
ときわ85号は、上野駅の16番線を21時15分に発車し、途中、柏、佐貫、牛久、ひたち野うしく、荒川沖に停車してから土浦へと向かう列車であり、10月14日からは、これまでのときわ87号と統合されて品川 21時15分、東京 21時23分、上野 21時30分発の勝田行き(品川まで逆延長されると共に、ひたち野うしく、荒川沖駅にも停車化される)となるので、ときわ85号の土浦行きが見納めとなってしまいます。
土浦発着の特急ときわ号は、かつて485系(旧ひたち号に使われていた車両)によって運転されていたホームライナー(おはようライナー)土浦号の名残のある列車であり、改正後は、ときわ73号(上野 18時15分発)、ときわ77号(上野 19時15分発)、ときわ52号(土浦 6時06分発)の下り2本、上り1本の3本となります。
夕方以降の上野始発のときわ号は、上野 20時15分発のときわ81号(勝田行き)を含めた3本まで減らされてしまうし。
柏駅では、東武アーバンパークライン(野田線)の60000系との並びで撮影することも出来ました。
複々線化される前の常磐線の柏駅は、相対式ホームの2面3線で、貨物列車用の中線がありました。
上野 23時12分発→勝田 1時15分着の下りの勝田行き普通列車(E531系で、全区間10両編成)は、10月14日の改正から、品川発(新橋、東京駅にも停車)となり、編成のほうも土浦まで15両編成(土浦駅で前の5両切り離し)となることで混雑が緩和されます。
このこととは限らず、E531系による品川発着の中距離電車(土浦、水戸方面)が増えることになるし。
10月14日の改正からは、高萩 5時31分→上野 7時46分着のときわ58号が、時刻の繰り下げの上で品川まで延長され、朝の通勤時間帯にも品川発着の特急が運転されるようになります。
時刻は、高萩 5時45分発、勝田 6時16分発→上野 7時57分(土休日は7時58分)、品川 8時13分(土休日は8時15分)着となり、高萩、日立エリアから東京エリアへのお出掛けにも便利になるし。
平日の朝には、勝田 6時01分発→上野 7時42分着のときわ56号が、これまでのときわ58号の勝田→上野間に近い時間に運転されるようになるけど、これまでのときわ56号(勝田 5時53分発→上野 7時34分着)が廃止されるので、下り2本、上り1本のときわ号が削減されることになります。
土休日に運転されているときわ68号(勝田 9時04分発→上野 10時23分着)は、ときわ66号として品川(10時45分着)まで延長されることにより、東京方面へのお出掛けに適した列車となるし。
上野 9時ちょうど発のひたち5号(いわき行き、途中、水戸、勝田、大甕(おおみか)、常陸多賀、日立、高萩、勿来(なこそ)、泉、湯本に停車)は、土休日のみ品川始発(品川 8時45分、東京 8時53分発)となるけど、平日は上野始発のままとなるので、上野駅では、平日は低いホーム、土休日は高いホームからの発車となるので注意が必要となります。
柏駅の西口(東武アーバンパークライン側)には、柏高島屋ステーションモールが、あり、バスターミナルも併設されています。
柏高島屋ステーションモールは、1992(平成4)年4月23日に、これまでの柏高島屋(高島屋柏店)と、柏ローズタウン(現在のS館)の統合により出来た駅ビルであり、S館、本館、新館から成っています。
新館は、これまでのりそな銀行柏支店のあった場所に建設されており、その1階には、りそな銀行の柏支店があるし。
柏駅のある柏市は、1954(昭和29)年9月1日に、柏町、土村、田中村、小金村との合併によって出来た東葛市が前身であり、その直後の同年11月15日に柏市に改称されていました。
2005(平成17)年3月28日には、東葛飾郡沼南町との編入合併により、旧、沼南町域が柏市の一部となっています。
昨年4月25日に開設されたセブンパークアリオ柏(イトーヨーカドーなどが入っているショッピングセンター)は、旧、沼南町域にあり、柏、新鎌ヶ谷、我孫子の各駅からバスに乗って行くことになります。
常磐線革命のダイヤ改正と言える10月14日の改正まであと10日となりました。
この改正では、黒磯~新白河間のE531系やキハ110系の進出も見逃せないし。
このように、柏駅でも、もうすぐなくなるときわ85号の土浦行きを撮影することが出来て良かったです。