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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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西武2000系2007Fによる台湾鉄路ラッピング電車

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8月13日は、西武新宿線の西武新宿駅の3番線で、西武鉄道の2000系の初期型編成である2007F(8両固定編成、西武鉄道×台湾鉄路管理局のラッピング電車)による急行本川越行きを撮影しました。

こちらは、西武鉄道と台湾鉄路管理局との友好協定締結2周年を記念して施されたラッピングであり、前面には、マスコットキャラクターであるLAIMO(ライモ)が、側面には、西武沿線の新宿、所沢、川越、秩父、台湾の4つのエリア(北台湾、南台湾、東台湾、中台湾)の主要観光地とLAIMOが描かれています。

2007Fの台湾ラッピング電車が運転開始されたのは、今年3月18日のことであり、本川越駅で出発式が行われた後、12時17分発の急行西武新宿行きで営業運転入りしていました。

営業運転開始当日の夜には各停にも使われていたので、高田馬場から西武新宿までと、西武新宿から中井までそれに乗っていたし。

西武鉄道が台湾鉄路管理局との友好協定が締結されたのは、一昨年3月14日のことであり、関東の大手私鉄では、西武のほか、東武鉄道や京浜急行電鉄(京急)も台湾鉄路管理局との友好協定締結されています。

今回撮影した西武新宿 19時22分発の急行本川越行きは、8両編成で、西武新宿駅を出た後、高田馬場、鷺ノ宮、上石神井、田無と、田無より先の各駅に停車してから本川越へと向かう列車となっており、東村山駅で特急小江戸35号の待ち合わせが行われていました。

東村山での乗換は階段を使うので、小江戸35号から通過駅である航空公園、新所沢、入曽、新狭山、南大塚の各駅へと向かう場合は所沢または狭山市で乗り換えたほうが階段を使わずに済みます。

本川越駅で2007Fの到着を待っていたのはその為でありました。

2000系の2007Fは、1977(昭和52)年に6両編成で導入されてから今年で40年経っていました。

西武新宿の駅ビルであるPePe(ぺぺ)や新宿プリンスホテルが出来てから3月3日で40周年を迎えていたので、2000系と同期であることが分かります。

1983(昭和58)年には、初代の2033Fの中間車が組み込まれて8両固定編成化されていました。

2000系の8両固定編成(初代2031,2033Fの中間車が組み込まれた編成)は、4編成あったけど、2005Fが廃車となったことにより、2001,2003,2007Fの3編成となっています。

2007FはLEDから方向幕に戻された編成であることも特徴であるし。

西武新宿駅は、1952(昭和27)年3月25日に高田馬場からの延長により開業した駅であり、当時新宿駅東口への乗り入れ構想があった為に仮のターミナル駅となっていました。

1964(昭和39)年に開設された新宿駅東口の駅ビルであるマイシティ(現、ルミネエスト)では、西武新宿線の乗り入れを見据えた構造となっているけど、6両編成までしか入ることが出来ないことがネックとなった為に新宿乗り入れが中止となり、1977年の改良の時に恒久的なターミナルビル駅となったのであります。

新宿乗り入れ計画と共に幻となった西武新宿~上石神井間の地下急行線(複々線化)計画では、西武新宿駅の急行線乗り場がサブナードとメトロプロムナードの中間に設けられて地下鉄丸ノ内線などへの乗換に便利な場所に出来るはずでした。

これにより、緩行線(各停)のホームと離れてしまうという問題が発生していたところであったし。


西武新宿線の路線

西武新宿~高田馬場~下落合~中井~新井薬師前~沼袋~野方~都立家政~鷺ノ宮~下井草~井荻~上井草~上石神井~東伏見~西武柳沢~田無~花小金井~小平~久米川~東村山~所沢~航空公園~新所沢~入曽~狭山市~新狭山~南大塚~本川越

準急の停車駅

西武新宿~高田馬場~鷺ノ宮~上石神井~(この区間は各駅に停車)~本川越、拝島

急行の停車駅

西武新宿~高田馬場~鷺ノ宮~上石神井~田無~(この区間は各駅に停車)~本川越、拝島

通勤急行の停車駅(平日朝の上り(本川越 7時05分と7時35分発)のみ運転

本川越→狭山市→新所沢→所沢→東村山→田無→上石神井→鷺ノ宮→高田馬場→西武新宿

特急小江戸号の停車駅

西武新宿~高田馬場~東村山~所沢~狭山市~本川越

拝島線の路線

(新宿線、西武新宿まで直通運転)←小平~萩山~小川~東大和市~玉川上水~武蔵砂川~西武立川~拝島

国分寺線の路線

国分寺~恋ヶ窪~鷹の台~小川~東村山→(新宿線、本川越または西武園まで直通運転)

西武園線の路線

東村山~西武園

多摩湖線の路線

国分寺~一橋学園~青梅街道~萩山~八坂~武蔵大和~西武遊園地

乗換駅

西武新宿 JR(山手線、中央快速線、中央・総武緩行線、埼京線、湘南新宿ライン(東海道線⇔高崎線、横須賀線⇔宇都宮線直通))、東京メトロ丸ノ内線、小田急線、京王線の新宿駅、都営大江戸線(新宿西口駅)

高田馬場 JR山手線、東京メトロ東西線

中井 都営大江戸線

小平 新宿線⇔拝島線

東村山 新宿線⇔国分寺線⇔西武園線

所沢 新宿線⇔池袋線

本川越 東武東上線(川越市駅)、JR川越線の川越駅へは徒歩5~10分程度の乗換

萩山 拝島線⇔多摩湖線、多摩湖線では直通以外は萩山駅で乗換

小川 拝島線⇔国分寺線

玉川上水 多摩モノレール線

拝島 JR(青梅線(奥多摩方面へは青梅駅で乗換)、五日市線、八高線(高崎方面へは全て高麗川駅で乗換)

国分寺 国分寺線⇔多摩湖線、JR中央快速線

西武遊園地 多摩湖線⇔山口線

都立家政駅は、1937(昭和12)年12月25日に開業した当時は、府立家政駅と呼ばれていました。

1943(昭和18)年7月1日には都政施行により都立家政駅となっていたし。

都立家政の駅名の由来は、東京府立→東京都立中野高等家政女学校の為に出来た駅であり、現在の東京都立鷺宮高等学校となった今でもその名残があります。

土休日の西武の準急や急行は、池袋線、新宿線共に8両編成が多くなるので、今回2007F単独による急行本川越行きを撮影することが出来たのであります。

本川越のPePeは、1991(平成3)年9月に開設された駅ビルであり、川越プリンスホテルも併設されています。

西武新宿線は、PePeのある駅同士を結ぶ路線であるし。

PePeは、西武新宿や本川越のほか、飯能、入間市、新横浜にもあります。

2007Fによる台湾鉄路のラッピング電車は、2019年12月まで運転される予定となっています。

このように、プラチナ・エクスプレスの川越バージョンに乗ったついでに、2007Fによる台湾鉄路のラッピング電車を撮影することが出来て良かったです。


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