先月(1月)12日は、新宿から下高井戸まで、京王電鉄7000系の7777号車の含まれた編成である7027Fによる快速橋本行きに乗りました。
7027Fは、10両のうちの8両が、1986(昭和61)年に、8両編成の7013F(初期型のコルゲート車体)として、製造された車両で、7014,7015F(こちらも編成が組み替えられている)と同期であります。
京王7000系の7001～7010Fは、1984(昭和59)年に後述の2000系列の置き換え用として導入された編成で、1986(昭和61)年3月に導入された7011,7012Fと同様に5両編成でした。
これらの編成は、1987(昭和62)年に6両化されていたので、5両編成が見られなくなっています。
7006～7012Fは、1992(平成4)年に8両化されていたし。
7000系は、1984(昭和59)年3月9日に、グリーン車(JR等の特別車両とは無関係)と呼ばれていた緑色の旧型電車であった2000系列の置き換え用として導入されていたけど、当時は5000系の晩年の姿と同様に各停専用車(阪神電車のジェットカーと同じポジション)として扱われていました。
7000系の後期型のうちの7021～7025F(ビードプレス車体)は、1987(昭和62)年から1991(平成3)年に導入された当時は8両編成で、1996(平成8)年に10両編成化されたものであります。
7013Fは、2006(平成18)年にリニューアル、VVVF化され、2011(平成23)年1月に旧7011Fのうちの旧7511,7561号車を入れた10両固定編成の7027Fとなり、その京王八王子、高尾山口、橋本寄りの先頭車である7763号車が7777号車に変更されたことにより、ラッキーナンバー車として注目されるようになっています。
10両固定化された初期型7000系は、7026F(旧7012F)、7028F(旧7014F)、7029F(旧7010F)もあり、一部の中間車を抜かれた7011F(後の2代目7002F)が6両、旧7002Fと旧7015Fが4両編成(前者は7806F、後者は7811→7807F)に変更されていたし。
これらの編成組み替えにより、残りの6000系が置き換えられ、2011(平成23)年3月をもって全廃となったのであります。
6000系は、普通鋼製で老朽化が進行していたことに加え、VVVF化や京王ATCの取り付けの対象外の為に全廃されていたけど、7000系と同期の1984(昭和59)年から1991(平成3)年に製造された後期型車が7000系よりも先に廃車の運命を辿ってしまった不運の車両であったのも言うまでもないです。
2001(平成13)年3月27日のダイヤ改定まで、7000系は各停、6000系、8000系は優等列車という位置付けとなっていたのでそのはずであるし。
7029Fは、10両固定の7000系で唯一の1984(昭和59)年製であり、そのうちの旧7010Fは、5両→6両→8両→10両と変化しています。
7000系のVVVF化は、2003(平成15)年から2012(平成24)年に掛けて行われていたけど、最後まで界磁チョッパ制御車で残されていた7803Fは、2012(平成24)年8月19日に調布駅付近(国領、布田、調布駅)が地下化された後も未更新で走っていたことで話題になっていました。
京王7000系で初期に界磁チョッパ制御のままリニューアルされた編成もVVVF化されたのに対し、小田急8000形では、初期にリニューアルされた8251Fと8255Fのみ界磁チョッパ制御のままとなっています。
7011Fが2代目7002F、7811Fが7807Fに改番されたのは、昨年3月のことでした。
京王線新宿発着の快速は、途中、笹塚、明大前、下高井戸、桜上水、八幡山、千歳烏山、仙川、つつじヶ丘、調布に停車し、調布より先は各駅停車となります。
昨年9月21日に、アリオ橋本のタワレコでのイベントの後、ステッシャーの友人と一緒に神タワーまで移動した時に、橋本から調布まで7027Fによる快速に当たっていたので、ステーション♪のまみたんこと小池真実氏が京王線好きで、2日連続京王線に乗れて幸せだったことを語っていたことの縁でもあります。
このように、下高井戸から東急世田谷線に乗る前に京王線の7777号車に乗ることが出来て良かったです。
画像は京王線の新宿駅で撮影。
