
こちらは、6月3日に東日本旅客鉄道(JR東日本)の渋谷駅の埼京線と湘南新宿ラインのホームで撮影した、相模鉄道12000系(相鉄線直通列車)の12101Fと12104F🚃です。
相鉄12000系の12101Fは、一昨年12月に甲種輸送され、昨年4月20日に相鉄線内の列車で営業運転入りしていたので、平成最後の新造車となっていました。
12104Fは、昨年11月30日の相鉄・JR直通線の開業当日に新宿駅から海老名駅まで乗った編成でもあるので、当時のことを思い出しました。
相鉄12000系は、JR東日本のE233系をベースに、今年3月までの間に6編成6本60両が総合車両製作所横浜事業所で製造されたJR線乗り入れ対応車であり、車体がステンレス製で、獅子口顔が特徴である前面は普通鋼製であります。
同じ横浜駅にも乗り入れている京浜急行電鉄(京急)の新1000形の1073F以降の編成も、車体がステンレス製、前面が普通鋼製となっています。
12000系の導入は、JR線直通だけでなく、旧型車の置き換えも兼ねていたので、今年10月に7000系が全廃となり、新7000系の7713,7715,7755Fや8000系の8702Fが置き換えられていました。
新7000系の7715Fは、7713Fと共に8両編成に組み換えられていた編成であり、相鉄最後の営業用の抵抗制御車(非VVVF車)でありました。
昨年11月に7715Fが廃車となったことにより、相鉄の営業用車両がVVVFインバータ車に統一されていました。
関東の大手私鉄の営業用の電車で、全てVVVF車となった会社は、相鉄のほか、京王電鉄(京王)、東京メトロも挙げられており、京王が2012(平成24)年に7000系のVVVF化が完了していたので、第一号となっていました。
東京メトロに関しては、一昨年10月に日比谷線で活躍していた03系の03-112F(最後の5ドアのチョッパ車)の廃車により、VVVF車に統一されていたのであります。
今日は、中央快速線用のE233系
のT71編成が総合車両製作所横浜事業所を出場したという情報が入ってきました。
こちらは豊田のE233系としては12年ぶりの増備車となっているけど、4号車にトイレが付いていないので、グリーン車組み込み改造に伴う予備車として使われた後に他の路線に転用されることが予想されています。
これにより、209系1000番台や、京葉線の209系500番台(ケヨ34)編成がどうなるのか気になります。
209系1000番台に関しては、昨年4月29日に新宿から東京まで乗ることが出来て良かったと思っています。
相鉄12000系が、ローレル賞に選ばれなかったのが残念だけど、20000系と同様に優れたデザインによりグッドデザイン賞を受賞していたことで素晴らしいなと思っています。
このように、移設された後の渋谷駅で、相鉄12000系を撮影することが出来て良かったです。