4月2日は、北千住から浅草まで、東武鉄道の6050系による区間快速浅草行きに乗りました。
こちらは、6151+6152+6167Fによる運転であり、今回は東武日光から来た前の2両(6167F)に乗ったのであります。
6050系による浅草乗り入れの快速及び区間快速は、4月21日の改正で、500系リバティと入れ替わる形により廃止され、南栗橋発着の急行または区間急行に変更されることになり、浅草~南栗橋間を走る6050系が見納めとなってしまいます。
これにより、浅草、北千住、春日部から日光・鬼怒川・南会津方面へと直通する列車が特急だけとなり、小田急線で、新宿から箱根湯本までの直通列車が特急ロマンスカーだけとなってしまったことと同様となるし。
6050系改の634型によるスカイツリートレインも、4月16日をもって定期運用が終了する予定となっているので、こちらの乗車・撮影のチャンスはあと4回となってしまいました。
6167F(東武日光発)は、昨年12月4日に南栗橋車両管区で行われた東武ファンフェスタ2016の撮影会で展示されていた編成(1986(昭和61)年に6000系の6113Fから更新された編成)であるので、これに乗れたことで運命を感じました。
鬼怒川線の新藤原から来た4両は、6151+6152Fであり、そのうちの6151Fは、1985(昭和60)年11月15日の営業運転開始当時から使われているトップナンバーであります。
6152号車ということで、西武の6152Fと同様に、以前都電荒川線でイベント用として使われていた6152号車(現在はあらかわ遊園で静態保存されている)を思い出しました。
東武6050系は、西武4000系と酷似した車両であり、土休日の池袋乗り入れは、間もなく見納めとなる東武6050系の浅草乗り入れに似ている点があります。
西武4000系の池袋乗り入れは、2往復共に秩父鉄道線直通でもあり、3月25日のダイヤ改正以降も残されています。
6050系が浅草~南栗橋間から撤退する理由は、2ドアクロスシートで乗り降りに時間が掛かるということもあるし。
6050系には、西武4000系にはないボックスシートの折り畳み式のテーブルがあります。
快速、区間快速の時刻
下り(東武日光、新藤原、会津田島方面、特記以外は区間快速)
浅草 6時20分発→東武日光 8時25分着、会津田島 9時45分着(快速)
浅草 7時10分発→東武日光 9時22分着、会津田島 10時41分着(快速)
浅草 8時10分発→東武日光 10時19分着、会津田島 11時43分着(快速)
浅草 9時10分発→東武日光 11時21分着、会津田島 12時49分着(快速)
浅草 10時40分発→東武日光 13時01分着、会津田島 14時19分着
浅草 12時40分発→東武日光 14時54分着、新藤原 15時13分着
浅草 14時40分発→東武日光 17時ちょうど着、会津田島 18時33分着
浅草 16時40分発→東武日光 19時02分着、会津田島 20時26分着
上り(春日部、北千住、浅草方面、全て区間快速)
新藤原 6時05分発、東武日光
6時26分発→浅草 8時58分(土休日は8時59分)着
新藤原 7時23分発、東武日光
7時41分発→浅草 10時08分(土休日は10時12分)着
会津田島 8時30分発、東武日光 9時58分発→浅草 12時25分着
会津田島 10時20分発、東武日光 11時59分発→浅草 14時25分着
会津田島 12時31分発、東武日光 13時57分発→浅草 16時25分着
新藤原 15時16分発、東武日光 15時36分発→浅草 18時05分着
新藤原 16時02分発、東武日光 16時31分発→浅草 19時05分着
会津田島 16時ちょうど発、東武日光 17時39分発→浅草 20時05分着
途中停車駅は、とうきょうスカイツリー、北千住、春日部、東武動物公園、板倉東洋大前、新大平下、栃木、新栃木、新鹿沼、下今市、会津田島行きの場合は下今市より先の各駅であり、区間快速の場合は、新栃木~東武日光、新藤原、会津田島で各駅に停車することになります。
前の2両は、会津田島行き(浅草12時40分発の区間快速は新藤原行き)、中間の2両は、新藤原行き、後ろの2両は、東武日光行きとなり、下今市駅と新藤原駅の2回で分割・併合が行われるので、かつて国鉄→JR常磐線の403系や415系(土浦駅と勝田駅)で見られていたようなロケット方式となっています。
前の2両は、会津田島行き(浅草12時40分発の区間快速は新藤原行き)、中間の2両は、新藤原行き、後ろの2両は、東武日光行きとなり、下今市駅と新藤原駅の2回で分割・併合が行われるので、かつて国鉄→JR常磐線の403系や415系(土浦駅と勝田駅)で見られていたようなロケット方式となっています。
6050系による区間急行は、浅草~新栃木間の1往復で、浅草 22時32分発→新栃木 0時14分着
新栃木 5時01分発→浅草 6時45分(土休日は6時48分)着が該当するけど、こちらも見納めとなります。
南栗橋発着となる急行と区間急行は、引き続き6050系が使われ、急行、区間急行共に、JR宇都宮線への乗換駅である栗橋駅にも止まるようになります。
これに伴い、6050系の一部に廃車が発生することが予想されているけど、現在は6161Fが休車状態となっているので廃車となる確率が高いと言われています。
6050系の初期型車は、6000系から流用された足回り品が50年、載せ替え車体が30年を超えていることにより、老朽化が進んでいるのでそのはずであるし。
野岩鉄道会津鬼怒川線(ほっとスパ・ライン、新藤原~会津高原尾瀬口間)、会津鉄道会津線(会津高原尾瀬口~会津田島間)の路線
(東武線、鬼怒川温泉、下今市、東武日光、栃木、浅草方面へ直通運転)←新藤原~龍王峡~川治温泉~川治湯元~湯西川温泉~中三依温泉~上三依塩原温泉口~男鹿高原~会津高原尾瀬口~七ヶ岳登山口~会津山村道場~会津荒海~中荒井~会津田島→(AIZUマウントエクスプレスは会津若松まで直通運転)
湯西川温泉駅は、葛老山トンネルの中にある1面1線のトンネル駅(ほくほく線の美佐島駅みたいな感じの駅)であり、そのトンネルを抜けた後、湯西川(五十里(いかり)湖)に掛かる湯西川橋梁を渡っていくことになります。
こちらには、温泉浴場付きの道の駅湯西川があるけど、湯西川温泉郷へはバスに乗っていくことになるし。
野岩鉄道会津鬼怒川線は1986年10月9日に開業し、1990(平成2)年に会津鉄道会津線の会津田島~会津高原(現、会津高原尾瀬口)間の電化により、会津田島までの直通運転が行われています。
AIZUマウントエクスプレス(会津鉄道の気動車(AT-600(650)形またはAT-700(750)形)による運転)が鬼怒川温泉または東武日光まで運転されているけど、野岩鉄道や東武鉄道に甲種内燃車免許を有する運転士さんが不在である為に、運転業務が会津鉄道に委託され、東武線までの通し業務となっています。
4月21日からは、500系リバティによるリバティ会津号が4往復新設され、そのうちの2往復は、下今市から会津田島まで各駅に停車することになります。
リバティの場合は、下今市~東武日光、新藤原、会津田島間のみの場合は、特急券が不要となるので、6050系の一部が置き換えられることが分かるし。
今回は、中目黒から北千住まで、東京メトロ日比谷線の13000系の13101Fで移動し、北千住から6050系による区間快速浅草行き(17時53分発)に乗り継ぐことが出来たのであります。
このように、北千住から浅草まで、東武6050系による区間快速に乗ることが出来て良かったです。
画像は、北千住駅で撮影したもので、とても珍しい車内運転台後部の行先表示も撮影しました。