
一昨日(11月10日)は、中目黒から日比谷まで、東京メトロ日比谷線の03系の03-136Fによる北千住行き🚇に乗りました。
日比谷線の03系は、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の時代の1988(昭和63)年7月1日にデビューし、1994(平成6)年までに、8連42本336両が製造され、3000系(初代の車両)が置き換えられていました。
そのうち、03-109F~128Fが1,2,7,8号車が5ドアだった車両(うち、126~128FがVVVF車)でありました。
一昨年の2017(平成29)年には、13000系(4ドア車の7両編成)が本格的にデビューしたことにより、5ドア車入りだった03-114Fを皮切りに編成単位での廃車が行われるようになり、昨年10月には、5ドア車入りの編成が03-112Fを最後に高周波分巻チョッパ車と共に全廃されていました。
5ドア入りの編成は、地方私鉄に譲渡または保存されることもなく全て解体されていました。
03系の初期型車(オール3ドア車)の8本は、方向幕車であり、B修繕工事によりVVVF化されています。
運用離脱された03系の3ドアのうち、03-131Fの先頭車が熊本電気鉄道(熊本県)🚃🐻に03形として譲渡され、今年4月4日にデビューしていました。
熊本電気鉄道には、地下鉄銀座線で活躍していた01系改め01形の2編成(くまモンのラッピング電車、35編成と36編成)🚃🐻もあるので、地下鉄時代には見られなかった共演も、熊本の青空の下で見られています。
今年7月30日までは、元南海電気鉄道の22000系(ズームカー)であった200形も活躍していたけど、03形に置き換えられたことにより廃車となり、元都営三田線の6000形を含めた東京の地下鉄で活躍していた車両に統一されていました。
01形が導入される前は、元東京急行電鉄(現、東急電鉄)の初代5000系青ガエルから改造された5000形🚃🐸もあったけど、現在は、最後まで活躍していた5101A号車が動態保存されています。
元03系の譲渡先は、北陸鉄道浅野川線(石川県)🚃や、長野電鉄長野線(長野県)🚃も挙げられており、前者は2両編成で8800形や8900形(元京王井の頭線3000系)の置き換え用、後者は3両編成で3500系(元営団日比谷線3000系)の置き換え用として使われる予定となっています。
そのうちの129Fと139Fの先頭車は、北陸鉄道に譲渡されることが決まり、現地まで陸送されていました。
北陸鉄道浅野川線は、北鉄金沢駅が地下駅🚇となっているので、長野電鉄長野線の長野地下線(長野~善光寺下間)🚇と同様に地下鉄気分を味わうことが出来ます。
現状では、北鉄金沢駅🚇がミニ渋谷駅の状態となっているけど、それが見納めとなってしまいます。
長野電鉄では、元東急電鉄8500系によって旧型車両が置き換えられたけど、4ドア車で、抑速ブレーキが付いていないことにより、信州中野~湯田中間に入ることが出来ない為に6編成導入されただけとなっています。
03系のオール3ドア編成で、8両全てが解体されたのは、103,138,142Fであり、142Fに関してはラストナンバーでありました。
03-101F(トップナンバー)は、運用離脱後に8両のうちの3両が新木場車両基地まで回送されていたので、メトロクオリティによるトップナンバーの保存が行われることが予想されています。
トップナンバーだけでなく、03系で唯一川崎重工業(Kawasaki)で製造さた車両であり、銀座線で活躍し、中野車両基地で保存されている01系試作車(01-101F)のうちの3両(同じ川崎重工業(Kawasaki)製)と同様の扱いとなっています。
現在残されている03系は、1988年に03系で唯一日本車輌製造で製造され、デビュー当初から活躍している初期型である03-102Fと、1994年に東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)で製造された後期型である03-136F(3色LED表示)の2編成であり、残りの13000系の導入によって、全廃される時が近づいてきているので、カウントダウンを迎えています。
東武鉄道70000系(東京メトロ13000系の東武バージョン)の今年度(来年3月までの間)の増備車の6編成(うち、4編成は通勤ライナー(TJライナー方式)対応のデュアルシート車である70090型となる)は、東京メトロ13000系の導入完了後に導入される予定となっているので、03系が東武鉄道の20000系列の車両(5ドア車の20050系を含む)よりも先に日比谷線を去ることになります。
1993(平成5)年8月1日に、東武鉄道の初代日比谷線直通用の車両(最後のセイジクリーム塗装)だった2000系が引退した時は、営団3000系よりも先だったので、今回はその逆となってしまいます。
03-102Fは、2000(平成12)年3月8日に中目黒駅付近で発生した脱線衝突事故で、東武20050系の21852F(中目黒発東武線直通の竹ノ塚行きだった)と共に当該車両となり、当日北千住発菊名行き(東急東横線直通列車)に使われ、被害が大きかった最後部車両(初代03-802号車)が廃車となり、翌年の2001(平成13)年に日本車輌製造で車体が造り直されていました。
東武20050系🚃では、モハ23852号車とモハ24852号車(どちらも3ドア)が2001年に製造元である東急車輛製造で車体が造り直されていたのであります。
03系🚇で初期型と後期型が残されていることで、昨年11月11日まで千代田線で活躍していた6000系で、初期型の6102Fと、後期型の6130Fが最後まで残されていたことを思い出しました。
千代田線で6000系が引退してから昨日で1年経ったことで早いもんだなと思いました。
6130Fは、インドネシア🇮🇩に輸出されたけど、6102Fは、運用離脱後に新木場車両基地まで回送され、現在もそのままの姿で置かれています。
日比谷線🚇では、来年6月6日に虎ノ門ヒルズ駅(神谷町~霞ケ関間、H06)が同年7月24日に開幕する予定の東京オリンピック2020に合わせて暫定開業するという情報が入っていました。
これに伴い、日比谷線の霞ケ関~北千住間の駅ナンバリングが変更されることになります。
虎ノ門ヒルズ駅は、その名の通り、虎ノ門ヒルズ地区に出来る2面2線の地下駅🚇であり、ホームドアも取り付けられます。
ホームは地下1階で、改札口は、1番線(中目黒方面)側に2ヶ所(神谷町、霞ケ関寄り)、2番線(北千住、東武線直通方面)側に1ヶ所(神谷町寄りのみ)設けられる予定であり、開業後には、ホーム間の連絡通路も設けられることになります。
トイレ🚻は、2番線の北千住寄りに設けられる予定であり、当然のことながら、車椅子対応幅広トイレ(誰でもトイレ)🚻♿併設で、男女別のトイレ🚻では、全て洋式🚽となるけど、来年1月3日開業予定の銀座線渋谷駅の新駅舎のトイレ🚻もこうなります。
東京メトロの駅のトイレ🚻では、和式トイレの洋式化🚽が進められており、今年度中には全駅で完了する予定となっています。
銀座線銀座駅の京橋寄り(銀座の松屋デパート側🏬)にあったトイレ🚻は、階段横に入口のある狭い男女共用トイレで、京王井の頭線の下北沢駅西口のトイレと同様に、男性用小トイレ🚹と和式の個室1室しかなく、従業員専用トイレのイメージが強かったけど、改良工事により閉鎖されていました。
こちらのトイレ🚻を使う人はほとんどいなかった状態であり、日比谷線コンコース側のトイレ🚻(男女別で洋式トイレ🚽もある)に回る状態が目立っていました。
このような形式のトイレ🚻は、銀座線日本橋駅の2番線(浅草方面ホーム)の京橋寄りにもあったけど、こちらも男女共用の和式トイレとなっていました。
虎ノ門ヒルズ駅は、銀座線の虎ノ門駅への乗換駅となり、銀座線と日比谷線の乗換駅が、銀座、上野広小路(仲御徒町)、上野の各駅に加えて4駅となります。
日比谷線のホームドアに関しては、4ドア7両に統一された後、順次導入される予定となっています。
虎ノ門ヒルズ駅建設予定地には、フジサンケイグループ(フジテレビやニッポン放送の系列)のレコード会社である、ポニーキャニオン(PONY CANYON)の本社及びイベントスペース(住友不動産虎ノ門ビル)があったけど、今年5月には、六本木一丁目の泉ガーデンアネックス(東京メトロ南北線の六本木一丁目駅付近)にイベントスペースと共に移転されていました。
10月26日にホワイトキャンパスⅠとⅢ🏫が出てきたポニーキャニオンのイベントスペースでの対バンライブで初めて行ったけど、直前になって虎ノ門から六本木一丁目に移転されていたことを知りました。
ポニーキャニオンのイベントスペースが虎ノ門から六本木一丁目に移転されてからは広くなっています。
東京メトロでは、2020年度中に、有楽町線、副都心線用の新型車両である17000系🚇が、7000系の置き換え用として導入されるという情報が入ってきました。
初年度は、10連1本が導入され、2022年度までに10連5本、8連15本が導入される予定であるけど、7000系の10連が先に置き換えられていく予定となっています。
2006(平成18)年から2010(平成22)年までの間に副都心線開業並びに副都心線乗り入れ改造の対象から外されていた7000系及び07系の置き換え用(第一次置き換え計画)として導入された10000系は、17000系と共に活躍していくことになるけど、帯の色が17000系と同じ茶色と黄色に変更されることが予想されています。
半蔵門線では、2021年度から18000系(17000系の半蔵門線バージョン)が導入され、8000系が置き換えられていくことになるけど、営団6000系顔の電車が見られなくなってくることで寂しさを感じています。
日比谷線から03系が引退したら、2013(平成25)年3月15日に副都心線直通列車と入れ替わる形で廃止された日比谷線と東急東横線の直通列車の面影が残らなくなってしまいます。
日比谷線に乗り入れていた東急電鉄の車両は、1000系で全て3ドア車となっていたので、東急多摩川線・池上線への転用、地方私鉄への譲渡には問題がなかったです。
この日に行われたホワイトキャンパスⅠ🏫のあーにゃこと水湊あおひ氏😸と、ホワイトキャンパスⅢの瀬戸咲稀氏の合同生誕祭🎂が行われた渋谷ノースタイルは、京王井の頭線の渋谷駅🚃から目と鼻の先にあります。
来年1月3日には、銀座線の渋谷駅🚇が表参道寄りにずれることになるので、京王井の頭線の駅と離れてしまいます。
自分(しゃもじ)がホワイトキャンパスⅢ🏫のメンバーと初対面し、瀬戸咲稀氏からフライヤーを貰った時は、前述の10月26日の六本木一丁目のポニーキャニオンでの対バンライブでありました。
今回は、あーにゃの生誕祭😸🎂に間に合うように乗ることが出来ました。
日比谷線03系や東武20000系の日比谷線直通時代の最後の勇姿を撮影する時には、さよなら運転を含めてマナーを守ってもらいたいです。
このように、中目黒から日比谷まで、カウントダウンを迎えた日比谷線の03系に乗ることが出来て良かったです。
おまけの画像は、10月19日に中目黒駅で撮影した、13000系の北千住行き、03系03-102F(中目黒行きと北千住行き)、東武70000系71703Fとの並び、17000系に置き換えられる予定の7000系の7113Fです。