先月(1月)18日は、柏から上野まで、E657系のカツK3編成(クハE657-3F)による、フレッシュひたち68号に乗りました。
柏から特急料金を払った上でこのE657系に乗り継いだ理由は、651系との比較乗車をしてみたかったからであります。
フレッシュひたち68号は、勝田駅を20時46分に出た後、水戸、友部、石岡、土浦、柏に止まった後に上野へと向かう列車で、3月14日からときわ92号に変更されます。
22時04分に上野駅の17番線に到着し、折り返しは、上野22時30分発のフレッシュひたち75号の勝田行き(途中、柏、佐貫、牛久、土浦、石岡、友部、赤塚、水戸に停車)となっていました。
こちらは終点の勝田駅に23時59分着と、遅延が無ければ日付が変わる直前に勝田に到着することになるし。
因みに上野23時発のフレッシュひたち77号(下りの常磐線特急の最終)は、石岡 0時03分発、友部 0時14分発、水戸 0時24分着、勝田 0時30分着と、常磐線特急で唯一2日間に跨がって運用されています。
その前には、カツK16編成による上野 22時15分発のフレッシュひたち73号、勝田行きが出ていたけど、途中、柏、佐貫、牛久、ひたち野うしく、荒川沖、土浦、神立、石岡、友部、赤塚、水戸に停車するので、下りのフレッシュひたち号で唯一神立に止まる列車となっています。
こちらはときわ号への変更と共に神立駅に止まらなくなるし。
フレッシュひたち49,55,67,2号は、土浦発着なので、そのうちの1往復は、かつて485系によって運転されていたホームライナー土浦/おはようライナー土浦からの格上げであります。
夕方以降の下りの特急は、フレッシュひたち61号を含めて、通勤帰りでの利用も多いので、佐貫、牛久などの駅にも止まるのもそのはずであります。
上野駅の16,17番線は、常磐線特急専用ホームで、検札のある状態となっているけど、一部が品川まで延長されるのに伴い、13,14,15番線と同様に上野発着専用ホームとなります。
常磐線特急の品川延長により、品川~水戸間が96分から83分(1時間23分)、東京~水戸間が85分から74分(1時間14分)、上野~水戸間が69分から68分(1時間8分)と短縮されことになるし。
常磐線の一般列車も上野東京ラインにより東京、品川にも乗り入れてくるので、常磐線沿線から東海道新幹線への乗り換えが楽になります。
東京駅からは、水戸、ひたちなか、日立、いわき方面への高速バスも出ているけど、これからは東京駅から渋滞知らずの列車でも行かれるようになるし。
石岡駅は、2007(平成19)年3月末に廃止された、鹿島鉄道線(石岡と鉾田を結んでいた路線)への乗換駅となっていたけど、廃止直前に乗りに行ったことが懐かしいです。
常磐線の415系やE501系の上野からの撤退の時期と重なっていたし。
スーパーひたち号(3月14日からはひたち号)は、ほとんどが上野~水戸間ノンストップ(土浦駅通過)となっているので、土浦まで有効である休日おでかけパスでも特急券を加えた上で乗れる列車が限られています。
上野と柏の間の乗車時間は、約20分程度と、中央線特急(スーパーあずさ、あずさ、かいじ号)の新宿~立川間に匹敵する程短いけど、それなりの需要のある区間となっているし。
今回乗ったE657系のカツK3編成は、2011(平成23)年11月に近畿車輌で製造された初期型の編成であり、これまでカツK13編成の乗車が続いていたので、他の編成に乗ったのは初めてでした。
この日カツK13編成は、フレッシュひたち61号の前に上野を発車していたスーパーひたち59号(いわき行き、土浦にも停車)に使われていたので、帰りは他の編成に乗れることが確実となっていました。
スーパーひたち59号で、土浦まで行き、そこから普通列車で帰っていたら、同じカツK13編成に当たっていたところでした。
現在のスーパーひたち号で、1号が欠番となっているのは、東日本大震災の前に、651系の4両編成であるいわき発仙台行きのスーパーひたち1号が運転されていたことの名残であります。
上野 7時発のスーパーひたちが3号なのはそのはずだし。
自分は行かなかったけど、2012(平成24)年5月26日に行われた大宮総合車両センターのイベント(JRおおみや鉄道ふれあいフェア2012)では、E657系で営業運転開始前だったカツK7編成が試乗列車として使われていたけど、行かれなかったことで残念に思っていました。
E657系の編成番号は、前面の連結器カバーにも書かれているので一目瞭然であります。
このように、651系とE657系の比較乗車をすることが出来て良かったです。
画像は、上野駅17番線で撮影。