
こちらは、11月11日に、JR東日本の尾久車両センター(東オク)で行われた、第17回みんな集まれ!ふれあい鉄道フェスティバル(ふれあい鉄道フェスティバル2017)で展示されていた、POKEMON with YOU トレイン(ポケモンウィズユートレイン)です。
ポケモンウィズユートレインは、夏休み期間を迎えていた今年7月15日にリニューアルされ、「親子でピカチュウと楽しむ列車」がコンセプトであるように、外装と内装共にポケモンのメインキャラクターであるピカチュウが描かれるようになっています。
幸せな効果をもたらす黄色い車体ということで、子供たちを幸せにする効果もあるので、今回のリニューアルは大成功であります。
明日(12月9日)と明後日(12月10日)は、常磐線の相馬~浜吉田間の運転再開1周年記念により、ポケモンウィズユートレインによる原ノ町~仙台間1往復での特別運転(原ノ町巡業)が行われることなるので、リニューアル後初めてホームである大船渡線(一ノ関~気仙沼間)以外でお客様を乗せた状態で走るのは初めてとなります。
今回の尾久のイベントでのポケモンウィズユートレインの展示では、リニューアル化後初の上京並びに遠征でありました。
常磐線での運行スケジュールは、以下の通りです。
12月9日(土) 原ノ町 10時05分発→相馬 10時35分発→仙台 11時39分着、14時12分発→相馬 15時20分着→原ノ町 15時50分着
12月10日(日) 原ノ町 10時05分発→相馬 10時35分発→仙台 11時39分着、14時08分発→相馬 15時20分着→原ノ町 15時50分着
10日の仙台発の時刻は、9日よりも4分早いので注意が必要であります。
これらの列車は、団体旅行商品である「POKEMON with YOUトレインで行く仙台への旅」の参加者が対象であり、福島県浜通り地域の南相馬市、相馬市、新地町、浪江町の子供たちを乗せて走ることになるので、子供たちが幸せな気分になれることは間違いないと思います。
もちろん、乗る人だけでなく、撮影する人にとって嬉しい列車でもあるので、有名撮影地には人が集まることになります。
昨年12月10日に常磐線の相馬~浜吉田間が復旧した時は、原ノ町、相馬~仙台間が再び鉄道で結ばれるようになったほか、小高~原ノ町~相馬間の孤立状態が解消されたという喜びもありました。
今年は、12月22日に、ポケモンウィズユートレインが運行開始5周年を迎えることになり、12月23日から来年の3月31日までの間、キャンペーンが行われ、ポケモンウィズユートレインに5周年記念ヘッドマークが付くことになります。
ポケモントレイン気仙沼号の時刻(2018年3月31日まで)
下り(気仙沼行き)
一ノ関 11時01分発→陸中松川 11時28分着、11時41分発→猊鼻渓(げいびけい) 11時44分着、11時46分発→摺沢(すりさわ) 11時55分着、12時04分発→千厩(せんまや) 12時15分着、12時23分発→折壁 12時33分着、12時37分発→気仙沼 12時51分着
上り(一ノ関行き)
気仙沼 14時37分発→折壁 14時50分着、14時56分発→千厩(せんまや) 15時06分着、15時20分発→摺沢(すりさわ) 15時30分着、15時45分発→猊鼻渓(げいびけい) 15時54分着、15時57分発→陸中松川 16時ちょうど着、16時03分発→一ノ関 16時34分着
一ノ関、摺沢、千厩、気仙沼の各駅には、スタンプ台やフォトスポットがあり、乗車の前後や停車中にポケモンキャラクターたちに囲まれながら記念撮影することも出来ます。
ポケモンウィズユートレインに(から)接続する東北新幹線は、下り はやぶさ101号 東京 7時56分発→上野 8時02分発→大宮 8時22分発→仙台 9時36分発→一ノ関 10時12分着
上り はやぶさ108号 一ノ関 16時48分発→仙台 17時19分着→大宮 18時30分着→上野 18時50分着→東京 18時56分着
どちらも全席指定で、はやぶさ101号は、E5系+E6系の17両編成、はやぶさ103号は、E5系単独の10両編成で運転されます。
ポケモンウィズユートレインに乗車する時には、アテンダントによるお出迎えサービスがあり、乗車記念品(お子様へのプレゼント)として、おもいでノート、缶バッジ(下りと上りでデザインが異なる)、記念乗車証を貰うことが出来、5周年記念キャンペーン期間には、オリジナルグッズ(クリアファイルとシール)、12月23日から25日のクリスマス期間には、オリジナルグッズに加え、ピカチュウサンバイザーのクリスマスバージョンも貰うことも出来るようになります。
おもいでノートには、スタンプの押印欄(おすところ)があり、一ノ関、摺沢(すりさわ)、千厩(せんまや)、気仙沼の各駅のスタンプを押すことも出来るので、その名の通りのおもいでノートであることが分かります。
気仙沼では、気仙沼復興応援スタンプラリーが行われており、気仙沼市内にある6ヶ所のスタンプのうち、2ヶ所以上のスタンプを集めれば、ポケモンウィズユートレインのペーパークラフトを貰えます。
ポケモンウィズユートレインの1号車(気仙沼寄りの車両)は、コミュニケーションシート車両(ピカチュウがイメージされた内装で座席定員46名)、2号車(一ノ関寄りの車両)は、プレイルーム車両(定員に含まれないフリースペースから成っており、お子様たちに嬉しいプレイルームには、運転台や機関室のモックアップ、寝そべりピカチュウがあるので、ピカチュウと一緒に遊ぼうというコンセプトがあります。
12月16日から3月31日までのポケモントレイン気仙沼号の運転日は、12月16,17,23~30日、1月2~8,13,14,20,21,27,28日、2月3,4,10~12,17,18,24,25日、3月3,4,10,11,17,18,21~31日
4月から6月までの運転日は、来年1月下旬に発表される予定となっています。
ポケモントレイン気仙沼号は、全席指定(46席)で、乗車券のほか、座席指定券(大人 520円、小児 260円)が必要であり、幼児が1人で指定席を使う場合には、指定券と乗車券の両方が必要となります。
今年は、3月20日に友人と気仙沼に行った時に、気仙沼駅で、リニューアル前のポケモンウィズユートレインを撮影した(最初で最後の撮影だった)という喜びがあったことを思い出しました。
尾久でのイベントでは、ポケモンウィズユートレインの車内見物が事前応募制で、当選した人でないと入れなかった為に、車内に入ることが出来なかったのが残念であったけど、外観を撮影出来たことで充分だと思っています。
ポケモンと言えば、昨年スマホアプリであるPokemon GO(ポケモンGO)が配信されたことで話題になっているけど、自分(しゃもじ)はやらないことにしています。
今年11月21日には、ポケモンとの関連企業である任天堂(Nintendo)のスマホアプリである「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が配信されたことで話題になっているけど、自分(しゃもじ)もダウンロードしました。
任天堂(Nintendo)は、1983(昭和58)年7月15日に、元祖ファミコンことファミリーコンピューターが発売されたことにより知名度が上がっています。
POKEMON with YOU(ポケモンウィズユー)とは、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災で被災していた子供たちに笑顔を届けるポケモンによるプロジェクトであり、ポケモンはいつもキミといっしょという言葉がスローガンとなっています。
前面の種別表示(種車のキハ100系と同じ)は、キハ100-1号車が快速スーパードラゴン、キハ100-3号車が快速きたかみの表示となっていました。
前者の快速スーパードラゴン号は、2013(平成25)年3月15日まで大船渡線(一ノ関~気仙沼間、震災前は一ノ関~盛間)で、後者の快速きたかみ号は、1999(平成11)年12月3日まで北上線(北上~横手間)で実際にキハ100系によって運転されていた列車であり、これらの表示とポケモンウィズユートレインの組み合わせはとても貴重であります。
北上線の快速は、今年3月4日に矢美津、平石、小松川の各駅通過の無名の快速として復活していました。
このように、尾久車両センターで、上京してきたポケモンウィズユートレインを撮影することや、明日から始まる原ノ町巡業に合わせて話題にすることが出来て良かったです。