一昨日(10月20日)は、東京さくらトラム(都電荒川線)の荒川電車営業所(荒川車庫)で行われた、2019荒川線の日記念イベント🚃🎪に行ってきました。
この時には、BanG Dream!(バンドリ)のFILM LIVEタイアップ企画の最終日であったことから、8500形の8501号車🚃が親子撮影会👪用として展示されていたので、前後異なるヘッドマークも撮影することが出来ました。
その他の展示車両🚃は、東京さくらトラム🚃🌸の飛鳥山さくら(路娘MOTION)ヘッドマーク付きの9001号車、8900形の8901号車であり、今回8501号車(量産先行車)と8505号車(量産車のラストナンバー)との並びを撮影することが出来ました。
検査棟では、入場車両がなく、床下探検企画が行われていなかったので、車両のない状態で撮影することも出来たのであります。
8501号車は、1990(平成2)年に、兵庫県尼崎市に工場があったアルナ工機(現、アルナ車両)で製造され、5月2日にデビューした8500形の量産先行車(都電初のVVVFインバータ車)であり、当時は前面が方向幕で、運転台は、1軸2ハンドル式のマスコンとなっていました。
1軸2ハンドル式のマスコンでは、運転士さんから、操作がしづらいという声が高まっていたので、8501号車の稼働率が少なく、荒川車庫で寝ている状態が多かったです。
当時は、8501号車を除いて吊り掛けモーター車(7000形と7500形)で、1991(平成3)年の下期まで、男声のテープ放送が行われていました。
8501号車は、当初から女声による自動放送が使われています。
1992(平成4)年5月2日には、8500形の量産車である8502号車と8503号車がデビューしたけど、前面形状のほか、運転台が従来型のマスコン(昔ながらの2ハンドル式)に戻されていました。
座席💺は、8502号車が8501号車と同じロングシート(優先席部分のみクロスシート)、8503号車が全て1人掛けのクロスシート💺(バス型シート)となっています。
8501号車のマスコンも、従来型のマスコンに改良され、操作しづらい問題が解決していたのであります。
翌年の1993(平成5)年には、8504号車と8505号車が導入されたけど、8503号車に採用されたクロスシート💺(バス型シート)が継承されていました。
このようなバス型シート💺は、招き猫電車🚃😸でお馴染みの東急電鉄世田谷線の300系にも使われています。
アルナ工機は、2002(平成14)年4月1日に、アルナ車両に分社化されるまでの間、尼崎市の工場で、主力の路面電車の車両のほか、阪急電鉄(親会社であった)や東武鉄道などの普通鉄道企画の車両も製造されていました。
都電8501号車は、1990年のアルナ工機製なので、東武鉄道の100系スペーシアの101,103,104Fと同期であります。
東武日光線は、10月12日の台風19号🌀で被害を受けた路線でもあり、現在までに新鹿沼駅まで復旧しているけど、明後日(10月24日(木))には、新鹿沼～下今市間が、佐野線の佐野～葛生間(こちらも台風19号🌀の被害を受けていた)と共に復旧(全線復旧)する予定となっています。
アルナ工機から分社化されたアルナ車両は、路面電車(軌道線)専門メーカーとなり、2004(平成16)年4月には、尼崎市から大阪府摂津市にある阪急電鉄の正雀工場に隣接した新工場に移転されていました。
都電では、2007(平成19)年5月にデビューした9000形の9001号車(赤色のレトロ調電車)から、アルナ車両(正雀工場)製となり、ラッシュ時対策により、優先席を除いて全てロングシートに戻されていました。
8800形や8900形の座席も、優先席がクロスシートで、他はロングシートとなっています。
アルナ工機→アルナ車両のアルナの由来は、前身のナニワ工機で、アルミのナニワを略した商標である「アルナ」がアルミサッシのブランド名として使われていたことであり、1970(昭和45)年にアルナ工機となっていました。
荒川車庫前にある都電おもいで広場にある5500形(都電、PCCカー)の5501号車は、1954(昭和29)年にナニワ工機で製造された車両であります。
都電の5500形(PCCカー)は、全長が他の車両よりも長く、特殊な車両であった為に、三田電車営業所所属の1系統(都電銀座線、上野駅前～銀座経由～品川駅前)専用で使われていました。
1967(昭和42)年12月に都電1系統が廃止されてからは、お役御免となり、5501号車だけが上野公園で静態保存されていたけど、1989(平成元)年に荒川電車営業所に移され、2007年5月の都電おもいで広場の開設により、7500形で唯一原型のまま残されていた7504号車と共に展示されるようになったのであります。
このことは、東急玉川線(玉電)で活躍していたペコちゃんことデハ200形(現在の世田谷線部分である三軒茶屋～下高井戸間にも乗り入れていた)が、1969(昭和44)年5月の玉電区間(渋谷～三軒茶屋～二子玉川園(現在の二子玉川)間)の廃止により、特殊な車両であることがネックであったことから世田谷線に継承されずにお役御免となったことと同様であります。
玉電のデハ204号車は、廃止後多摩川園→高津駅→高津駅高架下にあった初代電車とバスの博物館を経て、宮崎台駅の高架下にある2代目電車とバスの博物館で保存されています。
PCCカーは、今年になってからデビュー当時の塗装に塗り替えられたことで話題になっているけど、運転台部分のとあらんのビニール風船は、塗り替えられる前から置かれています。
都電のイベントでは、路面電車の日イベントが鉄道ファン向け、荒川線の日イベントが親子連れ👪向けの内容に特化されている状態となっているので、一昨日荒川線の日イベントに行った時に、今年8月24日にJR東日本の東京総合車両センター(大井町、TK)で行われた夏休みフェアで、親子連れ👪向けの内容に変更されたことを思い出しました。
昨年の荒川線の日イベントでは、花100形の花電車(7500形の7510号車から改造された車両)とお別れしていたので、あれから1年ということで早いもんだと思いました。
今から10年前の2009(平成21)年の荒川線の日イベントは、荒川線35周年の記念ヘッドマーク付き電車(8800形を含む)の撮影会が行われ、最後に7500形(7511,7513,7515号車)の3つ並びも見られていました。
今年は、荒川線となってから45周年を迎えたけど、東京さくらトラムの影に隠れてしまった為に記念行事が行われていない状態であります。
行きに大塚駅前から乗った都電は、8802号車による荒川車庫前行きだったので、ちょうど良かったです。
荒川車庫では、入庫した8802号車が、トラバーサーに乗せられていた瞬間を撮影することが出来ました。
自分(しゃもじ)は、最近になってから、都電離れが進み、今年になってから都電の追っ掛けが激減している状態であります。
2004年は、都電の追っかけが全くない年(イベントは欠席していた)であったけど、今年は逆戻りしなかったです。
都電の追っかけが減った理由は、他の鉄道に押されていることだけでなく、一昨年6月に吊り掛けモーター車であった7000形が全廃された引退ことの影響もあります。
当時は、2009年4月の8800形のデビューから続いた第二次都電熱狂期が終了した時でもありました。
第一次都電熱狂期は、1993年5月から1998(平成10)年4月までの間であり、8500形が第一次都電熱狂期を支えていた車両でありました。
この日は、東京さくらトラム(都電荒川線)🚃🌸のイベントの後、KAAT神奈川芸術劇場(神奈川県横浜市中区、みなとみらい線の日本大通り駅付近にあるホール)で行われた、さくら学院祭☆2019🌸に行っていたので、さくら🌸繋がりの1日となりました。
荒川車庫前からは、鬼子母神前→副都心線雑司が谷乗り換えで日本大通りに行ったので楽でありました。
さくら学院祭☆2019は、10月19日と20日の土日の2日間開催という初の試みであったので、2日間足を運んでいたリピーターにとって嬉しいことはもちろんのこと、どちらかが仕事等により都合が悪い時にも対応出来ていました。
自分(しゃもじ)は、モーニング娘。などのハロプロ系の有料ライブや握手会🤝の参戦から撤退し、ライブハウスが中心である地下アイドルに移行した後は、このようなホールクラスの会場の参戦とは無縁となっていたので、今回のさくら学院祭は、久しぶりのホールクラスの会場での参戦となりました。
2009年4月26日に8800形の8801号車と8802号車の出発式と8802号車の町屋駅前→荒川車庫前間の初乗車の後、群馬県前橋市にある群馬県民会館(ベイシア文化ホール)で行われていたモーニング娘。の公演に行っていました。
2015(平成27)年9月18日に8900形の8901号車と8902号車がデビューした時は、出発式が行われていなかったです。
一昨日東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われていた、ラグビーワールドカップ🏈で、日本代表🇯🇵が南アフリカ🇿🇦との準々決勝で、3対26で敗退してしまったという残念な出来事となってしまいました。
ラグビー日本代表🏈🇯🇵は、ベスト4は逃したものの、ベスト8まで進んでくれたことで、よく頑張ってくれたな❗と思いました。
ラグビー日本代表🏈🇯🇵がラグビーワールドカップでのベスト8まで進出していたのは、1987(昭和62)年にラグビーワールドカップが始まって以来初でありました。
今年の都営フェスタは、11月16日(土)に、浅草線の馬込車両検修場(西馬込)で行われる予定なので、浅草線(西馬込)と三田線(高島平)が交互で行われる都営フェスタの法則通りとなっています。
今年は、都営浅草線と大江戸線の車両、京成電鉄と京浜急行電鉄(京急)の車両が展示される予定であり、北総鉄道や千葉ニュータウン鉄道の車両の展示は見送られることになります。
昨年の高島平での都営フェスタは、都営三田線開業50周年記念として盛大に行われていました。
8501号車は双方から撮影出来たのが嬉しかったです。
このように、今年も荒川線の日記念イベントに行くことが出来て良かったです。
