こちらは、昨年11月20日に、東武スカイツリーラインの浅草駅で撮影した、東武300系の301Fによる臨時特急きりふり296号です。
こちらは、秋の臨時特急として運転された列車であり、東武日光駅を18時04分に発車し、途中下今市、新鹿沼、新栃木、栃木、春日部、北千住、とうきょうスカイツリーに停車してから浅草へと向かっていました。
このような臨時のきりふり号は、春夏秋に運転されているけど、秋は日光の紅葉見物の書き入れ時であります。
自分(しゃもじ)としては、350系による臨時特急きりふり号を撮影したことが何度もあるけど、300系を撮影したことが少なかったです。
今月20日をもって最後を迎える東武300系は、浅草寄りの先頭車である6号車に通勤型車両と同様の女性専用車のステッカーが付いているのが特徴であり、尾瀬夜行23:55やスノーパル23:55と言った夜行列車に使われた時には女性専用車となっていました。
300系の6号車は、きりふり号やゆのさと号に使われる時には男性でも乗れることになるし。
このことで、かつて485系によって運転されていた夜行快速のムーンライトえちご号(新宿~新潟間)に女性専用車があったことを思い出しました。
350系の353Fの4号車に、尾瀬夜行やスノーパル対応の女性専用車のステッカーが取り付けられていたので、今年の尾瀬夜行に350系が使われることが分かります。
これにより350系の会津高原尾瀬口への乗り入れが復活するけど、6両編成から4両編成に減少し、男性も乗れる車両が3両分に減ってしまうということになってしまいます。
東武300系による夜行特急では、昨年10月15,21,22日に、日光夜行(浅草→東武日光間)が1998(平成10)年以来18年ぶりに復活運転されていたことで話題になっていました。
300系や350系には、夜行列車での減光装置もあるし。
300系は、かつて急行りょうもう号で活躍していた1800系の1817Fと1818Fから6両丸ごと改造された編成であり、80年代初期のりょうもう号を彷彿とさせます。
350系のほうは、1969(昭和44)年に急行りょうもう号としてデビューした当時と同じ4両編成であるし。
300系や350系の座席は、リクライニング機構なしであるけど、フットレストや座席背面の折り畳み式テーブル(ドリンクホルダー付き)が付いているのが特徴であります。
300系は、4月16日をもって浅草~東武日光間の運用から撤退していたけど、今日(4月17日)から4月20日までの間は、浅草 19時30分発→春日部 20時04分着のきりふり283号と、浅草 21時30分発→南栗橋 22時23分着のきりふり285号で最後の運用に入る予定となっています。
このように、浅草駅で300系によるきりふり296号を撮影することが出来て良かったです。
女性専用車と6号車の表示は、300系の証であり、6号車の表示との組み合わせが見納めになります。
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東武300系301Fによるきりふり296号
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