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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京阪2200系 50周年記念副標

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続いては、先月(7月)27日に、三条駅で撮影した、京阪2200系の2216Fによる準急出町柳行きで、50周年記念のヘッドマーク(京阪用語で副標)が取り付けられていました。

2200系は、1964(S39)年にスーパーカーこと2000系の急行版としてデビューし、1968(S43)年までの間に98両製造されていました。

当時は非冷房車で、1974(S49)年から1976(S51)年に掛けて冷房化され、1984(S59)年から1988(S63)年に行われた車体更新工事によって現在の姿となっています。

1987(S62)年に更新された編成からは、添加励磁制動(回生ブレーキ付き)に交換されていたけど、この2216Fもその分類に入っています。

2200系がデビューしてから今年で50周年を迎えるに当たって、11月16日までの間に7000系及び8000系の25周年記念と同様に、2200系50周年記念副標が取り付けられています。

2200系の特徴は、卵形の断面の車体に、貫通ドア部分の種別、行先表示と、昔の京阪電車のスタイルが守られています。車内には、昔懐かしの緑色の座席、回転中華丼とも言えるファンデリアもあることも見逃せないです。

1969(S44)年11月の京橋駅の高架化に合わせて登場した2400系は、関西初の通勤冷房車として話題になったけど、それに対して、2200系は、高架化前の京橋駅の面影が残る車両となっています。

高架化される前の京橋駅は、相対式ホームの2面2線で、狭かった為に、ラッシュ時には、乗換客で溢れていました。

天満橋~京橋間には、野田橋→片町駅があったけど、高架化されてからは設置困難により京橋駅に統合されて廃止されていました。京橋駅の西側に片町口があるのはその名残であります。

2200系は現在、新型の13000系の導入により、2600系と共に廃車が進められているので、撮影することが出来て良かったと思っています。

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