MSEの60254Fによる、スーパーはこね11号🚃です。
スーパーはこね11号は、土休日のみ運転であり、新宿駅を11時ちょうどに発車し、途中小田原駅だけに停車してから箱根湯本へと向かう列車であり、50000形VSEや70000形GSEと言った展望席付きロマンスカーが使われるはずであるけど、50000形VSEの50002Fが、メンテナンスにより大野総合車両所に入場している為に、60000形MSEの6両編成(MSE6)による代走が行われています。
平日には、同じ新宿 11時ちょうど発のスーパーはこね17号が運転されるけど、こちらは、70000形GSEメインで、50000形VSEが使われることもあります。
スーパーはこね号は、1996(平成8)年3月23日の30000形EXEのデビューと共に、これまでのはこね号から変更されて登場した、はこね号の速達バージョンであり、当時は下りだけでなく、上りにも運転されていました。
ロマンスカーの新宿~小田原間の途中駅(町田駅など)から(まで)の利用客が大幅に増加したことにより、スーパーはこね号が削減され、2016(平成28)年3月26日の改正では、上りのスーパーはこね号が廃止されたことにより、平日、土休日共に午前中の下りのみとなってしまいました。
昨年3月17日の小田急線の代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化工事の完成により、衰退傾向であったスーパーはこね号に転機が訪れるようになり、平日は1→2本、土休日は2→4本に増発され、一部の列車が新宿→小田原間59分と1時間を切るようになったのであります。
新宿から箱根までのロマンスカーが速達化されたことは、箱根への宿泊旅行はもちろんのこと、日帰りで行っても現地滞在に余裕が出来るようになっています。
平日のスーパーはこね号の時刻
13号 新宿 10時ちょうど発→小田原 11時09分着→箱根湯本 11時24分着
17号 新宿 11時ちょうど発→小田原 12時10分着→箱根湯本 12時24分着
どちらも展望席付きロマンスカー(50000形VSEまたは70000形GSEで運転)
土休日のスーパーはこね号の時刻
5号 新宿 9時ちょうど発→小田原 9時59分着→箱根湯本 10時14分着
7号 新宿 10時ちょうど発→小田原 10時59分着→箱根湯本 11時13分着
9号 新宿 10時20分発→小田原 11時19分着→箱根湯本 11時33分着
11号 新宿 11時ちょうど発→小田原 12時59分着→箱根湯本 10時14分着
5号,7号,11号は、展望席付き車両(7号は70000形GSE、5号と11号は50000形VSEまたは70000形GSE)、9号は、30000形EXE(EXEα)または60000形MSEで運転されるけど、10月26日までの土休日には、11号が60000形MSEによる代走となっています。
スーパーはこね9号は、新宿駅3番線発であり、10月14日(月・祝)まで30000形EXEαの4両編成(30052F)が使われる予定となっています。
スーパーはこね号は、全列車新宿→小田原間でワゴンサービスによる車内販売☕が行われています。
土休日のはこね51号→はこね6号→スーパーはこね11号→はこね16号→はこね25号→はこね56号→さがみ73号(秦野行き)は、現在60000形MSEの6両編成(MSE6)で代走されているので、展望席付き車両で運転、但し、展望席の付いていない車両で運転される場合があります。という列車となっています。
土休日には、人気の展望席付きロマンスカーが4編成フル稼働となるので、1編成が整備・点検等により使えない場合には、展望席なしのロマンスカーである60000形MSEでの代走が行われることになります。
60000形MSEの6両基本編成は5編成あり、MSEにしか出来ない地下鉄千代田線🚇やJR東海御殿場線🗻に乗り入れる運用またはそれに繋がっている小田急線内の特急の運用(最大4編成)に優先的に使われています。
60000形MSEの4両付属編成(土休日には、北千住~片瀬江ノ島間のメトロえのしま号🚇🏖️にも使われている)は、3編成で、地下鉄千代田線🚇に乗り入れる運用優先で使われているけど、箱根登山線⛰️や御殿場線🗻に乗り入れる運用がない状態であります。
昨年10月13日まで活躍していた7000形LSEは、末期には箱根特急中心で使われていたけど、50000形VSEの代走によりスーパーはこね号に入っていたこともあったので、7000形LSEのスーパーはこね号を撮影する楽しみもありました。
1996年3月23日のスーパーはこね号設定当時は、7000形LSE、10000形HiSE、20000形RSE、30000形EXEによるスーパーはこね号が当たり前のように見られていたけど、希に3100形NSEによるスーパーはこね号が見られていたこともありました。
1996年3月22日までは、3100形NSE車が、7000形LSE車との共通運用により箱根湯本に頻繁に乗り入れていたけど、30000形EXEがデビューしてから激減し、1999(平成11)年7月16日の引退まで、旧さがみ号やえのしま号を中心に使われていました。
旧さがみ号とは、1999年7月16日まで、3100形NSE車と共に新宿~小田原、箱根湯本間で運転されていたロマンスカーであり、新宿~小田原間で、途中、向ヶ丘遊園、本厚木、新松田の各駅に停車していました。
1999年7月17日にあしがら号と旧さがみ号の統合により、サポート号となったけど、評判が良くなかった為に、2004(平成16)年12月11日に箱根湯本に直通しないホームウェイ以外の小田原線内の特急に限り、相模国由来のさがみ号が復活したのであります。
昨年3月17日の改正で、ロマンスカーの向ヶ丘遊園、新松田両駅の停車が廃止されたので、本厚木駅停車列車のみ旧さがみ号の面影が残っています。
朝の通勤ロマンスカーが増発され、モーニングウェイ号🚃🌅やメトロモーニングウェイ号🚇🌅となったのは、複々線化されて朝のダイヤに余裕が出来たことのお陰であります。
60000形MSEによるスーパーはこね号を2番線で撮影出来たことは、スーパーはこね11号がMSEで運転されたからこそでありました。
この列車を撮影した時は、箱根旅行のオープニングでもあったので、幸先の良いスタートとなりました。
60000形MSEによるスーパーはこね号は、2008(平成20)年のデビュー同時に50000形VSEの代走で見られていたことがあったけど、当時新宿から箱根湯本までそれに乗り、天山湯治郷♨️まで行ったことを思い出しました。
このように、新宿駅で、60000形MSEによるスーパーはこね11号を撮影することが出来て良かったです。